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汐見
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@siomi250927
ゆるっと記録。日々読書、休日音楽🎻
  • 2026年7月4日
    チーム・バチスタの栄光
    Audibleにて。 ドラマ・映画は当時観ていて原作小説は初。 朗読がドラマのキャスティングに寄せられていた気がする。人物を想像しながら聴いた。 事件解明後の主人公の行動や、院長との会話、チーム・バチスタの執刀医とのやり取りが思いがけずすごく良かったので記録。 過去の映像作品でも描かれていたのかもしれないけど、この辺りはまったく覚えていなかったので嬉しい発見だった。 事件自体も聞き取り調査の面白さや、犯人が判明するシーンのハラハラ感など楽しんだ。
  • 2026年7月1日
    さあ、気ちがいになりなさい
    さあ、気ちがいになりなさい
    読書会で珍しくSFが紹介されていて面白そうだったので。 いやー面白かった!好みにヒット。 SFに限らずミステリーや喜劇、幻想要素のある短編集。奇抜な世界に有無を言わさず放り込まれる感じが好き。そこで起きる心理劇や話の巧みさを楽しんだ。 「狂気」を扱った話が多かったかな。読み終えた後、少し現実を疑ってしまいたくなる。 自分にとってはすごく娯楽小説。 訳者の星新一さんのあとがきによると関西落語の手法に通じる話もあるとのこと。
  • 2026年6月29日
    この夏のこともどうせ忘れる
    深沢仁さんということで入手。短編集。 秘密を抱えた高校生たち。青春と呼ぶには少し仄暗いかもしれない。 書籍としてのタイトルが秀逸。一瞬を切り取れば確かに物語なのだけど、刹那の心理的冒険というのはきっと大人になるにつれ忘れて去ってしまうのだろう。淋しいけれど健全かもしれない。
  • 2026年6月29日
    ドロップぽろぽろ
    著者がぽろぽろと泣いてしまったエピソードを集めたエッセイ。 素敵な文章を書く人だなあ。全体的に明るすぎないパステルカラーみたいな雰囲気。 感傷的で、柔らかくてあたたかい。 一編が短めなので就寝前にゆっくり読むのにおすすめ。
  • 2026年6月29日
    エピクロスの処方箋
    人間や医療は無力だという雄町先生の基本理念は、家族の病気や患者に真摯に向き合ってきたからこその考えなのだろうな。 無力であってもそれが絶望する理由ではない。 無力であると知った上で最善を尽くすこと。 静かに熱い医療小説。
  • 2026年6月25日
    あと少し、もう少し(新潮文庫)
    再読。 男子中学駅伝を目指す6人の、かけがえのない一瞬の物語。 それぞれに抱えるものはありながら、みんな眩しいなあ。大人として読んでいて背筋が伸びる。 子どもと大人の間の時期。ぐるぐる考えていることそれ自体が真っ当に素直な思春期という感じ。 素直すぎる・優しすぎる感もあるけど、瀬尾さんの本はその明るさを得るものとして読むことが多い。心情の描写がとても好き。暗くないけど、懐かしさをはらんだ切なさがある。 陸上未経験で顧問になった美術教師、上原先生の独特の空気感に和んだ。生徒の導き方は一つではない。
  • 2026年6月24日
    トンデモ学説をぶった斬ったら比較言語学の入門書になった件
    言語学を超えて、人文系学問への態度を学ぶことができる。 トンデモ説を鵜呑みにしないために、自分の頭で考える・検証することがいかに大切かということも。
  • 2026年6月24日
    スピノザの診察室
    シリーズ2冊目を読む前に再読。 著者インタビューで「自分が思うかっこいい医者を書いてみよう」「自分はどういう医師になりたいのかというイメージを突き詰めていった」と語られている。 高い技術、哲学的な視座、家族と患者を思う気持ち。自らの権力やキャリアに拘らず後進を育成する。確かにこんな医師に出会えたらとても幸運だと思う。 医師も患者も人間である。当然のことをしみじみと感じる。 無力だとしても手を取り合うこと。細やかな勇気と安心を与え、受け取ること。 個人的に、この一年で在宅看護やケア系のノンフィクションをいくつか読んだこともあり、初読時より少し解像度が高かった気がする。
  • 2026年6月20日
    ときどき旅に出るカフェ
    苺のスープ、ロシア風ツップフクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ……不思議な名前のメニューを想像しながら読むだけでも楽しい。 カフェオーナーの女性が外国に足を運び現地の味を確かめながら作るメニュー。近所にあったらいいなと思う素敵なお店。 そんな少しの非日常を味わえる空間に、日常の謎や、複雑な人間関係など現実味が加わりバランスが取れているなあと思った。 読むと少しの元気をもらえたり、夕暮れの窓明かりのようなほのかな明るさを感じる本。シリーズ2冊目も読むのが楽しみ。
  • 2026年6月20日
    あれは何だったんだろう
    もはやエッセイというよりショートショートに近いのでは。 シュールな妄想ワールドに身を委ねる。自分も「こんな世界ゼリーになってしまえ」と唱えたい。 文庫化されるかな?されるといいな。 クラフト・エヴィング商會の挿絵も本文と同じくらい楽しい!とてもシンプルなのに洒落が効いていて上手いなあと感じる。 それほど詳しくはないけど、ナガノ先生の世界観に共通するものを感じる。「発電」とか漫画化してほしい。という妄想。
  • 2026年6月14日
    夢もまた青し 志村の色と言葉
    夢もまた青し 志村の色と言葉
    志村ふくみさんにまつわる本を読みたく、『一色一生』の次に読んだ。 娘さん、お孫さんと三世代で染織の世界に携わっているそうで、志村ふくみさんご家族複数の文章によるエッセイ集。 染色や藍建ての話はやっぱり興味深かったし、今後勃興することは難しいと思われる手仕事を現代にどのように残していくのか、ということも常日頃真剣に考えているのだろうなあと感じた。 「たとえ負けると分かっていても、肝心なのは負け方」という言葉が本書の冒頭辺りに出てきたのが印象的だった。 娘の志村洋子さんは西欧の文化も学ばれていて、日本との色の作り方、捉え方の違い等も面白かった。
  • 2026年6月14日
    一色一生
    一色一生
    染織家・志村ふくみさんのエッセイ。 植物から色を抽出し糸を染める中での気づき、藍建ての難しさ、灰汁の重要性、織りに見る哲学など。 ふくみさんの染めと織りの着物を調べてみると、おお……!となる。実物を見てみたい。今後の展覧会のアンテナを張っておこう。 個人的に色彩関係に興味があるので面白かったし、自然や美といった大きなものに向き合い続けた人の深みを感じる。読書好きでもあるようで、全体に軽やかさも感じる文章。 p.13 "色はただの色ではなく、木の精なのです。色の背後に、一すじの道がかよっていて、そこから何かが匂い立ってくるのです。 私は今まで、二十数年あまり、さまざまの植物の花、実、葉、幹、根を染めてきました。ある時、私は、それらの植物から染まる色は、単なる色ではなく、色の背後にある植物の生命が色をとおして映し出されているのではないかと思うようになりました。それは、植物自身が身を以て語っているものでした。こちも側にそれを受けとめて生かす素地がなければ、色は命を失うのです。"
  • 2026年6月14日
    Y字路はなぜ生まれるのか?
    街歩きに出たくなる。 Y字路を見つけたくなる、その正面の角にあるものを観察したくなる! 俯瞰で地図を眺めるのも楽しい。行ったことのある場所もない場所も。 長野駅周辺と宮崎駅周辺の街路網の複雑さも興味深かった。旅先でもこういう観点を持てると楽しいだろうなあ。まずは近場を観察しつつ。 大量のY字路を浴びた後にコラムで紹介される高知県大川村にある「川」字路がなんだかツボにハマった。縦に平行に伸びる三叉路。すごい。
  • 2026年6月12日
    立ち上がる時 下
    立ち上がる時 下
    上巻からずっと2人の苦しい関係を読んできて、下巻でやっと安らぎのような時間が訪れる。 レオの家族がとにかく素晴らしい。救いの存在。 フランソワの精神的な成長、レオの心身の変化。 人の良い部分は簡単に隠れてしまうことを肝に銘じる。困難の時にも自分の良い部分を失わないこと(きっとすごく難しいけど)。相手の良い部分を信じること。 久しぶりにここまでの再生の物語を読んだ気がする。
  • 2026年6月12日
    立ち上がる時 上
    立ち上がる時 上
    交通事故で下半身付随になった俳優フランソワ、彼と同棲を始める予定だった愛人レオ。 いわゆる幸せの絶頂からの転落。 2人の視点が交互に入れ替わり、急激な変化の中で歩み寄ろうとしては傷付きあう関係がリアルに描写される。 冒頭では無邪気で若く美しい、何者でもない女性のように思われるレオ。彼女に忌避感を持たず読み進めてほしい。どこからくるパワーにせよ、想像以上の強さを見る。
  • 2026年6月12日
    灯台へ
    灯台へ
    ほぼ一気読み。面白かったー。 スコットランドの島にあるラムジー家の別荘が舞台。集まった人々の視点がシームレスに切り替わりながら、それぞれの心の声が滔々と紡がれる。 言葉や身振りで表立って表現しない間にも、人は膨大なことを思考している。取り止めがなく少しのことで意見が変わったり、或いは変わらない部分にその人の芯を垣間みたり。 各々に人生があり思考がある、そんな人間同士が関係を築くことのなんと難しく複雑な営みのだろうと思わせられる。妥協を重ねながら時に突き放し時に歩み寄り。 全てが完璧に満足いくわけではなくても、ふと自分と周りを俯瞰した時に幸せだと感じることができるラムジー夫人の心持ちが印象に残った。
  • 2026年6月8日
    宙ごはん
    宙ごはん
    主人公の女の子の成長を見守る。不完全で不器用な大人たちに囲まれながら、見習いたくなるような真っ直ぐさ。 悲しいこともやるせないこともたくさんあるけど、全体を通して不思議と澄んだ雰囲気の本。 与えられる優しさや愛情を当たり前と思わずちゃんと汲み取ること。 強さと優しさって表裏一体だなあと思った。
  • 2026年6月8日
    夫のカノジョ
    夫のカノジョ
    Audibleにて。 中身入れ替わり系。無理のある設定は深く気にせず、書かれている社会のシビアさや登場人物の成長を読む。 第一印象からは見えないもの。家族であっても知ろうとしないと見えないもの。など。 読後感が良かった。
  • 2026年6月4日
    デスチェアの殺人 下
    デスチェアの殺人 下
    〈ワシントン・ポー〉シリーズ6作目。 しばらくかけて1作目からAudibleで聴き直して、やっと最新刊を読めた。 キャラクターの個性と、シリーズを追うごとの内面や関係の成長が魅力。ポーとティリーのコンビ大好き。 事件は陰惨なものが多いけど、文面にはシニカルなユーモアもありとにかく読んでて楽しい。 毎回最後まで読み終えた瞬間に次作が待ち遠しくなる。 著者あとがきもいつもユーモア全開。 英語版は7作目が出ていて、今年の夏に8作目も出るらしい。邦訳待ちどおしい。
  • 2026年6月4日
    デスチェアの殺人 上
    デスチェアの殺人 上
    激推しシリーズです。6作目。
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