Sanae "「なむ」の来歴" 2026年4月25日

Sanae
Sanae
@sanaemizushima
2026年4月25日
「なむ」の来歴
「なむ」の来歴
斎藤真理子
やっぱり斎藤真理子さんから教えてもらうことは多いなぁと思う。 韓国により関心を持つようになったのは著者の影響が本当に大きい。 「韓国は伝統的に、武より文が重んじられる国だ。だから、『言葉とは正しいことを言うためにある』という建前が強い。したがって、どの階層も正論を正論として堂々と展開する。」(p101) 近くなのに知らないこと。言葉を生業にしている斎藤さんだからわかることがたくさんあって、刺激をもらう。 「『実現不能なことを言っても無意味かもしれないが』といった卑屈さ、無力さはもちろんあるのだろうが、それで黙るというわけではない」(p101) 韓国文学を読んでいてそれはよく感じる。 わたしが韓国文学で印象に残っている登場人物は、私たち日本人と同じように人目を気にするけれど、弱さは弱さと受け入れて、いろんなことがあっても正しいことを言う人たち、そして行動する人たちだった。 だからわたしは斎藤さん訳の文学が好きで読んでいるんだなと気づく。 沖縄の話、子育ての話、心に沁みるエッセイがたくさんで穏やかな読書時間だった。
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