
和月
@wanotsuki
2026年4月27日
読み終わった
一日で読み切ってしまい、現在2巻が手元に無いのでとてももどかしい思いをしています。早く続きが読みたい……!
花ざかりの君たちへ、桜蘭高校ホスト部、花より男子辺りを通ってきた人は読んでみて!!という少女漫画脳な気持ちと、あの新川帆立先生が手掛けるラノベなので一般小説畑の人も心置きなく手に取って!という感情が同時に押し寄せる。
恋と魔法と学園生活、という分かりやすいキラキラしたパッケージの中に、結構ガッツリ法律、契約、社会の縮図、ジェンダー等の話を盛り込んでいる。勿論、主人公・野々宮椿と周囲の人間関係もしっかりと細やかに描かれていて、深みがある。
正直、最初にオーディブルで冒頭を聴いていた時は、椿の好きな人への尽くし方にこの子大丈夫か……?と不安になったけど、本で読み進めているとその性格が根付いた理由や、心の機微が感じられて俄然好ましい人物になった。
人物設定だけを先行して見ると、俺様気質な条ヶ崎マリスやミステリアスな高遠伊織はよくある恋愛小説のヒーロー像かな?と思い込んでしまうけど、ページを追うごとに彼等の葛藤や様々な側面が見えてきて、面白い。知れば知るほど、彼らが単純なキャラクターではなく、人間としての立体感を持ち始める。まだ1巻では深堀りされていないほかの人物たちの活躍も楽しみ!

