由々 "教養の再生のために: 危機の..." 2026年4月29日

由々
由々
@kk_2329
2026年4月29日
教養の再生のために: 危機の時代の想像力
p.22-74/168 --- "私は差別というものは孤立していないと考えています。明治以後の日本に強くあった差別の一つは、朝鮮半島の人たちに対する民族差別です。そういう差別と男女差別と、貧富の差による差別は、みんなつながっている。差別は一つであって、反対するか、支持するか、どちらかです。この差別だけは反対で、この差別だけは賛成ということはありえないし、私はそういう人を信用しない。(※橙)"(p.44) "前提としてまずは戦争、それから貧困をなくさなければならない。それを全うできるとは誰も思わないでしょう。しかし、そういう理想に対する執念を作り出すことがそもそも教養の役割でもあるはず(※赤)"(p.52) "もし、アメリカが踏み切ろうとしている行為が人類に対する罪に他ならないと判断するなら、それに対して何をする用意が自分にあるのだろう、(略)せめて市民的不服従(civil desobedience)に値する行動を起こすべきだろう、と考えました。しかし「忙しさ」を理由に、結局なにもしませんでした。(略)いまの生活で何がほんとうに大切で、何は捨ててもよいか、と基本的考察を怠ってきたことを感じざるをえません。"(p.64) "経済の低迷を不平等の口実にしては取り返しのつかないことになりかねません(※橙)"(p.64) --- 線を引くところがいっぱいある。世界がどんどん混沌としてきているいまこそもう一度読まれるべき本。
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