じょるじゅ。 "天動説の絵本" 2026年5月1日

天動説の絵本
天動説の絵本
安野光雅
立川市にある、PLAY! MUSEUM で開催中の「生誕100周年記念 安野光雅展」にて購入しました。 絵本嫌いな子供時代を過ごした私が好きで読んでいた数少ない絵本の一つが、安野さんの『ふしぎなえ』だったのですが、恥ずかしながらこちらは初見でした。 対象が「小学校中級〜大人まで」となっていたので、「天動説や地動説の詳細について、子供に聞かれることもあるからかな?」と思っていたのですが、大間違いでした。本当に大人も対象です。 そう感じた理由は、内容や絵も然ることながら、安野さんの「解説とあとがき」に書かれた想いの数々に胸を打たれたからでした。 “天動説を信じていた昔の人びとがまちがっていたことを理由に、古い時代を馬鹿にするような考え方があってはいけません。今日の私たちが、私たちにとっての真理を手に入れるために、天動説の時代はどうしても必要だったのです。” “ここで、知っていることと、わかっていることを区別して考えてみてほしいのです。” “天動説時代に人びとはなにを考え、どのような暮らしをしていたかを理解することができるかどうか、ということです。” 特に最後の2段落は、深く心に突き刺さりました。 どのような言葉なのかは、実際にお手に取ってお確かめいただけますと幸いです。
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