

菜穂
@mblaq_0825
初めまして菜穂(なお)です。
乱読する方で、紙の本を読むことがほとんどです。
活字中毒ではなく紙をめくる中毒です。
密かに積読家として活動しています。
よろしくお願いします。
- 2026年1月8日
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇坂口安吾読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 「青鬼の褌を洗う女」P245~P257 主催者さんがこの本の中で一番印象的だった作品とおっしゃっていたので楽しみにしていました。 序盤はおめかけさんの母と娘の話が中心。 自分の娘もおめかけさんとして自由にしながら安定した生活を送らせたいと躍起になる母。そして母のことはもちろん、他者にも自分にも興味が薄い様子の娘。 娘の語りで物語は進んでいくのですが、この娘は人のことをdisってばかり。 今でこそ母と娘の問題にクローズアップした本は多いですが、この問題きっと昔からあったんだよな……って。 母と娘って難しい関係です。 この娘とは全く逆の環境で私の母はとても良い人だけれど若い頃少しギクシャクしていたこともありました。私が勝手に歪んだ感情でやさぐれてただけだけど。 近い関係だからこそっていうのもあるのだろうけど結局どんな関係も依存しすぎるとダメだし、愛情を自己愛を相手への愛と勘違いし混同させてしまうと相手を苦しめることにもなるなと。 ともかく序盤で情報量が多くて、10ページくらいしか読めてないのに雑談が大いに盛り上がりました。 次回も楽しみ!! - 2026年1月4日
重版出来!(20)松田奈緒子読み終わった本のある暮らし積読家全巻読了 本の業界をもっと知りたいという思いから出会った作品です。漫画という入り口の軽やかさとは裏腹に、本づくりの現場や働く人々の情熱が驚くほど丁寧に描かれており、読むほど胸が熱くなりました。本を読むという当たり前の行為の裏にある無数の努力と想いに気づかされ、自分自身が本に支えられて生きてきたことも静かに思い出します。働き方や生き方を見つめ直すきっかけにもなる一冊でした。 - 2025年12月23日
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇坂口安吾読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第12回 「桜の森の満開の下」 体調不良で2回も欠席してしまったため、まずは「続戦争と一人の女」P200~P210と「桜の森の満開の下」P211~P228までをひとり読み。 P228~P244はみんなで輪読。 「戦争と一人の女」は男視点で描かれていたのに対し「続戦争と一人の女」は女視点で描かれており、そちらの方がより人の危うさや身勝手さが分かりやすかったので共感できるところが多々ありました。 「桜の森の満開の下」は、恐ろしい物語なんだけれど、なんだか儚くて切なくて、関東にいた頃アンダーグラウンドの世界に入り浸っていた自分と重ねてしまいました。 どちらも読みながら胸にズンとくるものがあったので、全話読了後にまた改めて読み返して感想を書きます。 - 2025年12月21日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 12/21㈰ 「百年の孤独/ガブリエル・ガルシア=マルケス、鼓直(訳)」の輪読会at福岡市東図書館 第9回目 P477~P510 4年以上も雨が降り続いたマコンド。 街も人々も退廃していく様子がなんだか切ない。 そんな中アウレリャノ・セグンドは相変わらずあっちにフラフラこっちにフラフラ。 そうして旦那はこんなだし、家の人たちからも軽んじられてると感じているフェルナンダは不満爆発。 なんだろう……気持ちはわからんでもないけれど、なんかみんな少しずつ自分勝手な気がします。 一族のことを考えて動いていたのはやはりウルスラ母さんだけな気がして。 そんなウルスラ母さんも今はもうそのように動くこともできなくなってきているのがもどかしい。 P510~P530 ここからはひとり読み 遂にウルスラ母さんが…… でも、ウルスラ母さんの周りにはいつも先祖(亡霊)や家族が集まっていました。色んな葛藤や苦労はあっただろうけど、孤独ではなかったように感じます。 それにひきかえレベーカはなんとも哀しい最期。 そして死の気配はアウレリャノ・セグンドにまで近づいてきます。 バラバラになっているブエンディア家の人たちがまとまり報われる日はくるのでしょうか。 #百年の孤独 #ガブリエルガルシアマルケス #鼓直 #輪読会 #福岡市東図書館 - 2025年12月18日
モルグ街の殺人・黄金虫エドガー・アラン・ポー,巽孝之読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 「モルグ街の殺人」「盗まれた手紙」 P65~P115 体調崩して前回お休みしてしまったので、P65~P88までは1人読み。 「モルグ街の殺人」悲惨な事件の犯人は思わぬものでしたが、結局事件を引き起こすきっかけとなったのは人間。人間の身勝手さを痛感するような物語でもあるなと思いました。 語り手と同様デュパンすごーいとなり、次作品もデュパンが登場するとのことでワクワクしながら次作へ。 「盗まれた手紙」事件の概要をざっと把握して、久しぶりの輪読会に参加。 途中でみんなで推理してみたところ、案外近しい答えが出ました。 しかし、デュパンの話が長い!話聞いてる間に倒れる人出てきそうなくらいの勢い。 そして盗まれた手紙は見つかったけれど、その後どうなったのか気になるまま物語は終わりました。 デュパンが登場する物語は、これで終了。 サヨナラ、デュパン。 - 2025年12月7日
エッセイの書き方岸本葉子読み終わった本のある暮らし積読家岸本葉子さんが、エッセイに必要な文章術を丁寧に解説してくれる一冊。ご自身のエッセイを例に、文章の組み立て方を具体的に示してくれるため、とても理解しやすい。私はSNSやブログで文章を公開してきたが、読み手を意識しつつも文章力に悩み続けてきた。本書はすぐに答えをくれるわけではないが、書き続けるための確かな指針を与えてくれる。どうせ公開するなら、読む人に喜んでもらえる文章を書きたい。そんな思いをあらためて確認できる一冊だった。 - 2025年11月30日
かないくん松本大洋,糸井重里,谷川俊太郎読み終わった本のある暮らし積読家福岡市総合図書館の古本市で出逢った『かないくん』。本書は「死」をテーマにしながら、重く沈みきらず、胸の奥に静かな問いを残します。私はこれまで多くの死を経験してきましたが、何度向き合っても慣れることはありません。特に、大切な人が傍からいなくなる恐怖は消えないままです。本書は、死を理解できない自分や恐れを抱く心を否定せず、そのまま受け入れていてもいいのだと、そっと教えてくれました。いつか訪れる「始まり」のときに、答えが見えてくるのかもしれません。 - 2025年11月29日
([お]8-1)おとぎ話の忘れ物 (ポプラ文庫 お 8-1)小川洋子,樋上公実子読み終わった本のある暮らし積読家Cafe oticotiさんで出会い、帰宅後すぐに購入した一冊。樋上公実子さんのイラストをもとに紡がれた四篇は、よく知るおとぎ話とは似て非なる世界でした。残酷さの中に美しさと切なさを秘め、淡々と描かれることで不思議な静けさが際立ちます。プロローグに登場する「忘れ物図書室」の怪しさにも心を掴まれ、まさに小川洋子ワールドを存分に味わえる短編集でした。 - 2025年11月26日
モルグ街の殺人・黄金虫エドガー・アラン・ポー,巽孝之読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第3回 P39~P65 いよいよデュパンが動き出したと思ったらあっという間に犯人が判明。犯人はまさかの…… デュパンが犯人特定に至った理由を友人(語り手)に詳しくわかりやすく(読者が長々と喋りはるなと感じるくらいに)説明します。 しかし、この事件はこれで解決ではありません。起きなくてもよかったであろう殺人事件がなぜ起こってしまったのか。 ここからデュパンがどのようにして解決していくのか楽しみです。 - 2025年11月22日
「前世」からのメッセージ PHP文庫ブライアン・L・ワイス読み終わった本のある暮らし積読家長く積読していた一冊を、ようやく手に取りました。かつてスピリチュアルに深く傾倒していた頃に知った訳者夫妻をきっかけに購入した本です。前世療法という考え方には半信半疑な部分もありますが、催眠療法そのものへの関心から興味深く読み進めました。患者たちが気づきを得て苦しみから解放されていく姿には、心を打たれるものがありました。盲信も全否定も同じく思考停止であり、大切なのは自分を縛る思い込みを手放すことなのだと感じます。前世の真偽は分かりませんが、潜在意識に触れることは、今の自分を知る手がかりになるのではないかと思いました。 - 2025年11月21日
- 2025年11月20日
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇坂口安吾読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第9回 「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」 P175~P199 野村はどこか間が抜けている。それでいてやはりこれまでの物語に登場した男たちのように理想の女像を求めるのですよね…… 「高められた何かが欲しい」と目の前にいる女に満足しない。 坂口安吾の物語に登場する男たちはきっと自分の愚かさを自認はしているんではないかと思うのです。その愚かさを改善すれば高められたものが手に入ることも。 分かっていながら環境や状況や相手のせいにするしかない人間の愚かさを描いてあるのかなと私の足りない頭で薄ら感じるのでした。 続の方は珍しく女の視点で描かれています。 これがびっくり!!女視点で描かれると急にグッと共感できるようになりました。坂口安吾が描く女視点なのでどこか捻れているのかもしれないけれど、それを踏まえた上でも男たちより全然共感できる。そして切ないほどにこの女の気持ちがわかってしまいます。 「人間のやること、なすこと、どうして何もかも、こう呆気なく終わってしまうのだろう」 切ない…… 何度も言いますが、坂口安吾の物語を深く読み解くにはやはりエッセイを読まねばならん。と、いいつつまだ読めてません。 代わりに影響を与えた人、影響を受けた人を見てみたら影響を与えた人で町田康の名が出てきて妙に納得。 影響を受けたのは葛西善蔵らしく、この方は知らなかったので少し追ってみよう。 - 2025年11月20日
本を守ろうとする猫の話夏川草介読み終わった本のある暮らし積読家読友さんからいただいた本です。喋る猫に導かれ、本を救うために異世界へ旅立つ物語。 本への愛を再確認させられる。 登場人物が本を心から愛しており、読後には「本とともに生きる幸せ」を静かに感じました。 - 2025年11月19日
異邦人カミュ,窪田啓作訳読み終わった本のある暮らし積読家4年ぶりに再読 前に読んだときはコロナ禍と重なり不条理さが胸に刺さりました。再読では、主人公ムルソーの孤独に深く共鳴し、自分の若い頃の感情と重ねて考えました。不条理を描きながらも、この物語は絶望ではなく、生きる勇気を静かに与えてくれる作品だと実感。時を経た今だからこそ、心に響き、読み継がれる価値を持つ一冊だと改めて感じました。 - 2025年11月12日
モルグ街の殺人・黄金虫エドガー・アラン・ポー,巽孝之読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて 第2回 P24~P39 『モルグ街の殺人』 いよいよ事件が始まったー!!と思ったら思いの外残虐な事件で空気は一気におどろおどろしくなりました。 そして少し読み進めてみると、あれ?私この話知ってる気がする……犯人はうろ覚えだけど。 どうやら再読のようです。前いつ読んだのか全く記憶にない💦 デュポンがお世話になった方の無実を晴らすために動き出します。 それにしてもデュポンは優しい。皮肉っぽさもなく、連れ添う友人にも優しく提言するし。 私は元々ミステリーを読む時もストーリーを楽しむだけで推理なんてできないけれど、デュポンのアドバイスはしっかり頭に留めておきたい。 証人たちの言うことはみんなバラバラ。どこかにこの事件の真相を解き明かすキーがあるのだろうけども。 デュポンがどう解決していくのか楽しみです!! - 2025年11月9日
読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて P428~P450 『賢木』 こちらでは遂に光源氏の父・桐壺帝がお亡くなりに。 みんなが哀しみに暮れる中、光源氏さんも大層哀しまれるのですが、そんな時でもいやそんな時だからこそなのか女性たちへの想いはそれぞれに募ります。 今回もだいぶ気持ち悪かったよ、光源氏さん。 この方は”愛”というものを理解できぬまま成長していくのだなと私は感じました。 想っている女性たちへの思いやりが感じられないのですもの。 でも、これは現代の視点で読んでしまうからなのかもしれません。正直私は『源氏物語』の良さを理解できないまま読んでいます。それについて悩みすぎてChatGPTに相談してしまうほど。 光源氏の魅力が理解できないのは、ある意味紫式部の描いているものを感じとれてるのだとChatGPTはいうのですけどね。 併読している『百年の孤独』と重ねてしまうのもおかしな話ですが、光源氏さんもまたずっと孤独。自分の居場所を探し続けているように思えてなりません。 - 2025年11月9日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直読んでる本のある暮らし積読家輪読会輪読会にて P411~P450 遂にアマランタまで…… これでブエンディア家の一世代目と二世代目で生きているのはウルスラ母さんだけとなりました。 ブエンディア家の人ではなけれど、ブエンディア家と深く繋がりのある占い師ピラル・テルネラもウルスラ母さんと同様長生き。 いっそのことこの2人は物語が終わるまで生きてて欲しい。その頃は何歳になっていることやら。 そして五世代目のメメは悪行を繰り返し母の逆鱗に触れ存在が無くなったものとされてしまいます。 P450~P475 ここからは一人読み 実際に遭った事件”バナナ虐殺事件”をモデルにしたお話が描かれており、何ともスリリングで読む手が止まりませんでした。 ”孤独”が指すものが未だによく分かりませんが、何だかそれぞれが孤独。 ブエンディア家全員孤独を抱えて生きている。 人はみなそんなものなのかもしれません。 ただブエンディア家が抱えている孤独はもっと深いところにあるようにも感じます。 みんなが幸せになるために生まれ故郷を離れ、新たな土地で生活を始めたまでは良かっただろうに…… 村が発展し、文明が発達していくほどに問題が起こりそれがどんどん大きなことになっていき、闘わねばいけなくなり。 人ってなぜ平和に生きていけないものなのだろう。今はまだそんな軽い感想しか浮かばないのですけどね💦 - 2025年11月6日
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇坂口安吾読んでる本のある暮らし積読家読書会すみれ輪読会にて P161~P174 「戦争と一人の女」 今回の主人公は野村という男。 淫奔(いんぽん)な女と夫婦同然の暮らしをしている。 坂口安吾の描く男はみんなどこかこじれている。そして女はみんなどこか感情が欠落していて性に自由。 どこまでも行き違う男と女。その滑稽な様子は傍から見ていると面白いのだけれど、現実となると頭抱える。そして自分にも思い当たる節が無きにしも非ず。 男女のあれこれの中に戦争の悲惨さもさらりと混じえて描いているのはさすがだなとも思いました。 とにもかくにも坂口安吾はエッセイを併読した方が理解が深まりそう。読まねばと思いつつ追いつけていません。 - 2025年11月5日
モルグ街の殺人・黄金虫エドガー・アラン・ポー,巽孝之読んでる本のある暮らし積読家読書会すみれ輪読会輪読会にて P9~P23 「モルグ街の殺人」 新しい作品がスタート。私自身にとっては初めてのミステリ作品の輪読。 ポーの作品がミステリの元祖なのだと聞き、ワクワクしながら読み始めました。 初めは分析力というものがいかに素晴らしいものなのかということを理解するためのゲームの解説から始まり…… 物語の主要人物たちがようやく登場したかと思ったら、男子2人が怪しげな館で楽しげにキャッキャして。なんだか微笑ましくてクスリ。 いや、事件はいつ始まるんかーい! どうやら次回輪読するところからの様子。 どんな展開になるのか楽しみです。 - 2025年11月3日
放課後ミステリクラブ2Gurin.,知念実希人読み終わった本のある暮らし積読家
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