熟柿 (角川書店単行本)

218件の記録
ネル・オウチスキー@nelouchisky2026年2月21日読み終わった図書館本ままならないこと、理不尽さ、損をかぶる日、人生ってこんなことが多かれ少なかれみんな降りかかる。 「時間を巻き戻せたら」とはよく言うけれど、季節を越えないと柿は熟さないのだよな。
sachi@mcm2026年2月20日読み終わった最初は好きじゃないタイプの夫婦だなと。 身重の妻を運転させるのも、おばさんについて 聞いてきた話を得意そうに話す夫も、 それを許容する弱そうな妻も。 ただただ息子のために、並々ならぬ苦労をして 強く生きていく様をみて、人は変わるんだなと感じた。私は、さきちゃんのお母さんの強さや正義に憧れる。

nica@nica2026年2月19日読み終わった古本屋想像していたよりはそこまで重いとは思わなかったけど 読み進めて思ったことは 周りの人達に恵まれているなと思った 出所した後の就職先も 周りの人達との繋がりで何とか見つけられたり、、 現実だともっと孤立しそうなイメージ 久住呂さん親子が主人公にとってとても大きな存在だったと思う そして土居さん 主人公に対しては私は 結構気が強い人だなと思いながら読んでいた

よつこ@yotsu_hiyoko2026年2月17日読み終わった大人は自己責任だし、罪は罪だと思う。 でも、子供の気持ちを全く考えていない全ての大人達にイライラした。 大人が思うより、子どもはずっと大人だ。 なんだったら、大人より大人だ。
- ちゅな@chuna-love2026年2月15日読み終わった2026本屋大賞ノミネート【感想】 ずっとじめじめした暗さみたいなものがあったけど、最後には小さな光を感じられたので良かったです。 かおりの周囲の人との関係や、電話を無視できなかったことから、人は小さくても細くても人の繋がりを求めているのかなと思いました。 何度も息子に会おうとして失敗していたのを見て苦しく思っていましたが、それは、その時はまだ『熟柿』ではなかったからだということだと読み終わってから気付き、タイトルの意味を噛み締めました。 焦ったり慌てたりして行動に移してしまうことが多いけれど、気長に時機が来ることを待つことも生きていく中で出てくるんだということを心の片隅に置いておきたいと思いました。



草大福@yadokari152026年2月14日読み終わった本人は日々必死に生きているだけ、なのだろうけど、ただ生きるために、なんとしても働き続けるということがそれだけで強いことなんだと思った。 それにしてもしんどかったな。最後にカタルシスを味わうためには途中がしんどくないといけないんだろうけど。途中途中出てくる嫌な奴が本当に嫌な奴だ。でもそれ以上に助けてくれる人、心ある人たちがいて主人公はなんとか生き延びていく。 ラスト、凄くよかったなと思いつつ、あまり言語化出来ない。続きが気になってどんどん読めたので、面白い小説だったのだろうけど。 いつかはきっと報われる、にまとめてしまうとチープになっちゃって嫌だな。そして軸としてはそれだけではなかったように思う。 強い絆はほとんど出てこないけど、ゆるく細い繋がりに主人公が生かされていく。小さなご縁を繋いで繋いで、福岡にたどり着いた。いま、ここ、を生きることを繰り返すことで、1日1日、一歩一歩、前に進むしかない。前に進み続けていれば、いつか、幸せと感じられる日が来るかもしれない。


Ropa@Ropa_282026年2月14日読み終わった#読了 轢き逃げという罪を背負った主人公が、獄中で出産したきり離れ離れになった息子に会いたい気持ちを募らせながら、独りで生きていく。 静かにずっと重い。 淡々と重苦しい日々が続いていく。 倫理的に許されない罪を犯した人間を世間は決して許さない。世間は許さないけれど、隣にいる近しい人は赦してくれるかもしれない。 柿の実は熟したのか。





- iku@iku__hm2026年2月11日読み終わった本屋大賞にノミネートされたことがきっかけで知った1冊。 続きが気になりあっという間に読了。 図書館で借りて読んだものの、手元に置いておきたくて購入。 結末を知ったうえで、もう一度最初からじっくり時間をかけて読み直したいとも思った。読み終わったあと、「熟柿」の意味を噛み締めてなんとも言えない余韻がしばらく残りました。 読めて出合えてよかったと思えた作品。


- の@teatea2026年2月10日買った読み終わった機を待つ。自分の日常振り返るとずっとタイパを求めて、少しでも効率よく時間をかけずに次に進もうとしちゃってた。あの時もう少しあの人の話を聞いていたら、一緒にいたら、また違ってたのかな…と反省してみるけど、そんな「もし」を考えても仕方ないことは作中でかおりが一番理解してた。 でも機を待つことが許されるのはあそこまでかおりが走り続けたから、と思うと私はまだまだ未熟だし頑張らないといけないのかな。 BUTTERのあとだったから唯一の親友と主人公の関係性の違いが面白かった。親友だとしても他人なんだから自分の思い通りには動いてくれないし、連絡が疎遠になったり、悪意なく傷つけられたりもするよね。そういう点では似ていたかも。 最後までかおりの前科が周りにバレるかもしれないというハラハラ感があって気が抜けなかった。こうやって西へ西へ逃げてく話なんだっけ。きっとかおりはこの先も気の抜けない人生だと思うけど、土居さんと少しでも落ち着いた時間を過ごせたらいいな。息子とか元夫とか斎藤さんとかいろいろ解決してない問題はあるけど、彼を受け入れられたところで小説も終わりを迎えるのがとてもきれいな終わりかただと思いました。



はる@haru_reads2026年2月8日読み終わった映画化して欲しいと思う作品に初めて出会いました。 読めて良かったという感想を購入前から見かけていて、目を惹く装丁をしていたこともあり、気になっていた一冊。 でも内容があまりにも地獄すぎて、 読んでいるだけでこんなに苦しいのに読了後には読めて良かったって本当に思えるの? と疑っていたけど、確かに読めて良かった。 元旦那の件とか、お金が盗まれた件とか、話の行方がはっきりしないまま終わってしまった所もあったけど、 人生ってそういうこともたくさんあるしなぁ、って考えるとこいう終わり方なのもアリだなと思った。 ラストはとにかく号泣しながら読みました。 土居さんありがとう。 装丁も、タイトルも、内容も、すごく良い本。 「熟柿」の読み方も意味も知ることができて、この本に出会うことができて良かった。


- ほほ本@ryuuutami2026年2月7日夢中で読んだ 親になって読んだから、母親の気持ちが痛いほどわかって、旦那さんのあれには怒りがわいた… あの後どうなっていくんだろう…と読み終わった後、ぼーっと考えてしまった。
結@yi_books2026年2月2日読み終わったあの時こうしていれば……と考えればキリがない。それは誰の人生にとっても、きっとそうなのだと思う。 私は正直かおりに対して同情も共感も全くできなかったけれど、それでも最後に彼女の未来に光が見えたこと、そうなるためのいくつかの出会いがあったことを素直に良かったと思えた。 罪を犯した過去は消えない。それでも、その罪を武器に手当たり次第にその人の人格を否定して良いものではない。 前科者とか、加害者家族とか、そういった人たちにどこまでも付きまとう周りの視線と冷たい風当たりを、偽善ではなく心から思いやれる人が1人でも多い世の中であれたら。自分もそうであれたら。









読書のあれこれ@hana-08312026年1月31日読み終わったいろいろ嫌になる事あるけど長い時間をかけて 必ず人の出会いに救われて 言葉に救われるなぁと。 最後がとても良かった。 じーんと心に残る、響く作品だった。






ミルクティーと犬@billy-leo2026年1月31日読み終わった前科のある人間に対する風当たりの強さは想像以上なのだと思う。息子への思いから日々を必死に生きるかおりを応援するような気持ちで最後まで読んだ。元夫の選択には納得のいかない思いもあるが、今後のかおりの人生が明るく良いものであるよう願いたい。
れんたろう@renren2026年1月30日読み終わった読み進めるにつれ、もどかしい気持ちと早く続きが気になるという思いが交差していた。 最終章では、安堵の気持ちと心情のメンタルが安定していていいなと思った。 自分の人生の片隅に、熟柿を置いてみた。


- マルサン@gorudhiannot2026年1月30日読み終わった車で人を轢き殺してしまい前科者として生きていく女性の話。意図しない出来事ではあったが人を殺めてしまった過去は女性の足枷となる。その描写は終盤手前まで読んでいて非常に苦しい。元夫が自分の行動に目を閉じ、妻に全ての責任を負わせたことは罪深いと感じる。終盤で女性が前向きになれた描写があるのは救い。

ねんね@nenne2026年1月29日読み終わった人の一生が積み重なっていく過程が丁寧に描かれていた。過去に犯してしまった罪を背負い、日々の生活の中で常に自責の念やジリジリとした不安感に駆られている主人公は、それでも息子を想いながら必死に生きていく。 そうした長い時間の中でゆっくりと柿は熟れていたということが分かり、長く余韻が続く物語だった。 読んで良かった!

久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2026年1月28日かつて読んだ改めて、感想を書こうと思う(整理できた)。この本を読んでいて終始苦しいのは、主人公の犯した罪の程度について考えてしまうからだ。轢き逃げはよくないが、轢いた状況はなかなか「仕方ない」状況だった。しかし、罪を償っても罪を償っても、前科者という肩書は執拗に着いてくる。産んだ子に、会えない。主人公が可哀想で胸が苦しくなる私は、じゃあ、実際に前科者にどのようなイメージを持っているのか。仕方ない罪かどうかなんて、一見わからないから忌避するのではないか。私達は知りようがない。後悔に呑まれ、引き裂かれるような哀しみを持つ前科者の人生を。この本無しにして。









織@_sola_ni_ne2026年1月22日読み終わった『熟柿』というじっとりとしたタイトルに相応しいじっとりさ。基本いいことは起こらない。ただ日々を必死に生きる。読み進めることでかおりと一緒に10年20年生き、その間に実は柿が熟れていたことを自分もかおりも知ることとなる。すっきりと本を閉じることができ、過程も含め小説はかくあるべきと思わざるを得ない。 柿は固いのが好き。



紙村@kamimura_2026年1月14日読み終わった今村夏子っぽい主人公の思い込みの激しさがどんな伏線なのかなと思ってたらそういう人ってだけだった。そういう人だから轢き逃げしたのかひき逃げしたからそういう人になったのか
ロッタ@rotta_yomu2026年1月5日読み終わった2026年初読書は はじめましての作家さん、佐藤正午さんの 『熟柿(じゅくし)』でした。 とても評判がよさそうです。 わたしの好きな作家・角田光代さんの 2025年のベスト3に入っている、という記事を見て さっそく読んでみたわけですが…… 結論、いまのわたしが読みたい小説ではなかったです。 本屋大賞受賞作が好きな方は、 たぶん楽しめるのかな〜?と思います。 甘いものが好きな人もいれば、 辛いものが好きな人がいるように、 人それぞれ好きな味があって、 それは読書の懐の深さのような気がしています💭



電球@mamedenkyu2026年1月3日買った読み終わった表紙があまりに綺麗で、つい背伸びをして購入。これから楽しみ →読了。人生の追体験をここまでリアルに表現した本も中々ないと思う。初めて分厚い本でえもいわれぬ感覚を味わう事ができた。ある意味年始にここまで洗練された本に出会ってしまったのは不幸だと思う。傑作。

- 花見@miiia87622025年12月30日気になる読みたいケンゴさんがオススメされてたので、 分喫で少し読んでみたけど、めちゃくちゃ引き込まれた 買わなかったことを後悔 これはハードカバーを買って読みたい。
ゆいちゃん@yui__arm2025年12月12日読み終わった感想最後の数ページ、あの場面を演出するがための1冊だった。読後感が悪くないとみんな感想書いてる割に、冒頭のあまりの救いのなさが容赦なくて、全然信じられなかった。 とりあえず主人公も元夫もダメなやつです。元夫、私はおまえを許しません
ゆうな@una_10242025年12月6日読み終わっただいぶ前に読んだ「月の満ち欠け」ぶり。 誰にでも起こり得る話で、読み進めながら怖かった。 読後感も悪くはないけどすっきりでもなく、私の語彙で表現できないもやもや。。。 とりあえず真面目に毎日頑張りたい。
ゆー@yumyam01312025年11月30日読み終わったとても良かった 愚かで浅はかで 行き当たりばったりで 思い込みの激しい主人公に 半ば呆れながら 最後には彼女のささやかな 希望の兆しと その前に振り絞るだろう勇気が 本当に嬉しいと思えた 土居さん素敵!
ねこと本と@ibuhalunara2403232025年11月15日読み終わったひき逃げをしてしまい、罪を償ってからの話がメインなのだが、そもそもそのひき逃げの顛末に納得が出来ていないためか、主人公の考え方や言動に『?』となること度々だった。 ラストも私としては釈然とせず、読み終えた後もふと思い出しては『うーん…』と首を捻っている。 ドラマや映画になりそうな話だなと思った。
ひんやり@hinnyari3352025年11月1日読み終わった妊娠中にひき逃げして逮捕されて、産後すぐ子供と引き離され孤独に生きる女性の話。「失敗した」「間違えた」後も淡々と続く人生に慰められる。親ガチャとか早期FIREとかそういう話に疲れた頭に染みる。
オレンジ色@orange2025年10月24日読み終わった箱の中に何が入ってるか。アイマスクして箱の中に手を入れる。その場に居合わせてる人々はその中味が何か見えている。そんなテレビ番組を見てるような読み感。


tetsU_sh@mitsu_06302025年9月17日読み終わった冒頭では乱れていた主人公の気持ちが柿が熟すようにゆっくりと落ち着いていき、それとともに外とのつながりを取り戻していく。熟柿という言葉を肯定する結末がとてもよかった。没頭してしまう小説でした。
jollyjoker@jollyjoker2025年9月8日読み終わった感想望むと望まないに限らず人との縁で進んでいく十数年にわたる軌跡。それでもやはり人によってかおりの行動や考え方はほぐれていく、というか、閉じていた心を徐々に開いていくことが、時間と共にできるようになったのか。 最後の数ページのために綴られた物語。良かった。





いま@mayonakayom222025年8月27日読み終わった過去を隠して生きることの後ろ暗さ、孤独、穿鑿(この書き方初めて知った)への嫌悪と恐怖。 そして抱えてきたものをいつか、受け止めてくれる人がいること。人を、未来を信じられること。このことにどれだけ救われるか。 イニョンの話だと感じた。 表紙カバーのデザインも良い。 月の満ち欠けも読み返したい。


Akko@akko14542025年8月11日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台Andriod 版が出たと聞いて早速登録しました。今日fuzkue さんで読んだ本が登録第1号になるなんて素敵すぎる
tsukasakitajima@tsukasakitajima2025年7月22日読み始めた『本の雑誌』上半期ベスト特集で『永遠の仔』クラスの作品とあるのを読んで購入。最初から不安な予感が漂っている…
エマ子@emma-05082025年7月4日読み終わったすごいものを読んでしまった気分。 一瞬の気の緩みで人生が狂い、取り返しのつかないことだけが積み重ねられていく。もしもあの時すぐに車から降りていれば、あの時もう少し待っていたら、どれだけ後悔しても子供には会えない。 淡々とした語り口だから余計に人生の不可逆性が際立つ。読んでいて起こって欲しくないことばかり起きるのでなかなか辛かったけど、「熟柿」のように、ここまで待ったことにもきっと意味はあったと思いたい。 あとすっきりとした装丁がいい。スピンが柿色!








shi-mayu*@mayu_slooth2025年5月14日読み終わった「気長に時期が来るのを待つこと」 焦って動けば悪い方へと進む時期は誰にでもある。 そんなときに、いまはひたすら耐え忍ぶべき時期だと早めに気付けるといいよね。
みくら@mikura7272025年5月6日読み終わった28歳の主人公(市木かおり)は妊娠中に轢逃げ事件を起こし、獄中出産した息子と生き別れる。出所後、我が子見たさに幼稚園、小学校の入学式に無断侵入を繰返し接見禁止令を言い渡された母親は、この先どう生きていくのか。 本当にすごい。主人公の心情に合わせて変わっていく地の文調に、序盤は読む側も引っ張られて心が苦しい。罪は消えないし、一度も抱けぬままの息子は自分の知らない場所で成長していく。悲しみも後悔も変わらないけれど、時が経ち、場所もかかわる人も変化していくうちに、主人公自身の人生が緩やかに暖かく、より良いものに変わっていく。 これも一つの人間讃歌ではないか。 個人的には著者の作品のなかで一番好きになりました。

























































































































