
時間のかかる読書人
@yoko45
2026年5月1日
読んでる
@ 独立行政法人 国立病院機構 埼玉病院
③未熟さを共有する練習
子どもの未熟さを共有するのにもっとも使いやすいツールが宿題です。特に小学校低学年であれば、親が子どもの宿題の丸つけをすることや、音読を評価する役割を求められます。
こうした機会を活用して、子どもの「未熟さ」を共有していくのです。宿題が学力向上と相関がないというデータもあるようですが、宿題は「その程度の目的」のためだけに行っているのではないと理解しておいてほしいものです。
目的は「子どもの未熟さを共有すること」ですから、宿題が間違っていても叱る必要はありませんし、むしろ間違っていたときには「お母さん(お父さん)も、それは苦手だったなあ」「やっぱり、あなたは私の子どもだね」などと伝えていくと良いでしょう。もちろん、「苦手だったらしなくていい」という話ではないので、励ましながら取り組んでいくことが大切です。こうした未熟さの共有を通して子どもは、自分が万能ではないこと、万能じゃなくても見捨てられないことが実感として心身に染み込んでいくのです。