
Tomy
@books_tomy
2026年4月27日
ブレイクショットの軌跡
逢坂冬馬
読み終わった
面白かった!
読者を惹きつけるような読ませる構成になっており、登場人物の繋がりや関係性、連鎖的影響、時系列などを推測しながら読み進めていくのが楽しかったし、次はどこでどう繋がるのかワクワクしながら読んだ。
自動車期間工やアフリカの武装組織の少年兵、ヘッジファンドの副社長、サッカー選手を夢見る少年等々、一冊の小説とは思えないほど振り幅が広く色々なバックグラウンドを抱えた人達の見る世界を垣間見た。
十人十色の価値観や考え方が体験できるのは小説を読むことで得られる優れた点だと思うけれど、本作では卓越した描写力やリアリティ感によりそれが際立っていてとても面白く興味深く読み進められた。
また『同志少女よ〜』でも思ったけれど、逢坂氏は伝えたい主義主張を著作の中で明確に書くことに真っ向から挑んでいて、それでいてなおちゃんと面白い小説を作り上げるのは素晴らしいなあと。





