幽霊たち(新潮文庫)

16件の記録
- をんだ@good-hondana2026年5月11日読み終わったどっかで読んだ気がすると思ったら、村上春樹さんの「多崎つくる」かー。ネットの記事読むまでモヤモヤしてたけど、確かに下敷きになってると思う。

読書猫@bookcat2026年5月3日読み終わった(本文抜粋) ”まずはじめにブルーがいる。次にホワイトがいて、それからブラックがいて、そもそものはじまりの前にはブラウンがいる。“ ”彼はこう思う。何が起きたかを書いたところで、本当に何が起きたのかが伝わりはしないのだ。報告書を書く経験においてはじめて、彼は、言葉がかならず役に立つとは限らないということを思い知る。伝えようとしている事物を、言葉が見えにくくしてしまうことも時にはあり得るのだ。“ ”書物はそれが書かれたときと同じ慎重さと冷静さとをもって読まれなければならない。彼は一挙に理解する。こつはゆっくり読むことなのだ、と。言葉に接するときのいつもの速さを捨てて、じっくり読み進めることなのだ。“ ”書くというのは孤独な作業だ。それは生活をおおいつくしてしまう。ある意味で、作家には自分の人生がないとも言える。そこにいるときでも、本当はそこにいないんだ。 また幽霊ですね。 その通り。 なんだか神秘的だ。“
伊藤裕満@Blow_the_Night2026年4月27日読み終わった探偵であるブルーがブラックを見張る。果てしない時間がすぎるが何も起きない。誰かの書いた物語からどう逸脱するか、を考え始める。『ガラスの街』からももちろん繋がるし『ウィリアム・ウィルソン』とも繋がっている。 過去の偉人たちの名前を連ね「幽霊たち」というセリフが出てくる。幽霊たちとは誰のことなのか。ページ数からは想像できない数多くのエピソード、引用が出てくる。ストーリーはかなり限定的な世界観(NYのある一角)であるが、描かれた世界は無数の枝葉となって広がっている。
ユタカ@yytk_11772025年6月20日読み終わった『裏窓』のシチュエーションから、相手を通して実存について悩み始める様子が面白かった。フィルム・ノワール、ロバート・ミッチャム、ホイットマン等々の引用が洒落臭くて好き。カッコいい小説だった。









