
菜穂
@mblaq_0825
2026年4月27日
読み終わった
本のある暮らし
積読家
頑なに拒んでいたオーディブルをついに解禁し、向井理さん朗読の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を聴了。
淡々とした語り口が作品世界に見事に馴染み、自然と物語へ入り込めました。
多崎つくるの喪失感、クロの罪悪感はどこか自分の内側にもある感情で、過去の出来事や置き去りにしてきた想いを静かに思い返す時間にもなりました。作中の「見なくてはならないものを見る」という言葉、そして「人の心は夜の鳥」という比喩が深く胸に残ります。
私自身の巡礼も、そろそろ始める時なのかもしれません。


