阿部義彦 "地獄の観光船: コラム101..." 2026年4月29日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年4月29日
地獄の観光船: コラム101 (集英社文庫 187-B)
古本屋で、単行本で買った。検索しても9784のコードが入る前(1981年)の古い本なので、こちらの文庫で入力します。私の好きな小説家小林信彦さんが、77年から81年まで「キネマ旬報」に、連載してたコラム集。自分が中一から大学入学までの期間か。私は映画には疎いので、その辺、スターウォーズ等は何となく読んだ。映画の話題よりも、演劇(つかこうへい)や、お笑い(伊東四朗〈ベンジャミン伊東〉の全盛期)が興味深い。後半の批評論が白眉でした。『プロットの〈トリック〉〈落ち〉を活字にするな!』これは常識だと思ってたが当時からそうでは無かったのですね。あと本の批評については、もっと手厳しい。例えば海外物の書評の時、推理小説のエッセンスを把握している人は、〈面白いか、面白くないのかをまずズバリと書く。ところが原稿料は欲しいが鑑定の自信の無い人がいて、そういう人はデータをならべ始めるのだ。料理に例えると味のわからない人である。〉若いだけあって血気さかんな小林信彦さんを堪能しました。
地獄の観光船: コラム101 (集英社文庫 187-B)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved