
sigure
@__d1293o
2026年4月12日
水たまりで息をする
高瀬隼子
読み終わった
すごくすごく心に残ってじわじわと水が染み込んで侵食されていくようなお話だった
わたしも生き延びてしまう側の人間であると思うので、
生き延びてしまうことの残酷さと、「普通」に関する困難さを描く高瀬隼子はそれはそれは相性がいい
ひとに興味を持たず素通りするけれども「普通」でなければ生き延びられない東京
そこから追いやられた先は生き延びる強さが求められる故郷で
別に夫と別れて生きていけばいいだけなのに、それだけ だけど そんなこと なんだよねと思いました
出ていくほどのことではないけど、無視して生活できるほど軽くもない
だから、許したいけども許せない
わたしは家の金魚がいなくなったとき、顔を思い出せるのかなあと思って、帰ってからじっくり見てしまった

