
橋本
@parhy520513
1900年1月1日

暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
國分功一郎
読み終わった
本書を読んだ上で私の解釈として、
人間は本来じっとしていられない動的な存在であり、現代のライフスタイルとのズレから暇や退屈が生まれ、現代の消費社会においては何か(時間、お金、やる気等々)を消費することで『暇をつぶし』をしている状態であり、仕事ですら消費の対象になっている。
暇が生まれる→消費して暇を潰す→暇が生まれる→暇を潰す
を繰り返す以上暇や退屈は無限に生まれてくる。
仕事を消費の対象としたとき、終わりのない仕事にいずれ人は耐えられなくなり、燃え尽きてしまうことも...
暇は消費に頼って潰すものではなく、向き合って自分が何をしたいのか知っていくものだ。
ということなのだと思いました。
答えをくれる本ではなく、思弁を促す本だなと思います。
話の本筋以外にも、興味深い話が多かったので
時間のあるときに、思索にふけりながら読むと楽しい本だと思いました。

