豆腐ゆで太郎 "熟柿 (角川書店単行本)" 2026年4月26日

熟柿 (角川書店単行本)
話が暗すぎる、重苦しくないと文学じゃないってやつ?とか、こんだけをひっくりかえすって何が起こる?とか私が浅かった。この本は陳腐なエンタメではないのです。 私たち小市民の日常を書き起こしたら、嫌なこと不幸なことの方が多くて、逆転ホームランみたいな幸せはないのに、転落のきっかけはそこかしこにある。 そのことをこれでもかと見せられていたのに、終盤の明るい希望はなんなんでしょう。 本当に読んで良かった作品です。 叔母の神経質さや柿好きも何か伏線かと思ったのですが分からなかったです。 フェリーの中で最高の物語を読んで、いろんな人の感想を読み漁る幸せな日曜日。
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