しゅなうざー "生きる言葉 (新潮新書 10..." 2026年5月1日

生きる言葉 (新潮新書 1083)
子育ての話が面白い。子どもが言葉や文字を覚えていく過程を近くで見られるのは素敵だなと思った。パン短歌いい。 「時間がなくなる」「賞味期限が切れた」の比喩表現になんで??となる様子にハッとさせられる。 あと花さき山の話も素敵。友達が牛乳をこぼして泣いてしまったとき一緒に拭いてあげたから「たくみんのはねえ、白い花」 "ゲームはおやつ"から自分がマリオだという例えているところに感心してしまった 携帯禁止の寮に住む息子に中高6年間毎日葉書を書いていたのには驚いたし感動した。「他愛ない内容でも、他愛ないことを伝えたい相手としていつでもおまえのことを思っているよ、というサインにはなる。」 初めて覚えたカタカナが「ドラ」のワンセットだったのも興味深い。 "つかうほど増えてゆくもの かけるほど子が育つもの 答えは言葉" クソリプ予防と「家電の話す言葉」を絡めていたのも面白かった。 "はにかみと思いやりのずらし話法"で愛の不時着を熱く語っているので、だいぶ前に挫折したけど再チャレンジしようと思った。 マルハラに関して、「どういう場なのかの認識の違い」「普段着で挨拶しに来たつもりが、年上の人がスーツ姿で現れたら、居心地が悪いし、なんだか自分の服装をのがめられたような気持になる。無言の圧力…それがハラスメントと感じられるのではないだろうか」とたとえていて本当これ!!!と思った。すごい。 言い切りの話でも〜させていただきますとか〜いただこうと思います、「とか弁」などたしかに婉曲多くてまどろっこしいと自分でも思っていたけど、「会議を始めます。(キッパリ!文句あっか?)」の文句あっか?まで出るのが本当面白い。 "基本、言葉は、世界と一対一で対応しているのではなくて、ざっくりした目印だた知っておくといいと思う。" 言語化すごい!とか伝えるの上手!と思う人ほどこういうことをいうなあ〜と思った。 "「仮に寂しさとよばれているものは、言語より出自がはるかに古いから、基本的に命名不可能」" 「朝ごはんを食べましたか?」と聞かれた場合に午前と午後では答え方が変わるというのが言われて見ればで面白かった。 午前「食べていません」 午後「食べませんでした」 母語の無意識の使い分けって本当にすごい。
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