
roiban
@roiban
2026年4月26日
会話の0.2秒を言語学する
水野太貴
読み終わった
面白かったー。0.2秒とは会話の話者交替(ターンテイキング)にかかる時間。その僅かな間に人は驚くほど複雑な処理を無意識に行なっている。文の意味理解と応答の生成は素朴に考えるような純粋に演繹的なものではなくて、確率の最大化と呼べるような推論が行われていること。言語は文だけではなく、フィラー(あのー、えーと)やジェスチャーをヒントとする「サポートありきの設計」であること。「えーと」と「あのー」の使用場面が異なっている(我々はそれを無意識に使い分けている)、というのは衝撃的だった。この本の知見を活かすとテキストコミュニケーションの「うまくいかなさ」にも光を当てられそうな気がする。
