

サカキ
@sakaki0825
デジタルデトックスのつもりが沼
- 2025年11月25日
星々の悲しみ宮本輝気になる - 2025年11月19日
めくらやなぎと眠る女村上春樹読み終わった読了。 象の消滅の短編選集よりも、それぞれの作品の雰囲気が違って新鮮。 貧乏な叔母さんの話、氷男、蛍が特に好きだった。 「私を苦しめたのは退屈さではなかった。私が耐えがたかったのはその反復性だった。」 冬は、外出先でも家でも、暖房が効いている室内で本読むことに幸せを感じる。
- 2025年11月15日
スプートニクの恋人村上春樹読み終わったまた読みたい感想が上手くまとめられないけど、とにかく、とても好きな作品だった。 「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない。」 他者に求める精神的なものと、肉体的なものは必ずしも両立しないことを改めて考えさせられた。そう思うと、ある種、主人公とすみれの関係性は理想形なのかなと。先々のことを考えると尚更に。 あと終盤を読んでいて、何度も数年前の個人的な関係のことを思い出した。
- 2025年11月13日
なつのひかり江國香織気になる - 2025年11月10日
夜を着こなせたなら山階基気になる - 2025年11月10日
風にあたる山階基読み終わったまた読みたい冬になると何故か歌集が読みたくなるので、しばらく積んでいたこちらを。改めて、生活に根差した短歌が好きだと思った。 「空き地から闇くゆらせるどくだみは暮らしの袖を引くように咲く」 「満ちていく水のすがたに鎖骨まで引きあげてから脱ぐカットソー」 「ねむたさがかみをしたたる浴槽に目盛りのような乳首は浮いて」 第二歌集も出ているみたいなので、見つけたら買おう。
- 2025年11月8日
30の短編小説小説トリッパー編集部気になる - 2025年11月1日
リミナルスペースAlt236,ALT236,佐野ゆか気になる - 2025年10月31日
家守綺譚梨木香歩読み終わったまた読みたい各地に伝わる民話や伝承が連なって、物語になったような不思議な作品。日本の花鳥風月って本来こういうもののことを指すのかと。季節の変わり目に読めたのも相まって、とても良かった。 中盤のふきのとうの章を読んで、ふと、小学生の時に祖父母の家の近くで、雪の間から顔を出しているふきのとうを初めて見たことと、飼っていた犬のことを思い出した。 「畢竟自分の中にある以上のもの、または自分の中にある以下のものは見えぬ仕組みなのだ。」 続編の冬虫夏草も早く読みたい。
- 2025年10月31日
冬虫夏草梨木香歩読みたい - 2025年10月27日
水辺にて梨木香歩気になる - 2025年10月25日
罪の声塩田武士買った - 2025年10月25日
忘れられた巨人カズオ・イシグロ,土屋政雄買った - 2025年10月21日
- 2025年10月20日
紙の動物園ケン・リュウ,古沢嘉通気になる - 2025年10月18日
タイタンの妖女カート・ヴォネガット,浅倉久志読み終わったまた読みたい読んでいる間、ずっとふわふわ浮遊しているような感覚と、皮肉たっぷりな言い回しや哲学的な問いが癖になる作品だった。 作中の戦争や宗教等、過去の実際の出来事を想起させるところが多くあって、もっとアメリカの歴史について詳しければ更に理解が深まったかなーと。 「この極度の挫折を味わった男が、哲学を書いた唯一の火星人であり、この極度に自己挫折的な女が、詩を書いた唯一の火星人であったという事実は、一考に値すると思うね」 とにかく好きな作品だったので、また期間を空けて読み直したい。あと知人に薦められた「スローターハウス5」が姉妹作とのことなので読もうと思う。
- 2025年10月16日
象の消滅村上春樹読み終わった読了。初の村上春樹作品は短編選集から。 結果、独特の比喩表現と、食欲・性欲・睡眠欲の三大欲求が清々しいくらい真正面から描かれるところにまんまとハマる。 ・ファミリーアフェア ・中国行きのスロウ・ボート ・午後の最後の芝生 17篇の中でも、この3篇が特に良かった。たぶん突拍子もないファンタジーな世界観も嫌いじゃないけれど、現実味のある話が好みなんだなーと。 「我らが街、その風景は何故か僕の心をひどく暗くさせた。都市生活者が年中行事のようにおちいるあのおなじみの、濁ったコーヒー・ゼリーのような精神の薄暗闇が僕をまた捉えていた。」
- 2025年10月15日
音楽三島由紀夫気になる - 2025年10月6日
村田エフェンディ滞土録梨木香歩読み終わったまた読みたい何とも形容できないけれど、とても惹き込まれる不思議な作品だった。国や宗教観を超えた 、1匹の鸚鵡と人種の違う5人の友情は本当に羨ましい。 「私は人間だ。およそ人間に関わることで、私に無縁なことは一つもない」 全て読み終えてから村田とディミィトリス、オットーの3人で雪合戦をするシーンを読み返すと涙が止まらない。
- 2025年10月5日
自炊者になるための26週三浦哲哉気になる
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