K野 "大きな鳥にさらわれないよう" 2026年4月24日

K野
K野
@knocano
2026年4月24日
大きな鳥にさらわれないよう
壊滅的に人口の減ったいつかの世界。 おなじ「私」たちの集落。「見守り」と呼ばれる存在。集落のものを育てる「母たち」。 100年、1000年と積み重ねるときの中で訪れる進化、崩壊、やり直したはずがまた同じ道筋を辿る人類と、それを諦観を持って見つめる存在… 様々な視点から終末の世界を描く連作短編集。 「そのうち借りる」のリストから選んだけどどうして読もうと思っていたのか完全に忘れて読み始めたので最初の話を読んだ時は「??」となり、二本目で「…哲学?」となり三本目くらいから一つの世界をいろんな視点で描くディストピアものか…と気付いた。 多分国際ブッカー賞の候補で話題になった時にリストに入れてたんですね。 正直結構難解で最初はかなりとっつき悪かったし、話を跨いで同じ人(またはその名を継いで行ったずっと先の同じ存在)が出てくることに気づいてメモを取りながら最初から読み直したりもしたけど理解出来たのかどうかは…。 ずっと物悲しくて不穏で辛い気持ちになってしまった。 人がもう一度この世界で人口を増やして生きていくために色んなことをしているのに、だめになる理由は「自分と違うものを認められない」ことだったり宗教の対立だったりするのが今の状況で読むのはキツすぎた。 もっと自分も世界も平和な時に読んだら神話のように感じられたのかもしれない
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