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はるのひ
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@harunohinouta
  • 2026年2月21日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    Day4とあとがきを読み終えて、2026年2冊目の読了。Day4では「Perfumeのあとに」と「本は読んでみないとわからない」の津村さんの指摘が特に面白かった。 感想はいろいろあるけど、私はX (Twitter)やインスタを使い始めるのが遅くてよかったなと思ったりした。自分が本当にやりたい仕事は何だろうと考えて将来(今)に繋がる大切な動きをするべき時期に、SNSをぼーっと(あるいは熱心に)眺める時間がなくて幸いだったと思う。それで取りこぼしてしまった情報ももちろんあったと思うけど、あの時期はそれで何も困っていなかったから。 だけど今面白そうな本に出会うきっかけは間違いなくSNSで、この本もそうだった。何となく面白そうな本だなと反応して立ち読みもせず購入に至るのは、津村さんの言葉を借りると"精神的なギャンブル"で、自分のそういう嗅覚にはやっぱり少し自信があるというか信じたい部分があり、そんなギャンブルだけはこれからも楽しんで続けていきたい。 最後にあとがきから1箇所だけ引用する。この一文が、このロングインタビューの中で津村さんが語っていることの核心のように個人的には思う。 "一つの分野における「自分は何が好きかを知る」リテラシーは、他の分野にも応用が利きますし、また、自律の感覚にもつながってゆくのだろうと思います"(P.204)
  • 2026年2月18日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    Day3まで読了。「優しさと親切」の章で、親切やケアは(才能ではなくて)技術だから誰にでも開かれている、という話が出てくる。 多くの人が引用してると思うけど、やっぱりこの文章が強い。 「でも、行動はできるでしょう。いい人間になれなくても、いい行動は取れるでしょうということ。なんか、それを書きたいんだと思います」(P.158) 少しずれるかもしれないけど、星野源さんが子供の頃に笑えなくなった時期があって、無理やり声を出してアハハと笑うフリをしていたらだんだんちゃんと笑えるようになった、という話を思い出した。最初はフリでも、行動を積み重ねていくとそれが自分になっていくということも確実にあるよね。
  • 2026年2月17日
    歳月
    歳月
    今日は茨木のり子さんの没後20年、と見かけて久しぶりに開いて少し続きを読んだ。 他界した最愛の夫への想いが綴られたこの詩集は、一種のラブレターのようなものでちょっと照れくさいからと、自身が生きている間には公表したくないと没後に出版されたもの。 どの詩も寂しくて切なくて、たまに生々しくて、そしてやっぱり言葉の端々に凛とした印象が残る。
  • 2026年2月17日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    春にペンギンブックスから刊行される世界の短編小説集『The Penguin Book of the International Short Story』に川上未映子さんの「The Flower Garden」(「お花畑自身」由尾瞳訳)が収録される、というお知らせを見て、知らないタイトルだなと検索した。 他の収録作も面白そうな短編集、読みたい。 去年読書熱が復活して最初に読んだのも川上さんの短編集(『春のこわいもの』)だったな。 ちなみにそのペンギンブックスから出る短編集がすごくきれいな装丁で久しぶりに洋書も欲しくなったけど30ドル、今の円安具合だと4600円ほど(送料を入れれば6000円オーバー)。 日本でも本の値段がじりじりと高くなってるけど、洋書はさらに気軽には買えない値段になってる。それでも今買うのが一番安い世界線にいるのかもしれないと思うと、本当に欲しいなら買っておくのが正解なんだろうな…
  • 2026年2月16日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    Day2まで読了。津村さんのきっちりした仕事の進め方など興味深く読む。「私の仕事論」で話されていたこと、「気分をあんまり信用していない。今日は筆が乗るとか、そんなんないです」「決めたらやる、それと品質を一定にする」という部分は私も意識したいところ…。 「伝えるということ」で書かれていた話もしみじみと良かった。 それとDay1の感想を1つ追加。 "いま「生きづらい」という言葉を与えられたら、生きづらいということになるかもしれないけど、当時は「生きづらい」という言葉自体がなかったんで、単に自分の環境が悪いんだろうと思ってました"(P.13) ここを読んで改めて思ったのは、言葉で現状認識できるということには良い面もあればやはり良くない面もあるよなぁということ。それこそ今「生きづらい」の一言で済まされがちなことの中にも、本当はもっと一人一人に別の適切な言葉があるかもしれないし、よく使われている便利な言葉をただ借りてくるのではなく、自分の言葉を持つこと/探すことが大切だとすごく思う。
  • 2026年2月14日
    光と糸
    光と糸
    2026年1冊目の読了。 最後に掲載されている「もっと生き抜いたあとで」という詩を読み、この人は最期の瞬間まで自分が立てた問いと向き合いながら生きていく人なんだなと思った。私も私なりの問いを立てながら生きていきたいと背筋が伸びる。 訳者あとがきを読んで心に残ったハン・ガンの言葉がある。ノーベル文学賞を受賞した後のインタビューでこう話したそうだ。 「私は静かにしていたい。世界には多くの苦痛があり、私たちはもう少し静かにしていなくてはなりません」 国内も世界も暗い気持ちになるニュースが多すぎる今、今年最初にこの本を読みたいと直感的に思ったのは間違ってなかったなと思う。 「光と糸」、なんて良いタイトルなんだろう。 ハン・ガンがどんなふうに書くこと、ひいては生きることと向き合っているかを本人の言葉で知ることができて、やはり本作で名前の上がった小説を(時間はかかると思うけど)今後自分のタイミングで手に取って読みたいと思う。
  • 2026年2月12日
    光と糸
    光と糸
    休憩中に「庭の日記」を六月六日まで読む。メモしたくなるさりげない言葉がたくさん。自分の心が反応する言葉は読むたびに違うのだろうと思う。 今日の私が特に反応した言葉。 「毎日、一瞬一瞬、光は違う」(P.123) 「地上では完全に枯れたように見えても、根が生きていれば蘇るのだと知った」(P.133) それとは別に、ちょっと面白かったことのメモ。 「門を開けて入ってきてまず庭を見たとき、樹木たちが辛そうに感じられた」(P.136)の「辛そうに」を「幸せそうに」と読み間違えてしまった。その次に続く一文が「急に気温が上がったので水が足りていなかったのだ」で読み間違いに気付いた。 ここまでの日記でハン・ガンが丁寧に鏡で光を集めて庭の樹木の世話をする日々を読み進めていたから、当然その庭で生きる樹木は幸せだろうという心理から読み間違えたのかもしれない。 "辛"という字と"幸"という字は正反対の意味だけど文字のつくりは確かに似ていて、ぼんやりしていると前者を後者に読み間違うこともあるのだと、何となく心に留めたいと思った。 ハン・ガンという人は樹木が元気に育つことを願いながら心の中で話しかけたりはしても、自分の言葉が木に届くとは思っていない。そんな距離感にすごく"らしさ"のようなものを感じる。
  • 2026年2月11日
    光と糸
    光と糸
    「北向きの庭」を読みながら、もうずっと思い出すことのなかった、子供の頃に住んでいた、一軒家に引っ越す前の平屋のアパートの玄関付近の木々を思い出した。北向きの、光が当たらないあの感じ。 思い出したから何というわけではないけど、文章を読んで自分の中に眠っていた記憶が視覚的に脳内で再生されるのはやっぱり面白い。 毎日庭の樹木のために光を集めるハン・ガンの姿を想像すると、切実な礼拝のような厳かな感じがした。
  • 2026年2月7日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    今回のありえないほど身勝手な解散総選挙、その期日前投票を終えてから移動中の電車内で読み始めて、ひとまずDay1を読み終えた。今の政治の流れについての一文がタイムリーすぎる。 政治におけるポピュリズムや反知性が台頭して行き着く先は、今まさにすごい勢いで崩壊しつつあるアメリカのそれなのではと暗い気持ちになる日々…でも津村さんの言葉や生きる姿勢が力強くて素敵で、読みながら少し元気が出た。 やっぱり自分を大きく見せようという欲のない素朴な言葉に不思議と励まされるものだな。
  • 2026年2月5日
    ギターというモノ/ギタリストというヒト プルースト、ベイトソン、ソンタグ、高田渡
    くるりの岸田さんが読み始めたとXにアップしてるのを見かけて、「過去いち好きな音楽本になりそう」と紹介してるので気になる。(最近出版されたのかと思ったら2022年12月出版だった) 高田漣さんのことは星野源さん繋がりでほんのりとしか知らないのだけど(細野晴臣さんの「薔薇と野獣」を一緒にカバーしてたり、源さんがゲスト出演した細野さんの中華街ライブのバンドメンバーだったり、源さん主演の「箱入り息子の恋」の音楽だったり)、ギター論面白そう。
  • 2026年2月4日
    光と糸
    光と糸
    前回「光と糸」まで読んだ後の感想に「体の中がとても温かくなっているのを感じる」と書いたけど、その次の「いちばん暗い夜にも」の中にこんな一節があった。 「いちばん暗い夜にあっても私たちの本質について問い続け、この惑星に宿っている人間たちと生命たちの一人称を根気強く想像し、最後には私たちをつないでくれるのが言語です。その言語を扱う文学には、必然として体温が宿っています」 最初に抱いた感想はとても自然というか当然なことだったんだなと思う。 半分まで読み終えた。まだ文中に出てくる小説を読んだことがないのでいつか読まねばという気持ちになりながら。詩もとても良かった。 残りの半分はまた別の日に読みたい気分なので今日はここまで。
  • 2026年1月31日
    ドキュメンタリー詩誌 詩あ 02
    ミュージシャンのKan Sanoさんが寄稿した詩を読みたくて購入。タイトルは「キャッチボール」 削ぎ落とされて残った言葉、その裏にある本当の意味や思いはきっと作者本人にしか分からなくて、詩はそれが良いのだと思う。読者は書かれた内容やその文字のリズムだけでなく、書かれていない感情や分からない部分の奥行や、作者が対象に向けるまなざしを想像して楽しむ。 詩だから見せられる/見せてもらえる、自分ではない誰かの記憶の断片の尊さ。今回は唯一、薄張りグラスのくだりだけ(少し前にインスタの「今日の一言」でも話してくれていたので)あの時のことだなと記憶を共有できる部分があり嬉しかったし笑ってしまった。
  • 2026年1月17日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    嬉しい積読、早く読みたい。
  • 2026年1月17日
    光と糸
    光と糸
    ひとまず最初の「光と糸」を読み終えて、体の中がとても温かくなっているのを感じる。濃密な文章で一気に読んでしまった。誠実な問いに涙が出そうになる。 その小説が気になりつつも、どれから読むべきか分からないまま、重そうなテーマにも尻込みしてなかなか読むきっかけをつかめず今に至ってしまったけど、最初に読むハン・ガン作品がこれでよかったと思える導入部だった。
  • 2026年1月9日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    年末にXで見かけて気になってた本。積読が増える一方だけど近々購入予定。読みたい本が手元にあっていつでも読める状態は幸せなので…。 年末に探した時はネットでは買えないのかと思ってたけど、今日見たら買えるお店の選択肢が結構あって安心してる。
  • 2026年1月8日
    光と糸
    光と糸
    去年から気になってる本。今こそ読みたい気がする。 新年だし明るい気持ちでいたいけど、スマホを開けば国内も海外も絶望的に暗いニュースが多くて、着実に心が削られてる日々。自分のことだけでも最近ささいなことで落ち込んだりなかなか気持ちが晴れない日が多いのに… 読書に逃げるわけじゃないけど、やっぱり弱った心に活力を与えて回復させてくれるのは芯のある言葉だと思うから。今年は去年より本を読む時間を多く持てるといいな。
  • 2025年12月23日
    深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集
    前回手に取ったのが10月6日。わずかに残しておいた残り数ページをたった今、深夜に読み終えた。読了。 このエッセイ集を読み始めたのは2023年の7月。最初から、これはもったいぶって少しずつ読みたいなと思った。2011年から2022年まで、12年にわたって書かれているエッセイだから、私もなるべく時間をかけて、時の流れに伴う自分の考え方・感じ方の変化とも付き合いながら読みたい気がした。 気持ちが疲れた時にだけ読もうと何となく決めて、ちょっと心がしんどいなと自覚した時にだけ手を伸ばして、あまり一気読みはしないように一度に大体2〜3編、多くても5〜6編くらいのペースで読み進めていたら、結果的に2年と5か月くらいかかった。目次も入れて270ページ。気持ちが疲れていた日々が割合的に多かったのか少なかったのか、分からないけど。 最後のあとがきを読んでいて泣けてきてしまった。今まさに自分の心に少し重くのしかかっていること、言葉というものについてや、ままならない自分のまま生きるというようなことについても川上さんが言及してくれていて、ちょっと救われる思いがした。 こういう思考のシンクロみたいな偶然がこのエッセイを読む時に何度もあって、勝手に対話させてもらったような気分になったり、我ながら良いタイミングで手に取るなぁと不思議に思ったり。気持ちに余裕がない時にすっと入ってくる言葉たちがありがたかった。 しばらく寝かせて、また少し年齢を重ねてから読み返すのも面白いと思う。
  • 2025年12月19日
    のせごはんとかけごはん
    長谷川あかりさんのレシピ本、今年2冊目の購入。簡単にすぐ出来て絶妙に斬新でおいしさが約束されてるレシピ、バタバタな年末にも本当にありがたい。 「はじめに」に書かれてる言葉もそうだし、あかりさんのレシピは言葉にも力があるというか素敵なポジティブさがあって好き。
  • 2025年12月16日
    ブーズたち鳥たちわたしたち
    XでもReadsでも開いて最初のタイミングでふと目に入って、しかも発売日が昨日(というかまだほぼ今日)。こういうちょっとした運命的な出会いを大切にしたい。
  • 2025年12月1日
    火山のふもとで
    "すべてが美しい"小説、とおすすめされてて気になる。読んでみたい。
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