
本読みねこ
@neco-
2026年4月16日
争いばかりの人間たちへ
山極壽一
読み終わった
ゴリラは4年に1度しか出産しないって知らなかったな。
いつだったかNHKでやっていた「ゴリラから見る暴力と戦争の起源」というのを見た(たぶん2021年。年は書いていないが10/25という日付のメモが残っていた)。そこに出ていたのが著者。
とても興味深くてこの人の書いたものを読んでみよう、なんて思って光陰矢の如し。
(いしいしんじさんの作品の中でゴリラと相撲をとる著者は見たものの)
「言葉」=情報を伝えるもの、すなわちそれは「共感」を暴力化させてしまうと番組では語られていて、まさにそのことについてもこの本に書かれている。
やたらと同じことばかり書いているなと思ったら、いろいろなところに載った文章をまとめた1冊だった(今度は1つのまとまったものも読みたい)。
「同じこと」というのは、きっとそれが重要だから何度も語られるのでしょうね。第3章のなかの「美徳と道徳の違いを超えて」の考えはなるほど、となった。
ゴリラについてもっと知りたくなったし、人間というものの愚かな(愚かだと思われる)部分を是正するのに役立つ知識がそこにはきっとあると思う。