
青
@sora-ga-aoi
2026年4月30日

アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
読み終わった
人生の縮図のような物語。
知的障害者の主人公チャーリイは、手術によって急速に知能が高くなる。
賢くなったことで得るもの、失うもの。
賢いからといって幸せとは限らない。
しかし、こうやって素晴らしい読書体験ができ感想を発信できるのは、基本的な読み書きができるからでもある。
チャーリイと自分を重ねて辛いところもあったが、読み終えることができてよかった。
チャーリイがアルジャーノンを逃した場面は痛快だった。
こういうタイトル回収、好きだなぁ。
この報告書は、まるでジェットコースターのような人生を表している。
だが、勉強してすごく賢くなる人もいるし、歳をとり学んだことを忘れてしまう人だっているだろう。
早急なことが異質だが、これがゆっくり進んでいくのが人生なのではないか?
老後のことを考えると、このラストは他人事ではなかった。
人生の終わりに何を思うかが、幸せとは何かの答えかもしれない。



