

サカキ
@sakaki0825
デジタルデトックスのつもりが沼
- 2026年10月3日
ゴルフ場殺人事件 ポアロシリーズ (クリスティー文庫)アガサ・クリスティー,田村義進読み終わった買った"そして誰もいなくなった"は登場人物が多すぎて積み直したので心配だったけどこちらは読了。面白かった。 ポアロのキャラが良くて、ワシントン・ポーシリーズもそうだけど、皮肉屋の主人公は割と嫌いじゃないなと感じる。 安西水丸verのカバーが気に入っているので、牧師館の殺人も何とか見つけたい。 「そうなんだ。例の五百フランを受け取ったんだよ。素晴らしい置き物だろ。名前はジローというんだよ。」
- 2026年9月27日
プールサイド小景・静物庄野潤三読み終わった買ったまた読みたい前から気になってた一冊。旅先で見つけて購入。 どの家庭にも起こりうる不幸に対しての向き合い方やそれによって、これまでの関係性が露わになるところに現実味を感じてよかった。希望と不穏さを残したまま、その先を提示しないところが、なんとなくレイモンド・カーヴァーと通ずる感じがして、7篇の中では「プールサイド小景」と「相客」が好きだった。 最後の「静物」はエピソード数が多く、ばんばん場面が転換していくので、難解だった.....これは時間を空けて読み直そうと思う。
- 2026年9月24日
アフターダーク (講談社文庫)村上春樹読み終わった読みやすいけど、掴みどころのない作品だった。 偶然とは何かを考えさせられる。 バタフライエフェクトじゃないけど、人との関係性や小さな出来事が少しずつ何かに作用して、思わぬところに影響を及ぼすということを、歳をとるにつれて、よく感じるようになったのでこの作品のそれぞれのストーリーが繋がりきらない感じが逆にすとんと胸に落ちた。 終盤に出てくる都会の夜明けの表現がとても良かった。 「海の水と川の水が河口で勢いを争うように、新しい時間と古い時間がせめぎ合い、入り混じる。」
- 2026年9月22日
通天閣西加奈子オールタイムベスト読み終わったまた読みたい大阪旅行のお供にと、安易に買った通天閣。 ものすごく好きな作品になった。 二人のそれぞれの生活がどんどん悪い方に向かっていく様は、読んでてどうしようもなく苦しくなってくる。工場での新入りとのやりとりに過去の自分の姿を重ね、上っ面でなく他人の人生を思いやる姿にじわじわと泣いてしまった。 明確な救いがあるわけではないけど、それでも前を向いて生きていくところが現実的で、この作品に惹かれた理由な気がしている。 「古い、ていうのは、少しも前に進んでいないってことだと思う」
- 2026年9月20日
小説家のメニュー改版開高健読み終わったまた読みたい洋食屋の行列に並ぶ中、食欲を高めつつ読了。 少し大袈裟で、詩的な表現が食欲をそそる。食事も経験値が必要だなと。 「精神の疲労はアルコールを求め、肉体の疲労は甘味を求める」
- 2026年9月15日
N・P吉本ばなな読み終わったまた読みたい一つ前に読んだ作品が若干の消化不良だったので、続けて吉本ばなな作品。 主人公の引力みたいなものを感じられる、らしい作品でとても良かったし、作中の時期も夏の終わりで色々と感慨深い。 個人に深く根を張っていて、その人の人生を左右するものを運命ではなく、呪いと表現するところがとても響いた。 終盤の風美と乙彦の対比に女性の強さをひしひしと感じるし、本当によく描かれているなあと思う。世間で安っぽく議論されるような男女の友情と違う、この関係性が羨ましい。 「ブルータス、おまえもなのか。どこ行くの? ひとり?」 完全に夏が終わる前に、旅をしたくなる作品。
- 2026年9月13日
海のふたよしもとばなな読み終わった夏が始まりかけた頃に買って積んでいた小説。夏が終わるまでに読み終えたいと思ってたので。 今まで読んだ吉本ばなな作品の中でもシスターフッド味が強くて、意外と新鮮な感じがした。 数日前に先輩から聞いた沖縄の話や、写美で見た楢橋さんの展示だとか繋がる部分が多くて、読むタイミングって大事だなとつくづく思う。これも喪失について考えさせられる作品と感じる。 「確かに珊瑚とか貝は骨に似ている。」
- 2026年9月12日
死ぬまでに行きたい海岸本佐知子オールタイムベスト読み終わったかつて読んだ読み直した東京出張の度に持っていくエッセイ。世田谷代田のところだけ読み直した。 自分に少しでも関わりのあった場所は、よりおもしろく感じる。自分が先輩の家に居候してた頃には、もう駅が地下化した後だったから以前の姿は想像できないな。あの頃が一番、東京で生活してるという実感があった気がする。
- 2026年9月11日
小鳥たちの計画荒内佑読み終わったまた読みたい発売を楽しみにしてたエッセイ。読了。 ceroの曲は好きでよく聴くけれど、それを抜きにしても、とても好きな作品だった。 読んでいて、自分にとっての原体験って何だろうと思ったけど、明確にこれと言えるものが思い出せない。こういうところが今のコンプレックスにつながっている気もする。
- 2026年9月9日
雨天炎天村上春樹オールタイムベスト読み終わったまた読みたい辺境・近境もそうだったけど、村上春樹らしい皮肉たっぷりな表現満載で大満足。出張用にと思ってたけど、直前で読み終えてしまった。 "簡単だ。英語でいう「ア・ピース・オブ・ケイク」という感じであった。" こんな旅は絶対にしたくない、えげつないハードさだけど、読んでいると海外旅行に行きたくなるから不思議。
- 2026年9月6日
アダムとイブの対話和田誠,谷川俊太郎読み終わった京都の誠光社にて購入。読了。 さらっとLSDを打った話が出てきたりと、時代が違いすぎるので時代錯誤な考えも出てくるのだけど、現代に通ずるものも多くあったし、一貫してプリミティブな考えで好感。 しっかりと谷川さんの詩集を読んだことがなかったので何か買ってみたいと思う。 あと解説で、この文章を31歳で書いたことを知って驚き。
- 2026年8月26日
サリンジャー初期短篇全集J・D・サリンジャー,柴田元幸気になる - 2026年8月25日
料理の四面体玉村豊男気になる - 2026年8月23日
ブラッディダイスの殺人 下M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった買った魅力的なキャラクターも出てきたし、カタルシスもあったけど、中盤で展開が読めてしまったのもあり、前作の方がストーリーが入り組んでて好みな感じではあった。ただこのシリーズは安定して面白いから次作も楽しみ。
- 2026年8月19日
ブラッディダイスの殺人 上M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった買った待ちに待った新刊。とりあえず上巻読了。 前作の終始シリアスな感じも良かったけど、今回は会話多めのポーシリーズらしさ全開で満足。
- 2026年8月18日
すいかの匂い江國香織読み終わったせっかくなら夏に読みたいなと思い、買ってからしばらく積んでいた一冊。 子供の時分特有の湿気った空気感がリアルで、実際に見たことないはずなのに情景が浮かんでくるのがすごい。 ただやっぱり細かな人物の心理描写や掘り下げがある長編のほうが、江國香織作品はいいなと思った。 「くつ下が、濁った泥水の中で鮮やかに白い。」
- 2026年8月18日
アイム・トラベリング・アローンサムエル・ビョルク,中谷友紀子気になる - 2026年8月17日
パパ・ユーア クレイジーウィリアム・サローヤン,伊丹十三気になる - 2026年8月14日
国境の南、太陽の西村上春樹読み終わったまた読みたい久々に抉られた感覚。良くも悪くも、とても男性的な小説ではあると思うけど。 簡単に言ってしまえば、主人公は身勝手な、人でなしの一言で済んでしまうけど、根本的な物事の考え方は、最近自分がよく考えることと被る部分が多くて、色々と突きつけられた感じがした。恋愛観は別としても。 お互いに求め合っていた主人公と島本さんの間でも"全部とる"の認識の違いがあったことを思うと、結局、正解などなく選択の連続による結果でしかないなと思う。 30代のうちにまた読み直す気がする。 「その欠落そのものが僕自身だからだよ」
- 2026年8月2日
日のあたる白い壁江國香織読み終わった買った豊田市美術館で購入。面白くてその日のうちに読み終えた。エッセイが多く出てるのは知っていたけど、絵画に関するものが出ていたとは知らず、見つけた時少し興奮した。 それぞれの画家に対する造詣も深くて、しかも小説家が絵画をどういう感覚で観ているのかということを知れるので面白くないわけがない。 特に22章の"見知らぬ絵"は共感しかなかった。 いま、自分にとって好きな画家や写真家もコレクション展に行ってなかったら、一生知らぬままだったと思うとぞっとする。これからもできるだけ美術館に行く時間は確保していきたい。 「様々な、一枚一枚特別な、この世に二つとない、また見ぬ絵たち。それだけで、ふつふつと嬉しい。少し興奮し、いま生きていて、新しいものを目撃できるということに、幸福な力が湧く。」
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