あおちゃん "凍りのくじら" 2026年4月30日

凍りのくじら
凍りのくじら
辻村深月
大学時代に一番好きだった本。 あの時はSFという、 見えている世界をより楽しくすることができる視点に 惚れていたんだろうな。 リフレーミング。 そこに惹かれるのは今と変わらないところかも。 ただ、これを一番好きと言っていた学生時代に 少し病んでた?と問い掛けたくなる気持ちもあるくらい 久しぶりに読むと暗かった。 特に今の自分に刺さったのは、 人間の脈絡のなさを舐めない方が良いという文章。 まるで今の私にかけられているような。 近くにそういう人がいて欲しくないけど たしかにいるなと。 もっというと理解できないコンテクストが彼らにもあるのが より複雑にさせる… あとは年齢を重ねたからか、 職業柄か、母親との最後の時間も刺さった。 こんなに母が残した視点に目頭を熱くさせていただろうか。
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