瀬戸内
@setouchi
1900年1月1日
未館成の殺人
信国遥
読み終わった
紹介
新たな館ミステリー。
十角館の殺人など館ミステリーが好きな人ほどあれこれ考え、最終的な着地点に唸ってしまう。
そんな小説。
ある建築家が孤島に館を建て、未完成のまま失踪した。
そのルポを書くことを依頼された大学のミス研のメンバーは一泊二日の現地取材に行くも、その孤島で……。
というどこかの十角館を彷彿とさせる始まり。
しかし、皆の推理が披露されていくに従って、まぁその可能性はあるなぁ…という納得感を出しつつ
最後は着地点が綺麗だった印象。
大学生達が登場するわりに派手さはなく、どちらかというと雰囲気は硬派。
それでいて技巧が凝っている、丁寧なミステリー。
渋いものの、館ミステリ好きさんにはおすすめ。
表紙がなんとなく少し昔の小説の表紙感があって、そこが損をしているような気がしないでもない。
書店で何となく手にとって読んでみたが楽しかった。
