
彩
@aya_toto
2026年4月25日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
面白いんはずなんだけど、面白くない笑
真面目な作家さんだな〜、という印象。
こんなに話題になってるんだから、とんでもなく面白いのかと思ってたんだけど、
実際はとても優等生的な、現代の事象と問題を余すところなく、
大変綺麗な形で小説にトレースした、卒業論文みたい。
ああ、こことここを繋げたいんだな、こことここは対比させたいよね、という構造が
とてもよく見えて、勉強してるな〜、研究してるな〜、という印象。
オープンエンドにするところも、本当に小説の教科書通り。
推し活、MBTI、自分自身を余すことなく消費、ファンダム心理、仕掛ける側、仕掛けられる側、メガチャーチ理論、
参考文献はさぞ多いことだろう。
こんなによく作られた文学なのに、イマイチ面白くなりきらないのは、作者がこの物語という世界に入りきってないからだと思う。
お祭りで踊るひとの感じる面白さに、傍観者が絶対に辿りつけないように、
(踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々理論)
この小説という物語に、作者自身が踊ってない気がして、惜しい!という感じでした。








