じょるじゅ "無限論の教室" 2026年4月24日

無限論の教室
無限論の教室
野矢茂樹
拝読しました。めちゃくちゃ面白かった…! 「分かるような、分からないような…」と思いつつも、魅力的な登場人物たちの掛け合いに、のめり込むようにページをめくっていたのですが、第九週でラッセルのパラドックスが登場してから「ああ!」となりました(直前に野矢先生の別の著作を拝読していたからであり、私自身は数学めちゃくちゃ苦手です)。 そして、そのままの勢いで読みきりまして、読後感としては私も主人公くんと同じく「(つまりこういうことか)という気持ちと、(つまりどういうことなんだ)という気持ちが交錯し」たのですが、「哲学=形而上学」という潜在的な観念を良い意味で打ち砕いていただけたと思っております。 無限というものをどう捉えるかは見方によって全く異なるわけですから、“数学(というか自然科学)が絶対的”という先入見が、自分の中の無意識下に蔓延っていないか、疑いの目を向けていかないとな、と感じました。
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