朔良 "一九八四年(新訳版)" 2026年4月21日

朔良
@salurasalut
2026年4月21日
一九八四年(新訳版)
一九八四年(新訳版)
ジョージ・オーウェル,
高橋和久
多種多様な本に引用される有名なディストピア小説なので、いつか読まなきゃと思っていた。先日Audibleで見つけ、これを機にようやく手を出すことに。 ストーリーより世界観に惹かれて読み進めたが、いちばん面白かったのは巻末付録の人工言語ニュースピークの解説だ。押し付けられた思想に侵食されていっても、言葉を制限することで抵抗できないようにする——そのシステムが淡々と、学術論文のように説明されている。その温度のなさが、じわじわとぞくっとくる。 こんな社会はどうやって滅ぶのだろう、と現実のことのように考えてしまう。フィクションのはずなのに、どこか他人事に思えない。
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