
まろ
@maro
2026年4月29日
掃除婦のための手引き書 --ルシア・ベルリン作品集
ルシア・ベルリン,
岸本佐知子
読み終わった
著者自身の波乱万丈な人生を元にした短編集。
虐待、貧困、アル中、3度の離婚と結婚、4人の息子のシンママと、なかなか壮絶な人生を歩んでいると思うのだが、悲壮感や押しつけがましさはなく、カラッとしていて清々しい。
世間でいう幸せ・不幸せの枠組みに留まることなく、自分の人生をのびのびと生きた人だったんだなと思う。
とにかく文章が鮮やかで、彩度が高いって言ったらいいのかな、見たもの、聞いたものをそのまま写し取ったような文章だった。
内容がおもしろかったかと言われるとなんとも言えないが、これはずっと記憶に残る本だと思った。
