

サカキ
@sakaki0825
デジタルデトックスのつもりが沼
- 2026年8月23日
ブラッディダイスの殺人 下M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった買った魅力的なキャラクターも出てきたし、カタルシスもあったけど、中盤で展開が読めてしまったのもあり、前作の方がストーリーが入り組んでて好みな感じではあった。ただこのシリーズは安定して面白いから次作も楽しみ。
- 2026年8月19日
ブラッディダイスの殺人 上M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった買った待ちに待った新刊。とりあえず上巻読了。 前作の終始シリアスな感じも良かったけど、今回は会話多めのポーシリーズらしさ全開で満足。
- 2026年8月18日
すいかの匂い江國香織読み終わったせっかくなら夏に読みたいなと思い、買ってからしばらく積んでいた一冊。 子供の時分特有の湿気った空気感がリアルで、実際に見たことないはずなのに情景が浮かんでくるのがすごい。 ただやっぱり細かな人物の心理描写や掘り下げがある長編のほうが、江國香織作品はいいなと思った。 「くつ下が、濁った泥水の中で鮮やかに白い。」
- 2026年8月18日
アイム・トラベリング・アローンサムエル・ビョルク,中谷友紀子気になる - 2026年8月17日
パパ・ユーア クレイジーウィリアム・サローヤン,伊丹十三気になる - 2026年8月14日
国境の南、太陽の西村上春樹読み終わったまた読みたい久々に抉られた感覚。良くも悪くも、とても男性的な小説ではあると思うけど。 簡単に言ってしまえば、主人公は身勝手な、人でなしの一言で済んでしまうけど、根本的な物事の考え方は、最近自分がよく考えることと被る部分が多くて、色々と突きつけられた感じがした。恋愛観は別としても。 お互いに求め合っていた主人公と島本さんの間でも"全部とる"の認識の違いがあったことを思うと、結局、正解などなく選択の連続による結果でしかないなと思う。 30代のうちにまた読み直す気がする。 「その欠落そのものが僕自身だからだよ」
- 2026年8月2日
日のあたる白い壁江國香織オールタイムベスト読み終わった買った豊田市美術館で購入。面白くてその日のうちに読み終えた。エッセイが多く出てるのは知っていたけど、絵画に関するものが出ていたとは知らず、見つけた時少し興奮した。 それぞれの画家に対する造詣も深くて、しかも小説家が絵画をどういう感覚で観ているのかということを知れるので面白くないわけがない。 特に22章の"見知らぬ絵"は共感しかなかった。 いま、自分にとって好きな画家や写真家もコレクション展に行ってなかったら、一生知らぬままだったと思うとぞっとする。これからもできるだけ美術館に行く時間は確保していきたい。 「様々な、一枚一枚特別な、この世に二つとない、また見ぬ絵たち。それだけで、ふつふつと嬉しい。少し興奮し、いま生きていて、新しいものを目撃できるということに、幸福な力が湧く。」
- 2026年8月2日
アムリタ 下吉本ばなな読み終わった下巻も読了。 上巻ほどすいすいとは読み進められなかったけど、こちらの方が残るフレーズが多かった気がする。あと途中のシチュエーションが最近観た映画とリンクして不思議な感覚がした。 喪失と喪失を認識するまでにはタイムラグがあって、それが必然的に整理の時間になるから、失ってからの方が気づくものの多さにつながるのかなと考えたり。 "見送るものの胸に一瞬刻印される「死」のかおりがするさみしさの陰影は、ほんとうに見送られるものと同一だろうか?"
- 2026年7月27日
カメレオンのための音楽トルーマン・カポーティ,Truman Capote,野坂昭如気になる - 2026年7月26日
- 2026年7月23日
究極Q太郎詩集 散歩依存症究極Q太郎オールタイムベスト読み終わったまた読みたい詩歌を本業としていない、という言い方は正しくないかもしれないけど、ほかに仕事を持ちながら生活者として書かれる詩や歌に強く惹かれることを再認識。 何かを決意して継続することや考える余地もなくなるほどに体を動かすことについては、今の自分にも当てはまる部分があって、とても響いた。 「世界はコミック雑誌のようだ 弱い者もまた強者の戯画を演じたがる。」
- 2026年7月22日
アムリタ 上吉本ばななオールタイムベスト読み終わったまた読みたい上巻読了。 吉本ばなな作品は家族の関係性や人の死について強く考えさせられる。 「身内であるということから、失望から、かすかな嫌悪を感じる。反射的な嫌悪なのでどうしようもない。」 中盤の朔美と弟である由男の無言のやりとりに妙な現実味と生々しさがあって、一気に引き込まれたし少しゾッとした。 そういったものはあまり信じない質だけれど、この小説を含め、吉本ばななの世界観が嫌いじゃないのは何故なのか。あと、唐突に出てきた東急ホテルとそのシチュエーションに色々なことを思い出した。 「幸福なんて言葉、人はしょっちゅう使わないでしょう?」
- 2026年7月20日
ストレンジオグラフィ管啓次郎気になる - 2026年7月20日
美しい星三島由紀夫気になる - 2026年7月18日
- 2026年7月16日
夏帆村上春樹読み終わった比喩表現や登場人物のキャラクターはらしさ全開で良かったし、村上春樹の女性視点で描かれる物語や親子関係も新鮮だった。 最後まで読み終えて、この物語の中で起こったことはすべて現実ではなかった、と捉えることもできるかなと思った。ただ、夏帆とその周りの人々に起こった結果を見ると、その原因が現実にあったのか、そうでなかったのかは、それほど重要なことでないのだなと感じる。 「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」 ノンデリカシーでプライドの高さが窺える佐原だけど、彼なりの誠実さみたいなものもあって嫌いになれないキャラクターだった。あと、"オフビートな守護天使"は何度も口に出して言いたくなる。
- 2026年7月8日
コクトーの食卓ジャン・コクトー,レーモン・オリヴェ,辻邦生気になる - 2026年7月7日
文体練習レーモン・クノー気になる - 2026年7月5日
- 2026年7月2日
新装版 海と毒薬遠藤周作オールタイムベスト読み終わったまた読みたい深い河に続き、遠藤周作2作目。 飽きのこない構成と過去の回想への入り方、登場人物の心理描写が洗練されていて、文章がするすると入ってくる。生体解剖という実際にあった史実を元にしたフィクションで、軽々しくは重いと言えないテーマ。 作中の戸田がこれまで行ってきた行為は卑怯・卑劣なもののように捉えられるけど、それを判断する自身の良心は果たして何によって形成されているものなのかを考えさせられる。戸田の言っていた「醜悪だと思うことと苦しむこととは別の問題だ」という考えにはぐうの音も出ない。解説を読んで、キリスト教と日本人の宗教観の違いが良心の不在につながっているとあって、とても腑に落ちた。 善悪の定義どうこうではなく、個々人の「良心とは何か」を問いかけてくる作品で、本当に読んで良かった。次は少し間を空けて、積んである"沈黙"を読もうと思う。 「だが眼の前を霜で鉛色に光った一本路が続いていた。」
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