

はるのひ
@harunohinouta
- 2025年8月17日朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』キム・ジニョン,小笠原藤子買った読み始めた手に入れた日の夜に数ページめくって、良すぎて一旦閉じた。時間のある日にじっくり腰を据えて一気に読んでしまいたいような、少しずつ読みたいような…どちらにしようか迷ってる。
- 2025年8月15日
- 2025年8月10日
- 2025年8月9日
- 2025年7月27日男流文学論上野千鶴子,富岡多恵子,小倉千加子気になる川上未映子さんのインタビュー記事の中で紹介されていて気になった。 https://fashionpost.jp/portraits/340773
- 2025年7月21日
- 2025年7月14日断片的なものの社会学岸政彦読み終わった不思議な本だなと読み始めて、岸先生のまっすぐな力強い言葉にちょっと泣いてしまったり、いろんなことに思いを馳せながら読み進めて、読み終わる頃には抱きしめたくなるような本だった。 大切なこと、自分の記憶や思いとも重なることがたくさん書かれていて、10年前に書かれた本だけど偶然出会えて手に取れて読めてよかった1冊。 社会で生きる上で他者への想像力というものは大切だけど、自分のちっぽけな想像力では絶対的に足りないから、やっぱり"相手"を知ること/知ろうとすること(自分本位にではなく正しい距離感で)が大切なのだと改めて思う。 自分とは違う他者を本当の意味で"知る"ことなんてできないのでは?という思いもありつつ、それでも。あとがきの言葉も噛み締める。 本書の中で何度も"どうしたらいいかわからない"と途方に暮れながら、誠実に祈るように言葉を重ねる岸先生にとても励まされる思いがした。 『物語の外から』 『笑いと自由』 『手のひらのスイッチ』 『普通であることへの意志』 『自分を差し出す』 『海の向こうから』 の章が特に好き。 『海の向こうから』の中で触れられている「空飛び猫」シリーズの1冊も読んでみたいな。
- 2025年7月11日断片的なものの社会学岸政彦読んでる心に残る一節「普通であることへの意志」の章に出てくる「ラベル」と「無徴(むちょう)」の話をすぐに理解できる(実感として分かる)のは、やはり私が女性という1つの「ラベル」を持って社会で生きているからなんだろう。 "もちろん私たち男は、さらにその「どちらかの性である」という課題すら、免除されている。私たち男が思う存分「個人」としてふるまっているその横で、女性たちは「女でいる」" (P.171) 大学生までは自分がラベルを持っていることを意識せずにいられた。社会に出た途端に、こちらは会社で男性と同様に「社員」として働いているつもりなのに、ことあるごとに「女性社員」であることを強調されてラベルを貼られて扱われて、本当に衝撃だったし息苦しかった。 女性であることは一生付き合っていくしかないラベルなわけで、そろそろ日本社会がいい感じに変わって欲しいと切実に思う。 もちろん少しずつ変わってきてるとは思うけど、やっぱり政治が全然追いついていない現状(と今後数十年は大きな変化が望めなさそうなこと)はわりと本気で絶望的で、女性としてとてもしんどい。
- 2025年7月7日
- 2025年7月7日ベル・ジャーシルヴィア・プラス,小澤身和子気になる読みたい去年の夏に川上未映子さんが推してた1冊。当時はまだ読書欲が戻ってなかったので、いつか読みたいな…と思うにとどめてた。(さっきHope Talaがシルヴィア・プラスの詩集を大量にインスタに上げてて思い出せた、ありがとう。) 今年の夏の個人的課題図書にしたいかも。
- 2025年7月3日断片的なものの社会学岸政彦読んでる半分以上読み進めたところ。 『笑いと自由』の章で泣いてしまった。泣くまでの心の動きはうまく説明できないけど、そういう力のある文章だった。この文章に揺さぶられる要素(思いや記憶)が私の中にあるということ、その複雑な尊さ。 『手のひらのスイッチ』の章で語られている(誰かの)幸せが(誰かへの)"暴力"をともなう、という視点もすごく分かるし、最後の一文も本当にそのとおり…
- 2025年7月2日断片的なものの社会学岸政彦読んでる心に残る一節1/3ほど読み進めて、不思議な本だなと思う。面白い。 "私たちの自己や世界は、物語を語るだけでなく、物語によってつくられる。(中略) 物語は、「絶対に外せない眼鏡」のようなもので、私たちはそうした物語から自由になり、自己や世界とそのままの姿で向き合うことはできない。"(P.61-62) どんな時も自分から離れることはできない、どうあっても自分は自分から見る世界とそこから得た言葉や思考の中でしか生きられない、ということについてたまに思うので、この"絶対に外せない眼鏡"という表現がすごく分かるなと思った。 "四角い紙の本は、それがそのまま、外の世界にむかって開いている四角い窓だ。"(P.82) すごく共感すると同時に、ちょうどいつもと違う姿勢でイスに座り何となく部屋の出窓の方を向いて本を顔の高さまで持ち上げて読んでいる時にこの文章を読んで、四角い本の向こうに本物の四角い窓がある構図に思わず笑ってしまった。
- 2025年6月30日断片的なものの社会学岸政彦読み始めたひとまずイントロダクションを読んだところだけど、もう面白い。 Xで岸先生がご自分のポストに付いたコメントをリポストしたり何かしらこまめに反応しているのを見ていて、それがすごく"社会学者"さんぽい行為だなとずっと興味深く思っていたんだけど、ただ本当にそういう第三者が発する言葉が(それに深い意味があってもなくても)好きなんだろうなぁ。
- 2025年6月7日
- 2025年5月25日歳月茨木のり子ちょっと開いた読み始めた絶版になっていて入手できなかった詩集が文庫化されて本当に嬉しい。少しずつ読み進めたい。 ちなみに『茨木のり子詩集』(谷川俊太郎選)にも『歳月』から15編ほど載っていて、その中では「(存在)」と「歳月」が特に好き。
- 2025年5月23日歳月茨木のり子買った読みたい欲しかった茨木のり子さんの『歳月』がつい最近文庫化されたと知り迷わず注文。絶版になってたから嬉しい。茨木のり子さんを知ったのは早稲田文学女性号に掲載されていた『歳月』の(存在)という詩。
- 2025年5月10日私の小さな日本文学チェ・スミン気になる買った見かけた気になる掌篇集。16編のタイトルの並びが既に面白そう。 気になった1時間後に購入。いつも素敵な本を紹介してくれるスロウな本屋さんのオンラインショップを初利用。
- 2025年5月8日すべて真夜中の恋人たち川上未映子読んでるまだ読んでる@ 電車新幹線の移動中に少し読み進めてる。 買ったのは2年前の冬、誕生日に出かけたついでに立ち寄った本屋さんで。当時一旦読み始めたものの、長編小説を読む筋肉のようなものが衰えていて(エッセイや短編小説は読める)、なかなか進まず(本を読む時間もなかなか取れず)…最近また読書欲が戻ってきたからとにかく隙間時間に手に取ってみる。
- 2025年5月5日水曜日はおうちカレー長谷川あかり読んでる去年の夏に予約して買った長谷川あかりさんのカレーレシピ本。自分では思いつかないカレーの可能性を教えてくれる1冊。たまに開いて、いつかこれ作りたいなーと思うだけでも楽しい。 今日もこちらのレシピから簡単に作れるカレーと付け合わせを作った。シンプルな付け合わせがすごくおいしいのも嬉しい。
- 2025年5月5日春のこわいもの川上未映子読み終わった最後の短編「娘について」読了。 6つの短編の中でいちばん気持ちが重くなる、こわい話だった。最後まで語られない部分が何層もあって、そこの怖さがずっとこびりついて残る感じ… 最後にもう一度「青かける青」を読み返したら最初に読んだ時とは違う感情になって後半で泣きそうになった。
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