
断片
@tundoku1219
2026年4月25日
フロイトの灯
西見奈子
読み終わった
2026.4.25 読了
初台 フヅクエにて。
ケアを受けることは子どもたちが持つ当然の権利であるが、目立たない多くの労力と配慮が必要とされるものである。いつかどこかで彼らが、大人たちがおこなっていたケアの存在に気づくことは、両親を認め、万能ではない子どもの自分を受け入れることにつながることだろう。
ここにあるのは、自分を暗闇に置き去りにしないように、誰が灯りをつけてくれていたかという問いである。それは盲目のままにさまようエディプスにならないための問いなのである。
p247