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はるのひ
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@harunohinouta
  • 2026年4月27日
    べつの言葉で
    べつの言葉で
    この本の存在を知ったのはもう何年も前で、すごく読みたいと思ったのになぜかすぐには読まなかった。去年やっと購入してもまだ手元で寝かせて、先日やっと読み始めた。 そして今日「壊れやすい仮小屋」の章の最後の段落を読んで、私はここに書かれていることを本当の意味で理解できる入り口に立つために何年も寝かせる必要があったのだ、と思った。さらにあと何年も経ってからまた読み返したら、もっと深く理解できるようになっているかもしれない。そう思うと未来への希望が久しぶりに湧いてくるのが感じられた。こんな世界で未来に希望なんて持てるのだろうかと思ってしまうニュースばかりだけど、私の中に広がる世界の希望まで枯れてしまうわけではないのだということ。 ラヒリが自分に問う「なぜわたしは書くのか?」の答えもすごく分かる。 「もしわたしの心を打ったり、混乱させたり、苦しめたりすること、要するにわたしを反応させるあらゆることを理解したければ、それを言葉にする必要がある。ものを書くことはわたしにとって、人生を消化し、秩序立てるただ一つの方法なのだ。」(P.59)
  • 2026年4月25日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    2編目の「愛の夢とか」から「いちご畑が永遠につづいてゆくのだから」「日曜日はどこへ」までを2日に分けて読み終えたところで、どれもどこか夢の中の話みたいだ、という共通項にやっと気付く。そして今日読んだ「三月の毛糸」はもう明確にそうだった。 今の時点で「三月の毛糸」が一番面白い。複雑な(でもシンプルな美しさもある)奥行きのある面白さ。余韻に浸りたいので今日はここまで。残りあと2編。
  • 2026年4月19日
    べつの言葉で
    べつの言葉で
    ずっと前から気になっていて去年やっと購入したエッセイをようやく読み始めた。今日は読みかけの短編小説を少し読み進めたけど何となく小説の気分じゃなくて、積読していたこの本の存在をふと思い出して手に取った。何気なく裏表紙を見たら「ベンガル語」という言葉が目に入ってきて、読むしかないと思ったのだ。 と言うのも、今日とあるアーティストのアルバムタイトルにベンガル語の単語が含まれていると知り、しばらく前から気になっていたその可愛い語感の単語の意味が分かってすっきりしていたところだった。 この本の著者、ラヒリの母語がベンガル語だということを思い出して手に取ったわけではないんだけど、無意識に頭の中で何かが繋がったのかもしれないと思うと不思議だし面白い。読み始めたらちゃんと今の気分にも合っていた。 イタリア語の響きに恋をしたラヒリが綴る言葉に、かつて英語の響きに恋をした自分を少し重ねる。 「わたしにはこの言葉を知るほんとうの必要性はないだろう。イタリアに住んでいないし、よく知っているイタリア人も一人もいない。あるのは欲求だけだ。だが結局のところ、欲求というのはむちゃな必要性以外の何物でもない。」(P.15)
    べつの言葉で
  • 2026年4月13日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    1つ目の「アイスクリーム熱」読了。 すぐに溶けて形をなくしてしまうアイスクリームそのものみたいな、短い恋の物語。 「うまく言葉にできないということは、誰にも共有されないということでもあるのだから。つまりそのよさは今のところ、わたしだけのものということだ。」(P.9) 言葉にする/しないということについて、いつもあれこれ考えてしまうから印象に残った箇所。主人公のこの考え方に賛同したいような、したくないような…。自分や誰かがはっきり言葉にしなくても、その対象に感じている「よさ」が既にあることに変わりはないわけで、そのよさは言葉によって表現されずとも同じ感性を持った誰かとは共有されている、と考えるほうが自然なような気がしたり。(話の本筋とは全然関係ない、ただの個人的なメモ的感想)
  • 2026年4月9日
    日本語からの祝福、日本語への祝福
    面白そうな語学エッセイ。第15回梅棹忠夫・山と探検文学賞という賞を受賞したというニュースと共に流れてきて知った本。
  • 2026年4月1日
    いのちの車窓から
    「寺坂直毅」の章を再読。源さんと寺ちゃんの出会いと強い絆が窺える、特に好きなエッセイの1つだ。 先日最終回を迎えた『星野源のオールナイトニッポン』で、番組の構成作家の寺ちゃんこと寺坂直毅さんがこの10年間で初めて番組にメールを送り、源さんがそれを読むという素敵な一幕があった。 年齢を重ねるのがたまに怖くなる、どうすれば年を重ねることを楽しめるか、という寺ちゃんからの質問に対して、源さんが最後に送った言葉がとても素敵だった。 寺ちゃんとはもともと友達だったけど毎週作家として会っていると"仕事相手"になる、だから(番組が終わって)これから寺ちゃんと友達になる(戻る)のが楽しみ、実は一緒に温泉旅行に行こうと思っている、という内容。 どうすれば年を重ねることを楽しめるか、という漠然とした不安からの問いに対して、こんなに具体的で素敵な回答があるんだなと感動してしまった。 他にもいくつかの章を読んだ。何度でも開きたくなるエッセイ集。
  • 2026年3月30日
    増補版 ガザとは何か
    Xのスロウな本屋さんの投稿で見かけて。
  • 2026年3月28日
    別れを告げない
    別れを告げない
    英語版「We Do Not Part」が全米批評家協会賞を受賞(韓国の作家では2人目、小説部門では初)したとのこと。いつか読みたい1冊。
  • 2026年3月25日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    春の間に読む予定。
  • 2026年3月25日
    黄色い家(上)
    黄色い家(上)
    昨年冬に文庫化された時にお店にサイン本を買いに行く余裕がなくて書いそびれていたけど、そろそろ読みたいなと上下巻を購入。そして良いタイミングでサイン入りの英訳版を紀伊國屋書店さんのウェブストアでも買えることを知りそちらも購入。(大きい店舗に行けばさらに可愛いチャーム付きのを買えたかもしれない) 読書熱が再燃して1年、久しぶりに洋書も読みたいなと思っていたところ。世界中で読まれる英訳版がどんなふうに翻訳されているのか、読んだ時の感覚が日本語版とどれくらい違うのか(違わないのか)も楽しみ。好きな作家さんが書く文章、選ぶ言葉を日本語のまま読むことができてその機微を味わえる、ということの尊さも改めて思う。
    黄色い家(上)
  • 2026年3月12日
    平和と愚かさ
    好きな作家さんが今読んでいると紹介していた本、気になる。
  • 2026年3月7日
    同化と他者化
    著者の岸政彦さんご本人が、これを超える本は一生書けないと思うとおっしゃっていて気になる。博士論文をもとにした最初の本とのこと。 ちなみに岸先生の「断片的なものの社会学」は2025年に読んだ本の中で個人的ベスト、出会えてよかった1冊。
  • 2026年3月6日
    暗闇のなかの希望 増補改訂版
    暗闇のなかの希望 増補改訂版
    今年は年明けからニュースを見ては気が滅入っていた。さらにアメリカが国際法に反して新しい戦争を始めてしまったし(本当にやめてほしい)、日本は急速に議会政治が崩壊しかけているしいろいろ不穏な動きしか見えてこないし、今ここ数年でいちばん先が見えない暗い気持ちかもしれない。目を背けず正気を保ちながら考えるために必要な本を読みたい。
  • 2026年3月4日
    キッチン
    キッチン
    ふと読みたくなって何年かぶりにまた読み始めたら、すっかり忘れていたけど(何回も読んでるはずなのに)季節が春から始まっていてちょっと嬉しい。私にとって呼吸をするように読めてしまう作品。
  • 2026年3月1日
    キッチン
    キッチン
    新しい本ばかりじゃなく、自分にしっくりなじんだ好きな作品を何年かに1回のペースでまた読みたい気分になる時がある。必要なタイミングで本に呼ばれてる感覚。
  • 2026年2月22日
    暴政
    暴政
    津村記久子さんが、今の民主主義が危うい状況での振る舞い方がほとんど書いてある、と紹介していた本。
  • 2026年2月21日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    Day4とあとがきを読み終えて、2026年2冊目の読了。Day4では「Perfumeのあとに」と「本は読んでみないとわからない」の津村さんの指摘が特に面白かった。 感想はいろいろあるけど、私はX (Twitter)やインスタを使い始めるのが遅くてよかったなと思ったりした。自分が本当にやりたい仕事は何だろうと考えて将来(今)に繋がる大切な動きをするべき時期に、SNSをぼーっと(あるいは熱心に)眺める時間がなくて幸いだったと思う。それで取りこぼしてしまった情報ももちろんあったと思うけど、あの時期はそれで何も困っていなかったから。 だけど今面白そうな本に出会うきっかけは間違いなくSNSで、この本もそうだった。何となく面白そうな本だなと反応して立ち読みもせず購入に至るのは、津村さんの言葉を借りると"精神的なギャンブル"で、自分のそういう嗅覚にはやっぱり少し自信があるというか信じたい部分があり、そんなギャンブルだけはこれからも楽しんで続けていきたい。 最後にあとがきから1箇所だけ引用する。この一文が、このロングインタビューの中で津村さんが語っていることの核心のように個人的には思う。 "一つの分野における「自分は何が好きかを知る」リテラシーは、他の分野にも応用が利きますし、また、自律の感覚にもつながってゆくのだろうと思います"(P.204)
  • 2026年2月18日
    ふつうの人が小説家として生活していくには
    Day3まで読了。「優しさと親切」の章で、親切やケアは(才能ではなくて)技術だから誰にでも開かれている、という話が出てくる。 多くの人が引用してると思うけど、やっぱりこの文章が強い。 「でも、行動はできるでしょう。いい人間になれなくても、いい行動は取れるでしょうということ。なんか、それを書きたいんだと思います」(P.158) 少しずれるかもしれないけど、星野源さんが子供の頃に笑えなくなった時期があって、無理やり声を出してアハハと笑うフリをしていたらだんだんちゃんと笑えるようになった、という話を思い出した。最初はフリでも、行動を積み重ねていくとそれが自分になっていくということも確実にあるよね。
  • 2026年2月17日
    歳月
    歳月
    今日は茨木のり子さんの没後20年、と見かけて久しぶりに開いて少し続きを読んだ。 他界した最愛の夫への想いが綴られたこの詩集は、一種のラブレターのようなものでちょっと照れくさいからと、自身が生きている間には公表したくないと没後に出版されたもの。 どの詩も寂しくて切なくて、たまに生々しくて、そしてやっぱり言葉の端々に凛とした印象が残る。
  • 2026年2月17日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    春にペンギンブックスから刊行される世界の短編小説集『The Penguin Book of the International Short Story』に川上未映子さんの「The Flower Garden」(「お花畑自身」由尾瞳訳)が収録される、というお知らせを見て、知らないタイトルだなと検索した。 他の収録作も面白そうな短編集、読みたい。 去年読書熱が復活して最初に読んだのも川上さんの短編集(『春のこわいもの』)だったな。 ちなみにそのペンギンブックスから出る短編集がすごくきれいな装丁で久しぶりに洋書も欲しくなったけど30ドル、今の円安具合だと4600円ほど(送料を入れれば6000円オーバー)。 日本でも本の値段がじりじりと高くなってるけど、洋書はさらに気軽には買えない値段になってる。それでも今買うのが一番安い世界線にいるのかもしれないと思うと、本当に欲しいなら買っておくのが正解なんだろうな…
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