桃木綿 "過去を売る男" 2026年4月24日

桃木綿
桃木綿
@momomomen
2026年4月24日
過去を売る男
過去を売る男
ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ,
木下眞穂
現代アフリカ文学。 舞台は内戦終結後のアンゴラ、主人公はアルビノの黒人の男、語り手はヤモリ(人間だった前世の記憶がある)。 文学的な教養とアンゴラに根ざしている卑近な感覚と、前世の思い出や夢や創造された過去のような夢幻とを行ったり来たりする語り口で、露悪でない程度に痛ましく、情景描写と比喩の多い文体は美しかった。 が、私にはちょっと、私の方が役者不足だったな〜!圧倒的に、私に知識教養が足りず2割くらいしか味わえてないんだろうなーという歯痒さがある。 例えばアンゴラ内戦と旧ソ連共産主義の関係の知識,ボルヘスやカフカを読んできた教養がある人…なら…もっと堪能できたはず…!!
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