
イツキ
@maruitsuki
2026年4月28日
PRIZE-プライズー
村山由佳
読み終わった
賞をめぐる物語でありながら、ただ「賞が欲しい作家」の話ではなかった。作品を愛するとはどういうことか。作家と編集者はどこまで近づいてよいのか。正しさや献身は、どこから危うさに変わるのか。読み終えたあとも、その問いがずっと残る小説だった。私はこの作品を読んで、誰かを深く理解したいと思うことの尊さと、理解したつもりになることの怖さを同時に感じた。だからこそ、作家にも作品にも、そして人にも、近づきすぎないための距離が必要なのだと思う。




