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SF・ミステリー・科学・文化など
  • 2025年5月25日
    電脳の歌
    電脳の歌
  • 2025年5月23日
    帳簿の世界史 (文春文庫)
    帳簿の世界史 (文春文庫)
  • 2025年5月23日
  • 2025年5月21日
    森を焼く人
    森を焼く人
  • 2025年5月19日
    ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ新訳版
    難しい。『寒い国から帰ってきたスパイ』が相対的に読みやすかったことが分かる。スマイリーが緻密な調査によって裏切者を炙り出していくと言う筋書きなのだが、個々の聞き取りが何を目的にしていて何が判明したのか、傍観している読者には教えてくれない。ワトソン役が探偵小説でどれだけ親切に働いてくれているのか分かる。しかし面白かった。多分また読むだろう。途中から「これは1回目」と思うと読み進めやすくなった。
  • 2025年5月18日
    スクールボーイ閣下(上)
    スクールボーイ閣下(上)
  • 2025年5月9日
    極北の海獣
    極北の海獣
  • 2025年5月6日
    ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ新訳版
  • 2025年5月6日
    だれが原子をみたか
  • 2025年5月6日
    こうしてぼくはスパイになった
    こうしてぼくはスパイになった
  • 2025年5月6日
    ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明
    面白かった。エンジニアリングの基本的な構成要素として、釘・車輪・バネ・磁石・レンズ・ひも・ポンプの七つに着目。それぞれの発明、改良の歴史や、それらが利用されている工業製品について物語る。「釘」の章では金属加工の発展史からはじまり、大量生産技術、子孫とも言えるリベットやネジの誕生、タイトルにもなっている「ナットとボルト」から高層建築物が建てられるに至るまでが語られる。「車輪」の章では、「車輪の再発明」のたとえを引き合いに出しつつ、様々な用途での車輪の再発明がむしろエンジニアリング上の課題解決に繋がってきたのだと言う。著者はインドにルーツを持つ女性で、マイノリティの発明家達の業績に意識的に光が当てられている。食洗機を発明した女性エンジニアや、光学を研究したアラブの科学者など。また、建築系のエンジニアでもあり、「ばね」の章での防振装置の解説などにその見識が発揮されている。身近すぎて見落としがちな発明がどれだけ我々の生活を豊かにしてきたか、また、一見シンプルな発明がどれだけ困難なものか。生活の中に新しい視点を与えてくれる。
  • 2025年5月5日
    週に一度クラスメイトを買う話 〜ふたりの時間、言い訳の五千円〜(1)
    良かった。一日五千円を代価に何でも命令を聞くという契約を結ばされた「仙台」と、結ばせた「宮城」の2人の揺れ動く関係の話。構成はシンプルで、父子家庭と思しき宮城の家と学校を往復する形で、キャラクターも同級生数名しか絡まない。1話に置かれている(時系列的には最初ではない)、足を舐めさせるという命令を起点に、互いの境界線に関する認識が奇妙に動き出す。何か端々に口腔粘膜へのこだわりが感じられる。ところで「スクールカースト」ってなかなか怖い概念だと思うのだが、人物同士の関係や処世術の中で自然に使われているのを改めて見ると今風だな〜と感じる。
  • 2025年5月4日
    あの本は読まれているか
    あの本は読まれているか
  • 2025年5月4日
    炒飯狙撃手
    炒飯狙撃手
    読んだ。イタリアに潜伏して炒飯店を営む台湾のスナイパー小艾と、反黒科(組織犯罪課)所属の引退間近の刑事老伍の2人の人物の視点から、ある陰謀に迫っていく物語。小艾が上からの指示でトレヴィの泉を訪れていた台湾の高官を暗殺したところ、何故か同業の殺し屋に追われることになり…。/ヨーロッパ各地を点々とする小艾の逃亡劇と、台湾各所に散らばる関係者への老伍による聞き込み捜査が並行して進み、章毎に地図まで載せてくれる。タイトルにもある小艾の得意料理の炒飯や台湾菜の数々も登場し、スリルの合間の異国情緒が効いている。やや偏見だが度々故事の引用があったりユーモアの感覚に華文だな〜という感じの癖はある。真相に向かって直線的に情報を小出しにする構成で、ミステリーとしての仕掛けはやや弱めか。
  • 2025年5月3日
    寒い国から帰ってきたスパイ
    寒い国から帰ってきたスパイ
    面白かった…「ジョン・ル・カレをベストセラー作家に押し上げたスパイ小説の金字塔」、これだけ知っていれば読む理由に十分。カバーのあらすじを読まなくて正解だった。プロットは複雑で、根気よく読まないといけないがその見返りに得られる感動は大きい。探偵小説とはまた違う形で人が人を欺き謀略にかける世界。変装の道具や暗号装置が出てこないことをはじめは「ストイックな作風なのかな」と感じていたが、身ひとつで人間の心理を巧みに利用して読者ごと騙してみせることにこそスパイ小説の醍醐味があるのだ…(と分かった風な口を聞きたくなる)
  • 2025年5月1日
  • 2025年5月1日
    海底の覇権争奪
  • 2025年5月1日
    中継ステーション〔新訳版〕
    中継ステーション〔新訳版〕
    良かった…しみじみ。/1964年。ウィスコンシン州の田舎にぽつんと建つ一軒家は、銀河中に張り巡らされたネットワークの「中継ステーション」で、様々な種族の旅行者が実体化しては去っていく。唯一の住人であるイーノックは南北戦争を生き延びて今はここの管理者として過ごしていた。長命を与えられた彼は、1世紀近くの間ここで平穏無事に仕事を務めていたが、時は冷戦の最中、新聞で伝わる世界情勢には暗雲が垂れ込めており…。/イーノックと人類文明との微かな繋がりは郵便局員や聾の少女との交流、日課の散策。一方、日誌に記録されるのは異星文明の旅行者との時に穏やかで刺激的な交流。どちらの側にも属しきらない、半ば隠遁者のような生活を送る彼の目に映る事物の数々が何とも味わい深い。
  • 2025年4月28日
    英語と明治維新
    英語と明治維新
    『バベル』を読んで以来、帝国主義の胎動期のことが気になり続けていて、新刊でちょうどおもしろそうな本が出ていたので買った。言語も絡む。アヘン戦争での清国の敗北の報が届いた頃、日本に十分な日英辞書はなかった。そんなところへ黒船がやってきて……。
  • 2025年4月27日
    それいけ!平安部
    良かった。成瀬シリーズと比べると薄味だな〜と感じつつ読み進めたが、半分超えた辺りでゆるい部活がゆるいまま進むのも良いなとじわじわ沁みてきた。主人公の牧原栞は高校入学初日に出会った同級生の平尾安以加に「平安部」なる謎の部活に勧誘される。2人を含む5人の部員が揃って始まるのは仏像トランプや博物館見学、書道体験などなど。人間同士の衝突らしい衝突や解き明かされるのを待つ秘密があるわけでもなく、またあまり平安時代が深堀りされるわけでもないのだけれど、メンバー全員がそれぞれ平安部とは自分にとって何なのかを発見していく過程にじんわり熱くなった。
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