
はるのひ
@harunohinouta
2026年4月27日
べつの言葉で
ジュンパ・ラヒリ,
中嶋浩郎
まだ読んでる
この本の存在を知ったのはもう何年も前で、すごく読みたいと思ったのになぜかすぐには読まなかった。去年やっと購入してもまだ手元で寝かせて、先日やっと読み始めた。
そして今日「壊れやすい仮小屋」の章の最後の段落を読んで、私はここに書かれていることを本当の意味で理解できる入り口に立つために何年も寝かせる必要があったのだ、と思った。さらにあと何年も経ってからまた読み返したら、もっと深く理解できるようになっているかもしれない。そう思うと未来への希望が久しぶりに湧いてくるのが感じられた。こんな世界で未来に希望なんて持てるのだろうかと思ってしまうニュースばかりだけど、私の中に広がる世界の希望まで枯れてしまうわけではないのだということ。
ラヒリが自分に問う「なぜわたしは書くのか?」の答えもすごく分かる。
「もしわたしの心を打ったり、混乱させたり、苦しめたりすること、要するにわたしを反応させるあらゆることを理解したければ、それを言葉にする必要がある。ものを書くことはわたしにとって、人生を消化し、秩序立てるただ一つの方法なのだ。」(P.59)