伊藤裕満 "幽霊たち(新潮文庫)" 2026年4月27日

幽霊たち(新潮文庫)
幽霊たち(新潮文庫)
ポール・オースター
探偵であるブルーがブラックを見張る。果てしない時間がすぎるが何も起きない。誰かの書いた物語からどう逸脱するか、を考え始める。『ガラスの街』からももちろん繋がるし『ウィリアム・ウィルソン』とも繋がっている。 過去の偉人たちの名前を連ね「幽霊たち」というセリフが出てくる。幽霊たちとは誰のことなのか。ページ数からは想像できない数多くのエピソード、引用が出てくる。ストーリーはかなり限定的な世界観(NYのある一角)であるが、描かれた世界は無数の枝葉となって広がっている。
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