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菜穂
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@mblaq_0825
初めまして菜穂(なお)です。 乱読する方で、紙の本を読むことがほとんどです。 活字中毒ではなく紙をめくる中毒です。 密かに積読家として活動しています。 よろしくお願いします。
  • 2026年2月23日
    出版という仕事
  • 2026年2月11日
    猫にかまけて
    読書会のテーマ“音”と“猫”で紹介するために拝読。 元ミュージシャンである町田さんの文章は独特のリズムを持ち、音読したくなる魅力があります。4にゃんズとの日常は可笑しく、思わずニヤニヤ。 しかし途中、静かな場面に胸を打たれ号泣しました。命を預かる以上、避けられない別れがある。 それでも彼らのいない人生は考えられない――猫への深い愛情が滲む一冊です。
  • 2026年2月4日
    キス・キス新訳版
    キス・キス新訳版
    不穏で不思議な物語11作を収めた短編集。 どの作品も英国文学らしい皮肉に満ち、不穏な結末が静かに心をざわつかせます。 答えをはっきり示さない終わり方が読者に委ねられ、想像力を掻き立てられました。 夫婦を描いた作品が多いものの、憧れよりも人間関係の生々しさが残ります。 ロアルド・ダールは初読でしたが、児童文学の印象を覆すブラックな作風に驚きつつも強く惹かれました。なかでも「ウィリアムとメアリー」の結末は思わずニヤリとしてしまいます。
  • 2026年1月29日
    桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
    輪読会にて ⁡ 第15回 「青鬼の褌を洗う女」P288~P319 ⁡ また新たな登場人物、田代とノブ子さんが現れました。田代に惹かれているもののなかなか体を許さないノブ子さんをサチ子とエッちゃんの前で懸命に口説き落とそうとする田代。 この田代がまたなんとも粘っこくて好きになれない。そんな田代の言葉に何か思うところがあったのか、エッちゃんが突然やさぐれてしまいました。 ⁡ そして再び久須美の元に戻ったサチ子。 ⁡ ⁡ この作品、ともかくラストが良き。 お互いに距離を置いているようなところはあるのだけれど、しっかりと信頼し合っている仲なのだというのが伝わります。これが愛だな……。 ⁡ 私も久須美のような人の元で一日ゴロゴロしてにっこり微笑みかけて暮らしたい。お妾さんはちょっと嫌だけども。ちょっと。 ⁡ 主催者さんが本書の中で一番印象に残っている作品とおっしゃるだけあり、本当に良い作品で私も好きでした。
  • 2026年1月28日
    モルグ街の殺人・黄金虫
    モルグ街の殺人・黄金虫
    輪読会にて 第8回 「ホップフロッグ」P169~P188 ⁡ 冗談が好きだと言うわりに面白くもなく、あまり好きになれるような人格でもない国王。 そして、その国王に仕える道化師・ホップフロッグ。 ⁡ いや……なかなか残酷な復讐劇だった。これはミステリーというのかは分からないけれど、この残酷な雰囲気はポー作品って感じます。 ⁡ 冗談はみんなが笑えるものでなくてはなりません。人を貶めたり嘲るような冗談は冗談ではない。そんな事が身に染みる物語でした。 ⁡ ⁡
  • 2026年1月22日
    桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
    輪読会にて 第14回 「青鬼の褌を洗う女」P258~P288 この物語の主人公サチ子はいい意味で人たらしだなと思います。 一見ドライな感情を持ち合わせた人のようにも見えるけれど他人に対して平等に優しい。 そして、特に大切に想う人に対してはより優しい。だから、サチ子に特別な感情を持つ人たちも好印象な雰囲気。 久須美さんもエッちゃんも互いに互いを思いやれる人たち。 不思議な三角関係です。 ⁡ 何より、この二人と出逢ってからはサチ子が母のことをあまり考えなくなっているように感じてホッとしました。 ⁡ この物語どんな風に着地していくのでしょうか。まだまだ予想がつきません。 ⁡
  • 2026年1月21日
    もたない男 (新潮文庫)
    穂村弘さんの読書エッセイで紹介されていたことをきっかけに手に取った中崎タツヤさんの『もたない男』。本書には、著者が“無駄”だと感じたものを淡々と捨てていく姿が描かれています。仕事部屋は不動産の内見のように何もなく、その徹底ぶりに戸惑いと可笑しさを覚えました。しかし中崎さんはケチではなく、物欲も旺盛で、そのアンバランスさがむしろ痛快です。 所有欲の強い私自身も、読み進めるうちに「本当に必要なものとは何か」を静かに問われているような気分になりました。 ミニマムな暮らしを勧める本ではないのに、不思議と背中を押される一冊です。
  • 2026年1月17日
    働くことがイヤな人のための本(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 グリーン な 7-1)
    タイトルに惹かれて手に取った一冊でしたが、働かずに生きる方法を示す本ではなく、人生の不条理とどう向き合うかを問う、哲学的な内容でした。 作中の対話を通じて、「異邦人」や映画「素晴らしき世界」で感じていた理解できなかった違和感が、「不条理を味わい尽くすことこそが救いなのではないか」という一文によって腑に落ちました。 人生は理不尽であることを受け入れ、その上でもがきながら自分の人生を生きる――本書は、そう静かに背中を押してくれる一冊でした。タイトル買いして本当によかったです。
  • 2026年1月15日
    天気が良ければ訪ねて行きます
    SNSで見かけて以来ずっと気になっていた一冊。書店が舞台の物語という点に惹かれ、購入し、お風呂のお供に拝読しました。 都会の生活に疲れた主人公が、冬のあいだ故郷へ戻り、叔母の営む民宿に身を寄せるところから物語は始まります。隣人で同級生が営む書店を手伝いながら、田舎の人々と触れ合うなかで、主人公の心が少しずつほどけていく様子が静かに描かれていきます。 冬の空気をまとった穏やかな物語で、控えめなラブストーリーも心にやさしく残りました。美しい言葉の数々や、本が苦痛に寄り添う存在として描かれている点にも深く共感。湯上がりに余韻を味わいたくなる一冊です。
  • 2026年1月13日
    桜の森の満開の下
    桜の森の満開の下
    坂口安吾「桜の森の満開の下」は、読むたびに主人公である山賊の男と自分自身を重ねてしまう物語でした。恋に翻弄され、限界に達し、相手が消えてしまえばいいとさえ思いながらも、気持ちは離れず苦しみ続けてしまう。自分だけが苦しんでいると思っていたはずが、気づけば相手もまた、依存という形で別の苦しみを抱えていました。 相手が鬼だったのか、それとも私が鬼にしてしまったのか、今となってはわかりません。物語の山賊は共に消えてしまいますが、私は自分が消えてしまう前に去ることを選びました。切なく残酷でありながら、どこか救いも感じさせる余韻の深い作品だと感じました。
  • 2026年1月13日
    翻訳のスキャンダル
    翻訳のスキャンダル
  • 2026年1月12日
    きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐
    きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐
    チャーリー・マッケジー氏の前作『ぼく モグラ キツネ 馬』が大好きだった私は、偶然続編が出ていることを知り、すぐに手に取りました。 本作も温かみのあるイラストと言葉が詰まった一冊です。正直に言えば、前作ほどの大きな感動はありませんでしたが、それでもなお、静かに心に寄り添ってくれる力は変わりません。 一ページ一ページに綴られた言葉は、説教くささや教訓めいたところがなく、まるで友人に肩を抱かれながら励まされているよう。 私はこの本を、贈りたいと思う二人の顔を思い浮かべながら読みました。今いちばん会いたい人たちのことを、あらためて強く想わせてくれる一冊でした。
  • 2026年1月12日
    モルグ街の殺人・黄金虫
    モルグ街の殺人・黄金虫
    輪読会にて ⁡ ⁡ 「おまえが犯人だ」P139~P166 語り手の「わたし」は一体誰やねんと思いつつ、読み進めていく。 登場人物は少なく、犯人絶対こいつやろというのもすぐわかる。 そして犯人を暴く「わたし」の強引さ。 ⁡ こりゃ、ポーは力技でこれ書いたなと薄っぺらな感想を抱いていたのですが、巽さんの解説を読んでこの物語の深みを知ることになりました。 ⁡ 群集心理の危険さかぁ……。 これ、現代の問題点でもありますよね。ポーさすがやなっ。恐るべし。 ⁡
  • 2026年1月11日
    潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)
    輪読会にて ⁡ ⁡ 「賢木」P466~P480 藤壺さんが出家され、悲しみに暮れる光源氏さん。 そんな中、藤壺さんが出家したのをいいことにこれまでの恨み晴らすべくと躍起になっている弘徽殿の女御さん。この人、この物語の中で(今のところ)唯一のヒール役だなと感じます。この方なりの苦しみや哀しみはあるのだろけれど、自業自得のように思えるのでとても援護する気にはなれない。 弘徽殿の女御さんの逆襲に光源氏さんの立場もどんどん危ぶまれていくのですが、この人もまた懲りませんね。 頭中将さんと男同士キャッキャ仲良くしてるところまでは良かったのに…… どうして朧月夜さんを巻き込むのか。考えなしか。 ⁡ はぁ〜となったところで「賢木」は終わり。 「賢木」の感想はまた改めて。 ⁡
  • 2026年1月8日
    四月怪談
    四月怪談
    大島弓子さんの『四月怪談』は、七編からなる短編集です。 『綿の国星』と同じく、絵も物語もふわふわとやさしいのに、その奥には生きることの厳しさや、避けられない「死」の気配がそっと潜んでいます。 本書では死をテーマにした作品が多く描かれていますが、暗さや重さはなく、むしろはかなさや切なさが胸に残ります。死にゆくものと生き続けるもの、その分かれ目を思うと苦しくなりながらも、誰にも等しく訪れる死を静かに受け入れることの大切さを、やさしく問いかけられているようでした。
  • 2026年1月8日
    桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
    輪読会にて ⁡ 「青鬼の褌を洗う女」P245~P257 ⁡ 主催者さんがこの本の中で一番印象的だった作品とおっしゃっていたので楽しみにしていました。 ⁡ 序盤はおめかけさんの母と娘の話が中心。 自分の娘もおめかけさんとして自由にしながら安定した生活を送らせたいと躍起になる母。そして母のことはもちろん、他者にも自分にも興味が薄い様子の娘。 ⁡ 娘の語りで物語は進んでいくのですが、この娘は人のことをdisってばかり。 ⁡ 今でこそ母と娘の問題にクローズアップした本は多いですが、この問題きっと昔からあったんだよな……って。 母と娘って難しい関係です。 ⁡ この娘とは全く逆の環境で私の母はとても良い人だけれど若い頃少しギクシャクしていたこともありました。私が勝手に歪んだ感情でやさぐれてただけだけど。 ⁡ 近い関係だからこそっていうのもあるのだろうけど結局どんな関係も依存しすぎるとダメだし、愛情を自己愛を相手への愛と勘違いし混同させてしまうと相手を苦しめることにもなるなと。 ⁡ ともかく序盤で情報量が多くて、10ページくらいしか読めてないのに雑談が大いに盛り上がりました。 次回も楽しみ!! ⁡ ⁡
  • 2026年1月4日
    重版出来!(20)
    全巻読了 本の業界をもっと知りたいという思いから出会った作品です。漫画という入り口の軽やかさとは裏腹に、本づくりの現場や働く人々の情熱が驚くほど丁寧に描かれており、読むほど胸が熱くなりました。本を読むという当たり前の行為の裏にある無数の努力と想いに気づかされ、自分自身が本に支えられて生きてきたことも静かに思い出します。働き方や生き方を見つめ直すきっかけにもなる一冊でした。
  • 2025年12月23日
    桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
    輪読会にて 第12回 「桜の森の満開の下」 ⁡ 体調不良で2回も欠席してしまったため、まずは「続戦争と一人の女」P200~P210と「桜の森の満開の下」P211~P228までをひとり読み。 P228~P244はみんなで輪読。 ⁡ 「戦争と一人の女」は男視点で描かれていたのに対し「続戦争と一人の女」は女視点で描かれており、そちらの方がより人の危うさや身勝手さが分かりやすかったので共感できるところが多々ありました。 ⁡ 「桜の森の満開の下」は、恐ろしい物語なんだけれど、なんだか儚くて切なくて、関東にいた頃アンダーグラウンドの世界に入り浸っていた自分と重ねてしまいました。 ⁡ ⁡ どちらも読みながら胸にズンとくるものがあったので、全話読了後にまた改めて読み返して感想を書きます。 ⁡
  • 2025年12月21日
    百年の孤独
    百年の孤独
    輪読会にて 12/21㈰ 「百年の孤独/ガブリエル・ガルシア=マルケス、鼓直(訳)」の輪読会at福岡市東図書館 ⁡ 第9回目 P477~P510 4年以上も雨が降り続いたマコンド。 街も人々も退廃していく様子がなんだか切ない。 そんな中アウレリャノ・セグンドは相変わらずあっちにフラフラこっちにフラフラ。 そうして旦那はこんなだし、家の人たちからも軽んじられてると感じているフェルナンダは不満爆発。 なんだろう……気持ちはわからんでもないけれど、なんかみんな少しずつ自分勝手な気がします。 一族のことを考えて動いていたのはやはりウルスラ母さんだけな気がして。 そんなウルスラ母さんも今はもうそのように動くこともできなくなってきているのがもどかしい。 ⁡ P510~P530 ここからはひとり読み ⁡ ⁡ 遂にウルスラ母さんが…… でも、ウルスラ母さんの周りにはいつも先祖(亡霊)や家族が集まっていました。色んな葛藤や苦労はあっただろうけど、孤独ではなかったように感じます。 それにひきかえレベーカはなんとも哀しい最期。 ⁡ そして死の気配はアウレリャノ・セグンドにまで近づいてきます。 バラバラになっているブエンディア家の人たちがまとまり報われる日はくるのでしょうか。 ⁡ ⁡ ⁡ #百年の孤独 #ガブリエルガルシアマルケス #鼓直 #輪読会 #福岡市東図書館
  • 2025年12月18日
    ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
    「月イチ村上春樹に触れよう」という自分との約束から手に取った一冊。古本市で文庫本を買った直後、自宅の本棚に同著の単行本を見つけるという偶然も、この読書の始まりでした。旅にあまり興味がなく、旅行エッセイも敬遠しがちだった私ですが、村上春樹さんの紀行文は別でした。行ったことも想像したこともない土地が、鮮明な映像となって立ち上がり、まるで本人の語りに導かれて旅をしているような感覚になります。外に出て初めて気づく視点や、役に立つか分からない経験の尊さに触れ、旅とは人生そのものなのかもしれないと感じました。 読後、日本国内でもいいから、少し旅に出てみたいと思えるようになりました。
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