いちのべ "ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス" 2026年4月29日

いちのべ
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@ichinobe3
2026年4月29日
ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス
> 「頭では理解できない理屈や常識では測れない熱量ほど、面白いものはない」(p196) あとがきにあったこの言葉が、この本の醍醐味を端的に表していた。終盤のギリギリの攻防戦。結末には偶然の要素もあるが必然もあり、熱量が無ければ成し遂げられない、だが衝動だけでは達成し得ないものだった。 > 「異常な体制を敷いた管理組合を倒すのは、同様かそれ以上に異常な熱量を持った手島さんのような人が必要だった。本質的に、あの二人はどこか似ているんですよ」(p187) この言葉も本当に示唆的で、胸に重く残った。旧管理組合の行なった全てが悪ではなく、建物の価値を守ることは徹底していたということも。 登場人物が多く、それぞれのパーソナリティの紹介は端的なのだが、その言動から彼らの人柄が見えてくるので覚えやすく、すいすい読めたのもすごい。著者の書く他のルポも読んでみたくなった。
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