かな
@libroyomu
2026年4月25日

活きる
余華,
飯塚容
読み終わった
映画を見たことがあり、たまたま図書館で見つけたので原作を読んでみようと。映画も面白かったが、小説も面白く1日で読み終えた。
映画では、1940年代以降の国民党ないし共産党が主導する様々な出来事に主人公が翻弄され、やるせない、そんな気持ちになった。(中国の歴史、政策的な面を意識しすぎて映画を見たような気もする)
が、小説では日々の暮らしや家族・周りの人間との描写が丁寧に描かれているし、周りの人が次々に亡くなっても主人公は生きていく。決して強いエネルギーを持っているわけではないけど、日々を暮らしていく、そんな印象だった。解説にも原題「活着(生きていく)」についての指摘があった。
映画ではその時々の政策が悪いがために散々な目に遭う、という印象が強かったが、小説ではその側面は弱く感じた。(小説では主人公は農民でかなり苦労したのだが)
