
like me
@reads193
2026年4月29日

白いしるし(新潮文庫)
西加奈子
読み終わった
再読。
帯にあった「全女子共感」にはやっぱり今回も共感はできなかった。
身を持ち崩すほどの熱情、全てを変えてしまう出会いに憧れるが、そんなものとは縁遠い人生を送ってきた。恋愛においてだけでなく、熱中できるものや譲れないものもないに等しい。夏目ほど生命力が豊かでないので、運命を大きく変えるものを怖がっているのかもしれない。
前回読んだ時はコンプレックスを抉られる部分があったが、今はもう、そうやって生きてきたから今の自分があるしな、と受け入れられるようにはなっている。西加奈子作品を読むと、自分が順調に歳を重ねてきているのを感じる。

