
読書日和
@miou-books
2026年4月30日
満天のゴール
藤岡陽子
読み終わった
あの本、読みました?で紹介されていて手に取った一冊。
看護師資格を持ちながら一度も働いたことのない主人公が、夫の裏切りをきっかけに、10歳の息子を連れて実家へ戻る。
過疎化の進む町で看護師として働きながら、高齢の患者たちの「死の迎え方」と向き合い、自分自身を立て直していく物語。
なんだけど、最初は正直かなりイライラ。幼すぎない?しがみつきすぎじゃない?相手のあんまりな言い草に右往左往する主人公が焦ったい。でも気づけば、続きが気になって夢中に。
しっかりしすぎている息子の言葉、早く大人にならざるを得なかった時間、そして回収されていく伏線。
読み終えて思ったのは、死に方は、そのまま生き方なんだということ。
最初の印象と、読後の余韻がまったく違う一冊。



