
汐見
@siomi250927
2026年5月1日
未明の砦
太田愛
読み終わった
太田愛さんならではの社会派小説。
労働問題が大きなテーマ。4人の非正規工員達が、自分達の置かれている不条理な状況を労働法、憲法の変遷などから学び、封殺されそうになりながらも会社や公安といった大きな組織に対して立ち向かう。
声を上げて権利を主張することの難しさ。永遠に搾取され続ける状況だと認識しながらも、変化や弾圧を恐れて踏み出せない周囲の気持ちも分かる。分かるからこそ、この小説の熱が響く。カタルシスのある小説。

