サカキ "きらきらひかる" 2026年4月29日

サカキ
サカキ
@sakaki0825
2026年4月29日
きらきらひかる
初めての江國香織作品。 これまで読んだ小説の中で一番好きなかもしれない作品だった。 二人のそれぞれに対しての思いやりが、目に見える攻撃性と目に見えない攻撃性となってすれ違い、さらには外部の心ない行動・発言に拍車がかかっていくので、読み進めるにつれてどんどん辛くなった。けれど最後には三人で、ああいった結末を迎えてくれてとても救われた気がする。 「嘘をつくことなんて、私は何とも思っていない。結婚してから四ヶ月半も、その約束を守っていたことの方が不思議なくらいなのだ。」 二人にとって家族には嘘が必要で、折り合いをつけないと成り立たない残酷なものだけれど、それ以上に美しいものに感じた。 「どうしてこのままじゃいけないのかしら。このままでこんなに自然なのに」
きらきらひかる
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