時間のかかる読書人 "スクールカウンセラーは何を見..." 2026年4月28日

スクールカウンセラーは何を見ているのか
共感的に支えられることで、子どものこころは「支えてくれた人のイメージ」が染み込みます。すると、次に学校でぶつかり合いやすり合わせが怒っても、「支えてくれた人のイメージ」とともに向き合って対処することができるのです。「こころの中で誰かが支えてくれる」という状態だからこそ、親がいなくても自分で物事に対処できるということですね。 これが「自立」のしくみであり、支えのイメージが無い状態は「孤立」と呼びます。 もしかすると、学校に連絡して状況に介入したり、子どもに「こうしたら」とアドバイスをしたくなる人もいるでしょう。もちろん、いじめや暴力、犯罪などの危険に際しては、現実に介入して変えていくことが大切なのは言うまでもありません。しかし、学校で避けられないような対人関係の摩擦なら、現実を変えずに気持ちを共感的に支えていくことが大切です。どうやら、現実を変えるために動くことで、「気持ちに寄り添おうとするエネルギー」が減ってしまい、子どもに「支えのイメージ」が伝わりにくくなるようなのです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved