熟柿 (角川書店単行本)

475件の記録
ちまにゃん@pimaiscute2026年5月27日読み終わったまだまだこれからendでとても好み。主人公が成長する過程や息子や土井さんとの付き合い方はタイトルそのものを表していた。人との縁や時間について考える機会になった。

- やはた愛@aiainstein2026年5月23日読み終わった書店に立ち寄った際に、サイン本がラスト1冊というポップについ目がいってしまい、ミーハーかなと思いながら購入。 感情移入できる主人公ではなかった。 むしろ苦手というか、境遇など同情の余地はあるがどこか他人事というかわざとらしく狂っているようにみせる様子にイライラするところも。 それでも時系列にこだわった構成のおかげで最後まで惹きつけられながら読むことができた。 息子や土居さんの描写が男性が書いた小説だなと思った。
- とよんちこ@toyochin2026年5月22日読み終わったこれを読んだあと、インパクトをしばらく引きずるレベルで強烈な小説だった。 なんでこんなに上手くいかないの?ってくらい主人公の行動がすべて悪い方向に行く。歳も性別も何もかも違うはずの主人公に異様に感情移入してしまうのは、悪いことのビジョンが明確に想像できてしまうからだろうか。 文章のほどよい硬さと真っ白な表紙など、無骨な印象がより没入感を高めた。 ここ最近で一番の傑作。ただし二度と読みたくないほどに読んでる最中胃が痛い。
どすこいサンシャイン@tamiken08232026年5月17日読み終わったじゅうぶん読んだ轢逃げを起こし、服役中に出産、生き別れになった子供を持つ1人の女性。 子供に会いたい衝動が空回りしていく。 思うようにならない女性の人生。 悲惨で読みながら心が沈んでいきそうになる。 物語の中で出てくる「熟柿」。 言葉の意味を知ると、女性の人生そのもの。
たま子@tama_co_co2026年5月16日読み終わったただひたすらに労働し時間が過ぎる毎日のなかで、あらかじめ自分の未来に同情しながら生きる人生のなんと長いことか。でもその時間の先でその長い苦しみを帳消しにするほどの光が待っていることもあるのかもしれない。 気長に待つことと、別の選択肢があるかもしれないと求め動くこと。そのどちらも希望をもち誰かを信じた先にある行動なのだと考えると、かおりさんはもうすこし自分のために生きてもよいし、はじめから本当はこうしたいともっと主張してもよかったのだ。簡単ではないし、とても根気がいるし、その結果誰かを傷つけるかもしれないけど、罪をつぐなうことと自分を蔑ろにすることは同じではないし、誰かの未来にとって何が最善かなんて到底推しはかれるものではないのだから。『BUTTER』の「自分を粗末にすることは、誰かに怒りをぶつけていることだと思うから。」という文章を思い出す。子は親に幸せであってほしいし、子に依存せず自ら希望を見つけてほしいはずだと思うのは、経験からか。 「見て見ぬふりはできません」p110 そう言ったくじゅうろさんの言葉に、この本のすべての切実なものがつまっている。目を背けたい過ちも、誰かのSOSも、自分の本当のきもちも、向けられた誠実な好意も。









たま子@tama_co_co2026年5月15日読んでる読書日記毎日日記朝はじめに見る風景は、お腹にドシドシのってきて顔をテシテシ叩いてくるシピの顔のドアップ。レンジで温めた豆乳にきなこ、黒ごま、はちみつを入れて飲みながら『熟柿』のつづきを読む。かおりはぐるぐるうじうじと考え、行動しては空回り、挫けて起きる気力もなくまたぐるぐる考えている。この一連に読みながら苛立ってしまうのは、すくなからず自分にもそういうときがあるからなのだろう。午前中リズムよく制作できたので久しぶりに休憩時間が取れるとなり、うきうきした気分でブラッターチーズをごはんにのせ、ナンプラー、黒胡椒、レモン、ネギをかけて、アニメ『Dr.STONE』4期のつづきを観ながら食べる。そのあと『熟柿』のつづき。夜、イタリアンバルで食べたポルチーニ茸のチーズリゾットがめちゃくちゃおいしかった。会計前にサービスでアイスコーヒーかソフトクリームが選べるのも嬉しく、カウンター席にすわる男性2人が並んでソフトクリームを頬張る姿がなんともかわいらしかった。夜にスーツとソフトクリームのコントラスト。アイスコーヒーを飲みながら一駅歩いて帰る。










たま子@tama_co_co2026年5月14日読み始めた読書日記毎日日記昨夜から『熟柿』を読みはじめる。コーヒーパワーで久しぶりに夜更かしできて、本を読むほどにぐんぐん元気になった。その元気さとは裏腹に『塾柿』はなかなかの重みではじまり、でもそれはそうとして、やっぱり物語を読むこと自体がたまらなくよかった。そしてこれも昨夜寝る直前に読んだ『問題な王子様』の最新話があまりによく、朝からもう一度読む。ビョルンとエルナがやっとやっと素直になれた雪の降るバフォードの夜。互いのくるしい叫びがこちらにも押し寄せて、もうこれ以上はすれ違いに耐えられない……はやく幸せになってくれ……来週の木曜日更新が待ち遠しい。夜ごはん、豚肉と茄子のとろとろ蒸、豆腐のチョレギサラダ、昨日の残り味噌汁。









ぬぬ@kettouchi_hikuku2026年5月12日読み終わった罪を償ったのにここまで社会から追い詰められてしまうの?という部分と、言うてこの人元受刑者だもんな……的な部分が交互にくる話だった 好みではないけど丁寧な物語 元夫とのわだかまりとか、どんなに事実を確認しようにもハッキリできなくてもうどうにもならない部分があっても、人生は進むし時間は流れてくれるんだ という終わり方が良かった- hal@halo_o2026年5月11日読み始めたプロジェクト・ヘイル・メアリーに疲れたから休憩。紙の読書久々で最初読めないかも!と思ったけどすぐ馴染んできた。これと「ありか」が一緒に本屋大賞に並んでんのグロくないですか?

みすず@yomimasu2026年5月10日読み終わった図書館本熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと。その気長を描いた物語だった。だから時機が来た描写は一瞬なんだな。 どんなに離れても、子を思う母ってすごい。母性というのか。父親にはない、自分が命懸けで産んだ子への母親の思いって並ではないよな。 拓に会って、拓の着ているフードのヨレを直したがるかおり、そうだよね母親ならそうしたいよね、私の母なら直してくれたな、と思い、離れていたとしても母は母としてそこに居ようとするのだなと感じた。 晴子伯母さんの存在はなんだったのだろうか。 身寄りの無くなったかおりの引き取り手に名をあげたけど無視されたことが、かおりと子が離れ離れになることの伏線(という程でもないか)なのだろうか? 久住呂さん親子好きだ
894@8ha9ku4shi2026年5月9日読み終わった妊娠中に轢き逃げ事故を起こしてしまい、服役中に産まれた子供と引き離されてしまった主人公のかおりの心情や言動が痛いほど理解できた。勿論轢き逃げは決して許されることではないけれども。 タイトルでもある「熟柿」という言葉と存在が、一貫してこの物語の根幹にあることに小説というものの美しさを感じた! 1ヶ月強かけてゆっくりと読了。
- さゆり@syaruuuuunnnnn2026年5月9日読み終わった生活が続いている。なにをしても、なにが起きても、生活を繰り返していかなければならない。 ひとつのために全てを投げ捨てることはできなくて、日常を繰り返す先でいつか救われる。 読み終えて、呆然としつつも胸の奥深くにずっと残って、ひっそりと軸として支え続けてくれるような作品だった。

Anna福@reads--2503092026年5月9日読み終わった読み進めるほど疲弊した。 それでもやめられなかった。 主人公かおりのあのひとつの選択、動くほど思いとは離れていく人生、何度も反芻される後悔が、自分の「あの時」「この時」とも重なって消耗した。 起こらなかった未来を想像してもどうしようもないと分かっていても止められない。 でも別の選択がベストな未来とは限らない。 回り道であっても、「物事の成就には適した時期がある」…その言葉が静かに響いた。 最後に、運転は本当に気をつけようと痛感した。




- 本飲む外科医@honyomudr2026年5月7日読み終わった2026年読了本2026/5読了本熟柿: 熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時期が来るのを待つこと ひき逃げをしてしまった妊婦さんが子供と別れ、子供を想いながらその後の生活を営んでいくお話し。 初めからなんとなく起こった事実に予想はついたけど 事実より、そこに至るまでに前科者である主人公が色んなことに巻き込まれて、いろんなことを考えて生きていく過程を観れるのがとても面白かった。 ただそれが変わり映えしないというか、住処をころころ変えないといけなくなったり、人と上手く行かなすぎて、飽きてしまい時間をかけて読んだ。 おすすめ🌟🌟🌟 読みやすさ🌟🌟🌟 向いてる人 子育てをしたことのある人、ゆっくりとした流れのある本に抵抗がない人
kasu.@11uyksm2026年5月7日読み終わった聴き終わったオーディブル**************** 2026年本屋大賞2位! 第20回中央公論文芸賞 受賞 本の雑誌が選ぶ2025年度上半期 ベスト10 1位 激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。 出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。 自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。 『鳩の撃退法』(山田風太郎賞受賞)『月の満ち欠け』(直木賞受賞)著者による最新長編小説。 ***************** 😡登場からずっとつるこに腹が立つ。出てくるたびに『つるこ💢』の気持ち。 🚗子供に会いに行くのを許されないのは当然だと思っていたけれど、途中から『じゃあ元夫があの日、お酒を飲まずに運転して帰れば良かったんじゃないの?妊婦に長時間運転させといて、自分は酒飲んでガースカ寝てるだけって無責任すぎないか?』と引っかかった。 確かに事故後の行動は良くなかったにせよ同乗者として、夫として、無責任な気がして気の毒になってきてしまった。 💰大阪での出来事は本当に腹立たしい。 唯一、店長がまともな人間で良かったけど。 このお話、変な人しか出てこなくないか…? 🗣️夫が口を滑らせた。本当に最悪。最後にはちゃんと報われるんだよね…? 🔚最後は一応明るめな感じで終わったけど、個人的には最初から最後までずっとモヤモヤ。登場人物ほとんど嫌い。割としんどいお話だった。
natsuki@naaaa_3132026年5月6日読み終わった借りてきた@ 自宅ずっと気になっていてやっと読了。 装丁がシンプルでネタバレも何も見ず聞かずで挑んだから想定外の話で驚き。 怒りが沸き立つ場面や母は偉大だと改めて思う場面があり読み応えがかなりあった。 熟柿というタイトルの意味がわかった瞬間に鳥肌となるほど、、、という感情が湧き上がった。 はあ、読んで良かった。
ayumi@a__27062026年5月3日読み終わった轢き逃げ事件を起こし、服役中に息子を出産したかおり。息子への想いを抱えながら西へ西へと流れていき、やがて過去にまつわるある秘密が明らかになる。 物凄くドラマチックなことが起こるわけではなく、淡々とかおりの生活と心情が描かれていて、派手さがない分、より迫力のようなものを感じた。 熟柿の意味を知った時、泣きそうになった。

夕つけ@niwatori7772026年5月1日読み終わった轢き逃げをきっかけにすべてを失い、獄中出産で生まれた息子の拓と離れて生きることになったかおりの、長く重い時間の物語。タイミングの悪さと過去の罪に翻弄され続けながらも、「いつか会える日」を想像するしかできないのが辛い。 派手な展開はないが終始苦しく、それでも読後感は不思議に爽やか。タイパを重視するこの世の中で、「その時」がくるまでじっと待つ、そして、いつかは「その時」がくるよ、という希望を示してくれる物語だった。拓にもいつか、かおりが遺したノートや拓に宛てた手紙(心の中のも含めて)を読んで欲しいと思う。

夕つけ@niwatori7772026年4月29日買った読み始めた本屋大賞、どれも魅力的だけど、全部は読めないのでまずは刺さったあらすじのこちらから読んでみようと思います。楽しみだな。ハッピーエンドでありますように。
豆腐ゆで太郎@tofu_yudete2026年4月26日読み終わった@ 秋田フェリーターミナル話が暗すぎる、重苦しくないと文学じゃないってやつ?とか、こんだけをひっくりかえす喜劇って何が起こる?とか、ぜんぶ私が浅かった。 これはそんな陳腐なものではない。 我々小市民の日常を書き起こしたら、嫌なこと不幸なことの方が多い。 半年や一年なんてあっという間に過ぎる。淡い期待は大体裏切られる。 逆転ホームランみたいな幸せはないのに、転落のきっかけはそこかしこにある。 それでも本当に小さな支えで生きていける。強がりじゃなくて本当にそういうもの。 急いて招いた不幸と、忍耐がもたらした幸福と、その話だった。 叔母の神経質さや柿好きも何か伏線かと思ったのですがまだ検討つかず。 フェリーの中で最高の物語を読んで、いろんな人の感想を読み漁る幸せな日曜日。


おでんち@odenchi2026年4月22日読み終わった間違いを犯してしまった女性が獄中で生んだ息子のことを思い会いたいと願いながら必死に生きていく 息子会いたさで起こした幼稚園事件も入学式事件も結局ただの一目も見ることもできずなんて不幸なんだと思った いろいろな理由で仕事も長く続けられず各地を転々としながらただひたすら働く姿は読んでるこっちが辛かった でもその時々で割といい人に恵まれてたのでよかった斉藤さん以外はw 熟柿という言葉は初めて知りました 機が熟したということになるのかな
chilly@chirirurirariru2026年4月21日読み終わった友人がおすすめしてくれたので購入 轢き逃げ事件を起こしたというだけでも結構衝撃なのに、それでも働かないといけないし、うまく行ったと思ったら裏切られたり償ったはずの過去の事件のせいで転職しないといけなかったり…しまいにはこのままただ働くのには限界があるからより勉強しないと、なんて。 時間は本当に止まることはないんだなと知らしめられた気がした。 あの子のために、あの人のためにと他人を想いやるからこそ人間は自分勝手なんだなと思った。 悲しくて切ないのにあたたかい話でもあって不思議な読後感でした。
- トーモ@take_05162026年4月17日読み終わったあまり主人公に共感できなかったのは私がまだ若いから?かもしれない。 主人公の元夫に関してモヤモヤしていたけど、結末は主人公にとっていい方に行ったので良かったと思う。


ぱるすぴこ@k07110622026年4月14日読み終わった晴子伯母さんの葬儀の帰り道、大雨だった 警察官である夫は酔い潰れて助手席で寝ており、私が運転していた 田舎の遅い時間、交通量も少なく誰もいない だが、急に視覚から老婆が現れ衝突してしまった 何かにぶつかった感覚はあったが、誰もいなかったのだから人ではなく見間違いかもしれない きっとそうだ、と納得させた時、夫が目を覚ます 私は何を撥ねたのか確認をせず車発進させた そうして当時妊娠中だった私は、殺人と轢き逃げの罪を背負い、獄中で息子を出産することとなった その後、離婚届に同意し、息子と会えない空虚な日々を過ごす ------------------------ 主人公のかおり視点で紡がれる、贖罪と葛藤の物語 別れた夫から放たれた「母親が殺人犯なのと、死んだのと、どっちの方が息子の今後の人生にとっていいか考えろ」という台詞により、死んだ母親として息子に合わない人生を選んだかおり だけど会いたい、知りたい、話したい だけど怖い、嫌われたくない、苦しめたくない ストーリーに奥行きをもたせた読後感も秀逸で、唯一無二の作品だった



旅するかたつむり@s130r672026年4月13日読み始めた読み終わった借りてきた冒頭の晴子伯母さんの熟柿に対する強烈な印象が、罪を重ねる度に記憶が朧げでゆっくりゆっくりと壊れていくかのような かおりと重なっていって読み進める度に怖かった‥。 終盤、熟柿に対する印象をうまく誘導されて、この作品に、かおりに、僅かでも光を感じられたことがよかったです。
バナナカプチーノ@bananacappuccino2026年4月13日読み終わった前作『冬に子供が生まれる』が個人的にはさっぱり理解できなかったけど、御歳70歳越えにして今年の本屋大賞で朝井くんに続く2位のこちらの作品、素晴らしかったです!女性を主人公に、とにかく過酷な人生だけどここまで細やかな心情を描くとはさすが。主人公の元ダンナがちょっとどうしようもないヤツでしたね…。息子とのシーンには泣けた
*まぐ*@magu_chang2026年4月12日読み終わった普通の幸せな日常が一つの事をきっかけに崩れ、罪を背負いながら日々を過ごしていく主人公かおり。16年間という年月を淡々と生きていく中で誰かと自分を信じ、裏切られ、支えられ、支えていく日々、そして罪を償うかのように生きていくかおりを苦しく感じながらもただただ彼女の幸せを願いながら読み進めた。静かにさざなみのような感情が湧いてくる作品だった。



mizuki@mizukikometa2026年4月12日読み終わった2日で読了。 主人公がしたことは決して許されることではないし、子どもへの思いもどこか一方的な気がしないでもない。 でも十月十日お腹で育てた子を一目見たいと思うのは、そんなに許されないことなんだろうか? 罪と全く関係のないところで理不尽な目に遭うのは、仕方がないことなんだろうか? 熟柿。 物事の成就に適した時期があるのだとしても、あまりにもままならない、報われない、遣る瀬無い。

り@rior10382026年4月12日読み終わった@ ファミレス本屋大賞ノミネート作完走企画第7弾 目まぐるしい忙しさにかまけていたら、発表されてしまった!笑 ここ最近では1番読めたかなあ📚 初っ端から苦しい。ずっとかおりさんの人生を一緒に伴走している気持ちだった。 我が子に再会したいあまり、びっくりな行動もするけれど、ただただ人生は続くし生活は待ってくれない。しんどい。 時だけがどんどん流れて、終盤、一気読みした。 幸せとまでは言えないけれど(どうなんだろう?)、光がさした気がする。 帯に惹かれて手に取って、タイトルの熟柿の意味を感じて、じっくりした読書体験をしたと思う! 個人的には真っ白なカバーをめくってあらわれる、鮮やかなオレンジの地とスピンがタイトル通りで好き。






そら@chiaki91y2026年4月10日読み終わった本屋大賞ノミネート作品だったので。 過去の過ちを償った後の人生、各章の終わりごとにあり得そうな不幸な出来事が起きて終わるので心が痛くてしょうがなかった。 でも何とか読み進められたのは、この本のタイトル『熟柿』だからなんだよね。熟した甘い蜜が待ってるかもしれないという気持ちがあったから。 本当に最後に希望が見えるエンドで良かった。一番甘い甘いタイミングの数時間だけ切り取られてるのが本当に良かった。 久住呂さん親子が良かったなぁ。娘の「ひそかに」が可愛すぎるし、お母さんの各方面に真剣に向き合ってるところが好き。 元旦那が打ち明けるシーン、キツかったな。 どちらの立場であってもどちらの考えもわかる。 個人的にはこれが大賞取って欲しかったな。インザメガも好きだけどさ。





noirlog@noirlog2026年4月7日読み終わったaudible主人公にイライラした。 轢き逃げした罪は忘れた事ない!っていう割には被害者に対しての具体的な言葉は出てこないみたいだし、ひいたこと自体はいいけど逃げた事だけが悪くて息子にも言えない、恥ずかしい…という意識で。 轢かれたおばあちゃんは路上に居たのかな、それにしてもケータイに気を取られてたんだから運転者の過失だろ、、と思う。 車運転するなら人殺す可能性があることを忘れないで欲しい。 途中の息子への手紙の、「〜してあげられなくてごめんね」の部分は、してあげられなくてごめんじゃなくて単にお前がやりたかった事だろ!!とまたイライラ。子どもの子どもの頃なんて可愛いに決まっとる。 継母はタクにも自分の子にも分け隔てなく接してるらしいと言われていて、それなのにタクは産みの母親に会いたがって内緒で会ってしまうくらい、子どもって思い通りにならなくて、期待を裏切る事たくさんするのに。 それともタクは、母親が違う弟がいる事で疎外感があるからなんか継母に対してありがたがらない雰囲気なのか…。 暁星をオーディブルで聞いた時も、「えっ、犯罪をしたよね?なぜに感動っぽい雰囲気なの?許されなくないか?」って思ったから、オーディブルじゃなくて紙で読んでたらまた感情が変わるのかな?

- nanapoco@nanapoco2026年4月5日読み終わった本屋大賞ノミネートが発表されてから、タイトルと表紙デザインに惹かれてすぐに買いに行った作品。 ある晩の事件から、人生が狂ってしまった主人公に最初は同情したものの、理解に苦しむ言動の数々に、少し嫌気がさしてしまった。 しかし、主人公の成長や、周りの登場人物が主人公に影響をあたえてゆく描写は生々しさもありながらとても細かくて、だけど無駄がなくて、すごく読みやすかった! ラストで泣いた〜。
- 瑠璃@Ruri_11162026年3月26日読んでるAudible内容を知らず、ミステリーでも始まるのかと思ったら全然違った。しんどい。 みんなこれ読んでるの?? ほんと?? 気管が狭まるから、休み休み読む。世界99の苦しみに近い。

Y@ysk817tect2026年3月22日読み終わった「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと」 柿の実のように熟すとも落ちるともわからない状況で、時には正気を失いながらも前を向いて生きる人の物語。 話の展開にスリルを感じたり、感動的な結末を期待するでもなく、それでもなぜか頁を捲る手が止まらず一気に読み終えてしまった。 人の生き様をこんなにも生々しく描くことができるのか。




Marimocoffee@marimocoffee2026年3月20日読み終わった読後感、余韻が長い一冊。 いい人、悪い人、の線引きがぼやけるし、本来そういうものだよな…と。 ある種、現実がこれでもかと描写された作品のようにも思える。

まさyo!@not_mayo2026年3月18日読み終わった借りてきたこれ以上辛いことなんて起きないんじゃないか、というようなことの連続でどきどきしたけど、展開が気になって最後まで夢中で読みました。 ぼろぼろ泣いたし、その言葉の意味を噛みしめて胸がいっぱいになった。 物語の外に書き加えられた文章も、言葉に誠実でとても良かった。 許されないことをしたかもしれないけれど、罪を償って一生懸命に生きる人は報われてほしい。 文章がとても優しく柔らかく、心にすっと馴染むようで心地よかったです。


- MOCHI@our_sum_mer2026年3月17日読み終わったウワァ〜〜〜〜良い小説だった............................... の余韻がすごい。 先が気になって一気に読み進めたけど、クライマックスは腰を据えてじっくりと、その空気を一緒に噛み締めながら文字を追った。 激情の描写じゃないもどかしさが素晴らしかった...本を閉じて、表紙を眺めて、じんわりと目じりに涙がたまってきた。なんて良い小説を読んだのだろうという気持ちで、しばらく胸が震えていた。 「読書」の時間経過だからこそ、味わい深さが増幅する物語だった。 前半、主人公が一瞬一瞬の選択を誤り、じわじわ良からぬ方向へ進んでゆき、ぐにゃりと歪んだ光景が迫ってくるような感覚が、今村夏子の小説を読んでいる時に感じる不安さや憂鬱さみたいだったけど、後半につれて自分の運命を受け入れ、ひたむきに生きる姿にその影はなくなっていた。これも意図的な書き分けのグラデーションなのかな。 展開はかなり重たくて、絶望とイライラの積み重ねなのに、ほんの少しおかしみを挟んでくるのが絶妙で(け?とかタクアンとか何)、あとは男性が描いてる感が全然ない筆致も、佐藤正午さんが持つエッセンスの豊かさに唸りながら読んだ。 長い年月をかけて土地も移り変わり〜な物語は読んでいて混乱しがち人間だけど、繋がりがわからなくなるとか、ある人物は忘れてしまうとかも一切なく、ストレスを感じずスムーズな読書ができるのも地味にすごい〜と思う。 主人公が時間と経験をかけて得た思慮深さと、何が起きても西へ西へ、ひたすら生き進む強さと、救い寄り添う登場人物たちも、それぞれの人間味に惹きつけられて、まだ読みたい知りたいと思わせる余韻がとても好きだった。 文芸誌の野性時代での連載だったそうだけど、本の雑誌の紹介にて「年に1回の連載だった」という情報を見て頭の中に宇宙ネコが広がった(途中から連載形態は変わったようですが)。 8年の時間をかけてこんなにも素晴らしい小説が書けるなんて本当にどういうこと。すべてがタイトルとぴったりだ。 次は、数年前めちゃくちゃ面白く読んでたのに下巻に手をつけそびれて放置してしまった「鳩の撃退法」を、再び上巻から読もうと思います!

- RIN@ringo464925252026年3月16日読み終わったある親子と男の子を除いて、すべての登場人物にうっすらと嫌悪。 人間でどうしてこうも自分勝手で醜くて薄情なんだと思う。 車を運転するのがさらに嫌になった。

まりも@marimomo2026年3月15日読み終わった本早くも今年読んだ中でベストに入りそう。 Kindleで夢中で読んでいたので残りどれくらいか分かっていなかったんだけど、最後の最後で「熟柿」という言葉の意味が語られてパタリと物語が閉じたとき、鳥肌が止まらなかった。ずっと暗いトンネルの中を彷徨っているような読み心地だったけど、ここでようやく報われた、光が差したようで、それはかおりも「熟柿」の意味を知ったとき同じだったんじゃないかな。




はぐらうり@hagurauri-books2026年3月15日読み終わった本屋大賞候補作。初っ端から心掴まれる。文章が良い。単語が良い。さすが佐藤さん。 ここからネタバレになってしまいますが、会えないんだろうと思っていた。会えたとしても、会わないんじゃないかと思っていた。だから会ったときに、これがラストじゃなかったことが怖くなった。 やったことは、とはいえずっと苦労してきた主人公のことだから、この先にまだ不幸なことがあるんじゃないか。 そこでこのタイトル「熟柿」だった。この先に希望というか生きていく意味みたいなものがある、というのは嬉しいことなんだな、と改めて。今日も息子のバイバイを見てから出勤できて良かったな、と。


なすび@osanponasubi2026年3月14日読み終わったネタバレあり序盤は主人公にイライラし通しだった。思い込みが強く短絡的。消極的かと思いきや、突飛な行動で自らの首を絞める浅はかさ。でも、とにもかくにも息子のために永遠と働き続ける主人公をいつの間にか応援していた。どうかもう悪いことが起こらないように祈りながら読んでいた。 気味が悪かった熟柿という存在が一変、素敵なものに思える結びも秀逸だった。 「熟した柿が自然に落ちるのを待つように、焦らず機が熟するのを待つ」 主人公の厳しい13年を追いかけてきたからこそ、時が熟すというのはこういうことなのかとストンと腹落ちした。人生の姿勢として語られたこの台詞は、自分のこの先にも糧になるような言葉になった。つきなみだけど、こういう言葉を血肉にできるから読書って素晴らしい。言葉だけをポンと聞いても同じほどの感銘は受けてないと思うから。 主人公の精神状態の変化を感じ取れるような一人称の語りも特徴的で、内容は全然違うけれど手法として『アルジャーノンに花束を』を思い出した。 咲ちゃんと土居さんが最高だった。 パチンコ屋の斉藤と夫は許さない!




なすび@osanponasubi2026年3月14日読み終わった号泣。しんどいけれど最後まで読んで欲しい。この感覚の追体験ができるのは読書ならでは。主人公と一緒に人生を伴走してみるからこそ腹落ちする言葉に出会える。力のある作品だった。



みーる@Lt0616pv2026年3月13日読み終わった借りてきた途中から読む手が止まるほど、重く難しいテーマだった。本作のテーマの一つは「一度犯した罪から逃れることはできない」ということだろう。 市木かおりは常に怯えながら生きていた。自分の犯した過ちは決して消えることなく心に留まり続ける。世間は忘れてもどんなタイミングで誰が知るかはわからない恐怖。隠したい過去の一つや二つ、自分にもある。でもそれが露見したとき、生活そのものが一変したり人間そのものを否定されたりするようなものはきっとない。一瞬の判断ミスで一生を棒に振る。改めて運転には気をつけようと思った。 物語序盤。かおりは刑期を終えた後、息子に会いたいがあまり度を超えた行動をしてしまう。 結果、一目見ることも叶わなかった。せめて一目見るくらいいいのではないかと心が苦しくなった。ここで息子には新しい母親がいることも知ってより絶望するかおり。普通なら自暴自棄になってもおかしくはない状況で、一度も会ったことがない息子のために「死んだ母」としてお金を残すために働くことを決意する中盤。母親とは子供のためにそこまでできるのかと心動かされた。 中盤、旅館やパチンコ屋を転々とする中で駆けるように月日が過ぎ去る。書かれていない空白の時間もかおりは懸命に生きていて、仕事をしている。その姿を慮ると胸が苦しくなった。一瞬たりとも心から幸せを感じることはできなかったのではないだろうか。自分の過去がバレないかどうかの不安、息子はどうなっているのかを知ることができないやるせなさ、きっと心の中は濃い霧が立ち込めていてそれでも懸命に生きていたのではないか。そんなかおりにどうか救いがあって欲しいと願ってからの斉藤さんがかおりのお金を盗んだときは本当に絶望した。 しかし、終盤に向かうにつれ本作のもう一つのテーマが浮かび上がる。それは「自分のことを受け止めてくれると思えるような他者との出会い」百崎さんをきっかけに介護の世界へ飛び込んだり土居さんとの出会いだったりと少しずつ信頼できる他者ができていく。久住路さんに手紙を書いたのもそんな人たちとの出会いの中でかおり自身の心が開かれていったからではないだろうか。 クライマックスでは、元夫の姿が描かれる。「誰」の電話主の正体は元夫。ここに驚きはなかったが、元夫も自責の念から逃れたいと何十年も電話をかけ続けた。元夫も同じように苦しんでいたのだなと思うが、やはりかおりに比べたら何をふざけたことを…とも思ってしまう。 息子の拓と出会う?再会?するシーンは圧巻だった。とてつもなくリアルで丁寧な言葉が紡がれていた。第十二章は最近読んだ本の中でも特にのめり込んで読んでしまった。「なぜ離婚したのか」という拓の質問。本当は母親にそばにいてほしかったことが伝わってきた。かおりが離婚するに至った決断も拓のことを思ってのこと。どうすればよかったのだろうか。 「一度捨てた子なのに」という拓の言葉に対して初めて感情的になるかおり。本当にそうなのよ。かおりは拓のために生きてきたのだ。それでも最後はまた「次」につながるような別れだった。かおりの「行きなさい」の言葉に胸を打たれた。この辺りはもう言語化なんてできないほどに印象的なシーンだった。 物語の締め方も素敵だった。土居さんが「熟柿」のもう一つの意味「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと」まさにこれからの拓と土居さんとの未来を表す象徴的なセリフであり、晴子おばさん好きだった熟柿とは違う意味の伏線回収は見事。そして、かおりは自分の過去を言い出せないで終わる。「言えば離れてしまう」というかおりに対して「離れない」「言えるときが来るよ」と受け止める土居さん、本当に素敵だ。自分の内面の話をするのがら苦手な僕にとってかおりが言いたいのに言い出せない気持ちはわかる。 誰かに話したときその人の世界から見た自分の印象が変わってしまうんじゃないかと不安になる。それでも熟柿のように焦らなくてもいい、時が来れば話せるのだと勇気をもらえた。 「きっとそうなると、私は信じられた。」の最後の文。土居さんだけでなく、これからの自分のことも信じることができたのだろう。拓とも少しずつ近づいていくのだろうし、土居さんとも暖かなパートナーであり続けるのだろうと微かな希望が持てる締め方だった。 とてつもなく思いテーマだったが、終盤の描写は圧巻だった。年間のベスト本に入る可能性が大いにある素晴らしい作品だった。- Biko@biko_2505122026年3月9日読み終わった轢き逃げをしてしまい、夫と、その後生まれたばかりの子どもとも離れ離れになった女性。がんばって読み終えたが、正直よくわからなかった。とりわけ最後。相手のことを考えたらその態度はちょっとないのでは?としか思えなかった。


汐見@siomi2509272026年3月8日読み終わった全てを失った女性が、少しずつ、本当に少しずつ自分自身のために生きることを肯定するまでの話。 不完全な人間の心が真に迫り描写される。主人公と年月をともにすることで、彼女が少しでも報われることを願わずにはいられなくなる。 主人公が犯した過ちを、同じ状況に置かれた時少しも頭によぎることはないと言い切れる人は少ないのではないか。実際に行動に移すかは別として。一歩間違えば自分が、家族が、と思わせられる現実味があった。 タイトル『熟柿』の意味と内容のつながり方も、なんというか文学作品を読む良さを感じた。






anko@books_anko2026年3月8日読み終わった自らが犯した罪のせいで愛する息子と会えない主人公。 我が子の成長した姿も知らず、どんな人間に育っているのかも知ることができない。 主人公の精神が崩壊してしまっているような場面には胸が痛くなりました。 私はこの本を読むのが怖かった。 購入してすぐに読むことができなくてしばらく寝かせていました。 勇気を出して読みました。 読んでよかった。 遠い昔に読んだ本がふとした瞬間に思い出されることってあると思います。 私の人生のそんな本の1冊になる予感がしています。



ぴよみ@erim_05212026年3月7日読み終わった★★★★★ どんなに辛く悲しいことがあっても、いつもと変わらない日々は訪れるし、私たちはそれでも生きていかなければならない。 『もののけ姫』の誰かの台詞にもあった「生きていれば何とかなる」という言葉は、本当にその通りなのだと思う。どれだけ時間がかかっても、寄り道をしても、生きてさえいればいつか報われる。そんなことを改めて気づかせてくれる小説だった。 主人公に不幸が降りかかるたびに胸が痛くなったけれど、生き別れた息子のために懸命に、そして強く生きようとする姿に、思わずエールを送りたくなった。 今の時代、「タイパ」などと言われて生き急ぐことが多いけれど、別に時間がかかってもいいし、寄り道したっていい。生きているだけでいいんだと思わせてくれる。 とてもいい小説に出会えた。出会えてよかった。
みずき@mizmiz2026年3月7日読み終わった土居さんの「熟柿」の意味を語る最後の場面、凄く良かったなぁ。私も忘れずにいたい言葉だ。咲ちゃん母子もおせっかいだけど素敵な人達。本当に読めて良かった📚


あやな@ayn__1242026年3月5日読み終わった「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと。」 この一文を、長く、ゆったりと時間をかけて説明するような一作だった。 けれど無駄なんて少しもなくて、というか、最後にこの文が来て、タイトルが熟柿で、それがこの作品全ての伏線回収になっているというか、無駄なんてないと肯定していた。さらに作品も通り越して、私たちの人生も肯定してくれた気分。 余白や時間を存分に使うこの雰囲気は、なんだか「日本っぽい」と形容したくなった。 どんなに忙しない日々であっても、この作品がいてくれれば、心を落ち着かせられる。お守りのような作品だ。

- ぼうや@26ythor2026年3月1日読み終わった最後は主人公が救われるような終わりでよかった。 タイトルの熟柿の意味はなるほどなと思った。 ひき逃げは擁護できないし口座からお金を取られたときは通報すべきだと思ったが、登場人物たちやその会話が妙にリアルに感じてよかった。 久住呂親子は人が出来すぎである。 斉藤さんは絶対に関わりたくない種類の人間。


月書房@sunnytree03832026年3月1日読み終わったずっと暗いトーンだけれど、細い光のような希望もある。読み終わってから振り返ると、晴子おばさんの法事のとき、家族じゃないのかと怒った近くの農家のおじさんがそうだったんじゃないか、と思った。あのおじさんが最終的にかおりを救った気がした。
原沢香司 フクロコウジ旅と本と人@harasawa_koji2026年2月24日聴いた@ フクロコウジ 旅と本と人罪と罰と家族と他人の変化をじっくり追った物語。救いようのない話だと思いきや、熟れるときが来る。じっくり変化すれば良い。


はなこ@Shi-1232026年2月21日読み終わった2月読了本2026年読了本2026年2月購入物語中盤から続きが気になり一気に読んだ。 暗い内容だけど読後感は良い。 本屋大賞にノミネートされるのも納得。 記憶を消してもう一度読みたい。
ネル・オウチスキー@nelouchisky2026年2月21日読み終わった図書館本ままならないこと、理不尽さ、損をかぶる日、人生ってこんなことが多かれ少なかれみんな降りかかる。 「時間を巻き戻せたら」とはよく言うけれど、季節を越えないと柿は熟さないのだよな。


sachi@mcm2026年2月20日読み終わった最初は好きじゃないタイプの夫婦だなと。 身重の妻を運転させるのも、おばさんについて 聞いてきた話を得意そうに話す夫も、 それを許容する弱そうな妻も。 ただただ息子のために、並々ならぬ苦労をして 強く生きていく様をみて、人は変わるんだなと感じた。私は、さきちゃんのお母さんの強さや正義に憧れる。

石鹸@sekken032026年2月19日買った読み終わった静かな文章の感情ジェットコースターだった。途中重すぎてページを進めるのも辛くなったけど、「熟柿」の意味が分かった時涙が止まらなくなった。こんな哀しくて辛い話をハッピーエンドってカタカナで綴りたくない。この作品のタイトルは熟柿しかない。絶対また読み返す…!
nica@nica2026年2月19日読み終わった古本屋想像していたよりはそこまで重いとは思わなかったけど 読み進めて思ったことは 周りの人達に恵まれているなと思った 出所した後の就職先も 周りの人達との繋がりで何とか見つけられたり、、 現実だともっと孤立しそうなイメージ 久住呂さん親子が主人公にとってとても大きな存在だったと思う そして土居さん 主人公に対しては私は 結構気が強い人だなと思いながら読んでいた

よつこ@yotsu_hiyoko2026年2月17日読み終わった大人は自己責任だし、罪は罪だと思う。 でも、子供の気持ちを全く考えていない全ての大人達にイライラした。 大人が思うより、子どもはずっと大人だ。 なんだったら、大人より大人だ。

- ちゅな@chuna-love2026年2月15日読み終わった2026本屋大賞ノミネート【感想】 ずっとじめじめした暗さみたいなものがあったけど、最後には小さな光を感じられたので良かったです。 かおりの周囲の人との関係や、電話を無視できなかったことから、人は小さくても細くても人の繋がりを求めているのかなと思いました。 何度も息子に会おうとして失敗していたのを見て苦しく思っていましたが、それは、その時はまだ『熟柿』ではなかったからだということだと読み終わってから気付き、タイトルの意味を噛み締めました。 焦ったり慌てたりして行動に移してしまうことが多いけれど、気長に時機が来ることを待つことも生きていく中で出てくるんだということを心の片隅に置いておきたいと思いました。



草大福@yadokari152026年2月14日読み終わった本人は日々必死に生きているだけ、なのだろうけど、ただ生きるために、なんとしても働き続けるということがそれだけで強いことなんだと思った。 それにしてもしんどかったな。最後にカタルシスを味わうためには途中がしんどくないといけないんだろうけど。途中途中出てくる嫌な奴が本当に嫌な奴だ。でもそれ以上に助けてくれる人、心ある人たちがいて主人公はなんとか生き延びていく。 ラスト、凄くよかったなと思いつつ、あまり言語化出来ない。続きが気になってどんどん読めたので、面白い小説だったのだろうけど。 いつかはきっと報われる、にまとめてしまうとチープになっちゃって嫌だな。そして軸としてはそれだけではなかったように思う。 強い絆はほとんど出てこないけど、ゆるく細い繋がりに主人公が生かされていく。小さなご縁を繋いで繋いで、福岡にたどり着いた。いま、ここ、を生きることを繰り返すことで、1日1日、一歩一歩、前に進むしかない。前に進み続けていれば、いつか、幸せと感じられる日が来るかもしれない。


Ropa@Ropa_282026年2月14日読み終わった#読了 轢き逃げという罪を背負った主人公が、獄中で出産したきり離れ離れになった息子に会いたい気持ちを募らせながら、独りで生きていく。 静かにずっと重い。 淡々と重苦しい日々が続いていく。 倫理的に許されない罪を犯した人間を世間は決して許さない。世間は許さないけれど、隣にいる近しい人は赦してくれるかもしれない。 柿の実は熟したのか。





- iku@iku__hm2026年2月11日読み終わった本屋大賞にノミネートされたことがきっかけで知った1冊。 続きが気になりあっという間に読了。 図書館で借りて読んだものの、手元に置いておきたくて購入。 結末を知ったうえで、もう一度最初からじっくり時間をかけて読み直したいとも思った。読み終わったあと、「熟柿」の意味を噛み締めてなんとも言えない余韻がしばらく残りました。 読めて出合えてよかったと思えた作品。


- の@teatea2026年2月10日買った読み終わった機を待つ。自分の日常振り返るとずっとタイパを求めて、少しでも効率よく時間をかけずに次に進もうとしちゃってた。あの時もう少しあの人の話を聞いていたら、一緒にいたら、また違ってたのかな…と反省してみるけど、そんな「もし」を考えても仕方ないことは作中でかおりが一番理解してた。 でも機を待つことが許されるのはあそこまでかおりが走り続けたから、と思うと私はまだまだ未熟だし頑張らないといけないのかな。 BUTTERのあとだったから唯一の親友と主人公の関係性の違いが面白かった。親友だとしても他人なんだから自分の思い通りには動いてくれないし、連絡が疎遠になったり、悪意なく傷つけられたりもするよね。そういう点では似ていたかも。 最後までかおりの前科が周りにバレるかもしれないというハラハラ感があって気が抜けなかった。こうやって西へ西へ逃げてく話なんだっけ。きっとかおりはこの先も気の抜けない人生だと思うけど、土居さんと少しでも落ち着いた時間を過ごせたらいいな。息子とか元夫とか斎藤さんとかいろいろ解決してない問題はあるけど、彼を受け入れられたところで小説も終わりを迎えるのがとてもきれいな終わりかただと思いました。



はる@haru_reads2026年2月8日読み終わった映画化して欲しいと思う作品に初めて出会いました。 読めて良かったという感想を購入前から見かけていて、目を惹く装丁をしていたこともあり、気になっていた一冊。 でも内容があまりにも地獄すぎて、 読んでいるだけでこんなに苦しいのに読了後には読めて良かったって本当に思えるの? と疑っていたけど、確かに読めて良かった。 元旦那の件とか、お金が盗まれた件とか、話の行方がはっきりしないまま終わってしまった所もあったけど、 人生ってそういうこともたくさんあるしなぁ、って考えるとこいう終わり方なのもアリだなと思った。 ラストはとにかく号泣しながら読みました。 土居さんありがとう。 装丁も、タイトルも、内容も、すごく良い本。 「熟柿」の読み方も意味も知ることができて、この本に出会うことができて良かった。


- ほほ本@ryuuutami2026年2月7日夢中で読んだ 親になって読んだから、母親の気持ちが痛いほどわかって、旦那さんのあれには怒りがわいた… あの後どうなっていくんだろう…と読み終わった後、ぼーっと考えてしまった。
結@yi_books2026年2月2日読み終わったあの時こうしていれば……と考えればキリがない。それは誰の人生にとっても、きっとそうなのだと思う。 私は正直かおりに対して同情も共感も全くできなかったけれど、それでも最後に彼女の未来に光が見えたこと、そうなるためのいくつかの出会いがあったことを素直に良かったと思えた。 罪を犯した過去は消えない。それでも、その罪を武器に手当たり次第にその人の人格を否定して良いものではない。 前科者とか、加害者家族とか、そういった人たちにどこまでも付きまとう周りの視線と冷たい風当たりを、偽善ではなく心から思いやれる人が1人でも多い世の中であれたら。自分もそうであれたら。









読書のあれこれ@hana-08312026年1月31日読み終わったいろいろ嫌になる事あるけど長い時間をかけて 必ず人の出会いに救われて 言葉に救われるなぁと。 最後がとても良かった。 じーんと心に残る、響く作品だった。






ミルクティーと犬@billy-leo2026年1月31日読み終わった前科のある人間に対する風当たりの強さは想像以上なのだと思う。息子への思いから日々を必死に生きるかおりを応援するような気持ちで最後まで読んだ。元夫の選択には納得のいかない思いもあるが、今後のかおりの人生が明るく良いものであるよう願いたい。
れんたろう@renren2026年1月30日読み終わった読み進めるにつれ、もどかしい気持ちと早く続きが気になるという思いが交差していた。 最終章では、安堵の気持ちと心情のメンタルが安定していていいなと思った。 自分の人生の片隅に、熟柿を置いてみた。


- マルサン@gorudhiannot2026年1月30日読み終わった車で人を轢き殺してしまい前科者として生きていく女性の話。意図しない出来事ではあったが人を殺めてしまった過去は女性の足枷となる。その描写は終盤手前まで読んでいて非常に苦しい。元夫が自分の行動に目を閉じ、妻に全ての責任を負わせたことは罪深いと感じる。終盤で女性が前向きになれた描写があるのは救い。

ねんね@nenne2026年1月29日読み終わった人の一生が積み重なっていく過程が丁寧に描かれていた。過去に犯してしまった罪を背負い、日々の生活の中で常に自責の念やジリジリとした不安感に駆られている主人公は、それでも息子を想いながら必死に生きていく。 そうした長い時間の中でゆっくりと柿は熟れていたということが分かり、長く余韻が続く物語だった。 読んで良かった!

久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2026年1月28日かつて読んだ改めて、感想を書こうと思う(整理できた)。この本を読んでいて終始苦しいのは、主人公の犯した罪の程度について考えてしまうからだ。轢き逃げはよくないが、轢いた状況はなかなか「仕方ない」状況だった。しかし、罪を償っても罪を償っても、前科者という肩書は執拗に着いてくる。産んだ子に、会えない。主人公が可哀想で胸が苦しくなる私は、じゃあ、実際に前科者にどのようなイメージを持っているのか。仕方ない罪かどうかなんて、一見わからないから忌避するのではないか。私達は知りようがない。後悔に呑まれ、引き裂かれるような哀しみを持つ前科者の人生を。この本無しにして。









織@_sola_ni_ne2026年1月22日読み終わった『熟柿』というじっとりとしたタイトルに相応しいじっとりさ。基本いいことは起こらない。ただ日々を必死に生きる。読み進めることでかおりと一緒に10年20年生き、その間に実は柿が熟れていたことを自分もかおりも知ることとなる。すっきりと本を閉じることができ、過程も含め小説はかくあるべきと思わざるを得ない。 柿は固いのが好き。



紙村@kamimura_2026年1月14日読み終わった今村夏子っぽい主人公の思い込みの激しさがどんな伏線なのかなと思ってたらそういう人ってだけだった。そういう人だから轢き逃げしたのかひき逃げしたからそういう人になったのか
ロッタ@rotta_yomu2026年1月5日読み終わった2026年初読書は はじめましての作家さん、佐藤正午さんの 『熟柿(じゅくし)』でした。 とても評判がよさそうです。 わたしの好きな作家・角田光代さんの 2025年のベスト3に入っている、という記事を見て さっそく読んでみたわけですが…… 結論、いまのわたしが読みたい小説ではなかったです。 本屋大賞受賞作が好きな方は、 たぶん楽しめるのかな〜?と思います。 甘いものが好きな人もいれば、 辛いものが好きな人がいるように、 人それぞれ好きな味があって、 それは読書の懐の深さのような気がしています💭



電球@mamedenkyu2026年1月3日買った読み終わった表紙があまりに綺麗で、つい背伸びをして購入。これから楽しみ →読了。人生の追体験をここまでリアルに表現した本も中々ないと思う。初めて分厚い本でえもいわれぬ感覚を味わう事ができた。ある意味年始にここまで洗練された本に出会ってしまったのは不幸だと思う。傑作。

- 花見@miiia87622025年12月30日気になる読みたい文喫ケンゴさんがオススメされてたので、 文喫で少し読んでみたけど、めちゃくちゃ引き込まれた 買わなかったことを後悔 これはハードカバーを買って読みたい。
ゆいちゃん@yui__arm2025年12月12日読み終わった感想最後の数ページ、あの場面を演出するがための1冊だった。読後感が悪くないとみんな感想書いてる割に、冒頭のあまりの救いのなさが容赦なくて、全然信じられなかった。 とりあえず主人公も元夫もダメなやつです。元夫、私はおまえを許しません
yuuna@una_10242025年12月6日読み終わっただいぶ前に読んだ「月の満ち欠け」ぶり。 誰にでも起こり得る話で、読み進めながら怖かった。 読後感も悪くはないけどすっきりでもなく、私の語彙で表現できないもやもや。。。 とりあえず真面目に毎日頑張りたい。
ゆー@yumyam01312025年11月30日読み終わったとても良かった 愚かで浅はかで 行き当たりばったりで 思い込みの激しい主人公に 半ば呆れながら 最後には彼女のささやかな 希望の兆しと その前に振り絞るだろう勇気が 本当に嬉しいと思えた 土居さん素敵!
ねこと本と@ibuhalunara2403232025年11月15日読み終わったひき逃げをしてしまい、罪を償ってからの話がメインなのだが、そもそもそのひき逃げの顛末に納得が出来ていないためか、主人公の考え方や言動に『?』となること度々だった。 ラストも私としては釈然とせず、読み終えた後もふと思い出しては『うーん…』と首を捻っている。 ドラマや映画になりそうな話だなと思った。
ひんやり@hinnyari3352025年11月1日読み終わった妊娠中にひき逃げして逮捕されて、産後すぐ子供と引き離され孤独に生きる女性の話。「失敗した」「間違えた」後も淡々と続く人生に慰められる。親ガチャとか早期FIREとかそういう話に疲れた頭に染みる。
オレンジ色@orange2025年10月24日読み終わった箱の中に何が入ってるか。アイマスクして箱の中に手を入れる。その場に居合わせてる人々はその中味が何か見えている。そんなテレビ番組を見てるような読み感。


tetsU_@mitsu_06302025年9月17日読み終わった冒頭では乱れていた主人公の気持ちが柿が熟すようにゆっくりと落ち着いていき、それとともに外とのつながりを取り戻していく。熟柿という言葉を肯定する結末がとてもよかった。没頭してしまう小説でした。
jollyjoker@jollyjoker2025年9月8日読み終わった感想望むと望まないに限らず人との縁で進んでいく十数年にわたる軌跡。それでもやはり人によってかおりの行動や考え方はほぐれていく、というか、閉じていた心を徐々に開いていくことが、時間と共にできるようになったのか。 最後の数ページのために綴られた物語。良かった。





いま@mayonakayom222025年8月27日読み終わった過去を隠して生きることの後ろ暗さ、孤独、穿鑿(この書き方初めて知った)への嫌悪と恐怖。 そして抱えてきたものをいつか、受け止めてくれる人がいること。人を、未来を信じられること。このことにどれだけ救われるか。 イニョンの話だと感じた。 表紙カバーのデザインも良い。 月の満ち欠けも読み返したい。


Akko@akko14542025年8月11日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台Andriod 版が出たと聞いて早速登録しました。今日fuzkue さんで読んだ本が登録第1号になるなんて素敵すぎる
tsukasakitajima@tsukasakitajima2025年7月22日読み始めた『本の雑誌』上半期ベスト特集で『永遠の仔』クラスの作品とあるのを読んで購入。最初から不安な予感が漂っている…
エマ子@emma-05082025年7月4日読み終わったすごいものを読んでしまった気分。 一瞬の気の緩みで人生が狂い、取り返しのつかないことだけが積み重ねられていく。もしもあの時すぐに車から降りていれば、あの時もう少し待っていたら、どれだけ後悔しても子供には会えない。 淡々とした語り口だから余計に人生の不可逆性が際立つ。読んでいて起こって欲しくないことばかり起きるのでなかなか辛かったけど、「熟柿」のように、ここまで待ったことにもきっと意味はあったと思いたい。 あとすっきりとした装丁がいい。スピンが柿色!







しまゆ@mayu_slooth2025年5月14日読み終わった「気長に時期が来るのを待つこと」 焦って動けば悪い方へと進む時期は誰にでもある。 そんなときに、いまはひたすら耐え忍ぶべき時期だと早めに気付けるといいよね。
みくら@mikura7272025年5月6日読み終わった28歳の主人公(市木かおり)は妊娠中に轢逃げ事件を起こし、獄中出産した息子と生き別れる。出所後、我が子見たさに幼稚園、小学校の入学式に無断侵入を繰返し接見禁止令を言い渡された母親は、この先どう生きていくのか。 本当にすごい。主人公の心情に合わせて変わっていく地の文調に、序盤は読む側も引っ張られて心が苦しい。罪は消えないし、一度も抱けぬままの息子は自分の知らない場所で成長していく。悲しみも後悔も変わらないけれど、時が経ち、場所もかかわる人も変化していくうちに、主人公自身の人生が緩やかに暖かく、より良いものに変わっていく。 これも一つの人間讃歌ではないか。 個人的には著者の作品のなかで一番好きになりました。


- 夜井@beginner_reading1900年1月1日読み終わった不運が続くとページをめくるのが怖くなった。最後の章からはどういう展開になるのか分からず読み進めるのに緊張した。かなり良い作品だった。

- 淀川散歩@suk0r1n1900年1月1日冒頭から始まる「叔母の葬儀で私は親戚から祝福された」の一文。え?祝福?葬儀なのに?と興味を惹かれる。タイトルもさることながら全体的に読み手を惹きつける文体なのが良い。さすが本屋大賞2位(?) 主人公にいらついたのでストーリーの評価は個人的に微妙だが…。






























































































































































































































































