
栞
@cbes_5o__
2026年4月30日

複眼人 (角川文庫)
呉明益,
小栗山智
読み終わった
始終海や雨の描写があるからか湿度の高く感じる物語だった。生き切ることの大切さを謳いながらも、生きる辛さや様々な死、そして人間が過去から行なってきた愚行を記し、自然や他者の命とどのように関わり合いながら生きていくべきなのかを考えさせる作品。私自身、よく考えてしまう内容でもあるけれど本当に難しい問題だなと思う。
最後、トトがオハヨへ変わってまたアリスのもとへ帰ってきたかのような一行がとても素敵だった。