ことね
@reads666
2026年4月26日
戦前日本モダンホラー傑作選 バビロンの吸血鬼
会津信吾,
高垣眸他
かつて読んだ
どの短編も印象的でしたが、特に「亡命せる異人幽霊」が心に残りました。
他の作品と比べてやや明るい雰囲気で、日本の幽霊と外国のゴーストの違い(幽霊には足がないがゴーストにはある、ゴーストは自分から話しかけない等)の描写が興味深かったです。
「硝子箱の眼」「肉」は、いずれもオチが良い意味で期待を裏切る展開で印象に残りました。
「蛇」「首切術の娘」も魅力的な一編でした。
中でも最も恐ろしさを感じたのは「人の居ないエレヴェーター」です。淡々とした語り口がかえって不気味さを際立たせており、強く印象に残りました。
