
roiban
@roiban
SF・ミステリー・科学・文化など
- 2025年7月9日南洋標本館葉山博子気になる
- 2025年7月6日
- 2025年7月6日
- 2025年7月6日儚い羊たちの祝宴米澤穂信買った
- 2025年7月6日
- 2025年7月5日追想五断章米澤穂信読み終わった「〜の季節」シリーズ読んだついでに…くらいの気持ちで読み始めたのだがとても良かった…。/バブル崩壊直後の不景気の最中、伯父が営む古書店で働く菅生芳光のもとに、亡くなった父親の書いた五作の短編小説を探しているという奇妙な客が現れる。最初に発見できた一篇の掲載された同人誌の書誌などのかすかな手がかりから探索を続けるうちに、「五断章」が書かれた背景が浮かび上がり…。/なんと作中作が五つも読める。そのどれもが紀行文風の結末不明の「リドル・ストーリー」。なぜ北里可南子は父親の遺作を探しているのか、なぜそれらは書かれたのか、序章の「わたしの夢」は一体何なのか、という複数の謎が、散逸した五篇の探索と絡んで徐々に解かれていく。学費を払えず休学中の語り手が、悲劇的な個人の過去に踏み込んでいきつつ、そこに「物語」があることを羨む自分自身を見つめる場面が痛々しい。時代の暗鬱さを漂わせつつ、謎解きを楽しめる素晴らしい作品だった。
- 2025年7月5日
- 2025年7月1日
- 2025年6月30日追想五断章米澤穂信読み始めた
- 2025年6月30日
- 2025年6月29日栞と嘘の季節米澤穂信読み終わった前作と同じ気分で読むと第一章で謎が残りアレとなる。長編だった。トリカブトの押し花の入った栞が返却本に挟まっていることを語り手の堀川が気付き…というのが起点。「事件」の関係者はもちろん、相棒の図書委員である松倉も、何やらその栞に因縁がありそうで合流する同級生の瀬野も、それぞれの事情や思惑で流れるように嘘をつき、真実になかなか近付けない、というのはタイトルの「嘘」にも現れている。前作だと幾分気取った会話劇が出来事の苦々しさから距離を置く術としていい具合に作用していたが、本作は騒動の深刻さに勝ちすぎてしまっていたように感じた。
- 2025年6月29日
- 2025年6月28日どくとるマンボウ航海記北杜夫買った
- 2025年6月25日反転領域アレステア・レナルズ,中原尚哉気になる
- 2025年6月25日シナバー 辰砂都市エドワード・ブライアント,市田泉気になる
- 2025年6月25日都市を生きぬくための狡知小川さやか気になる
- 2025年6月25日どくとるマンボウ航海記北杜夫気になる
- 2025年6月25日栞と嘘の季節米澤穂信読み始めた
- 2025年6月25日本と鍵の季節米澤穂信読み終わった面白かった。図書委員の高校生二人、堀川と松倉が依頼を受けたり偶然遭遇したりした謎を解いていく連作短編集。お互いが視点を補い合って他人の秘密をついつい暴き過ぎてしまう。図書館と本に関する小ネタの織り交ぜ方が絶妙。
- 2025年6月23日
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