Yuki
@yuki0325
2026年4月27日
52ヘルツのクジラたち
町田そのこ
読み終わった
「あれはあんたの娘だよ。子育てをしちゃいけないってところが、よく似てる」
「ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。いつまでも、貰ってばかりじゃいかんのよ。親になれば、尚のこと。」
出産が迫ってきている中で読んだ。琴美もキナコの母もこの妊娠生活を経て痛い思いをして産んだんだな。
私も良い親とは言えない両親だった。殴られたり怒鳴られたり、かと思えば親の都合で感傷に浸りながら愛を振りかざされたと思う。
いまお腹にいる我が子を、私は適切に大切にできるだろうか。
琴美やキナコの母がひどい悪いことをしているのは十分にわかるのに、魔が刺してしまいそうな不安も同じくある。
「与える側」になる。
守る覚悟を問われたような一冊だった、映画化されているのでそちらも楽しみに観てみたい。




