"華氏451度〔新訳版〕" 2026年5月1日

紺
@hatopoppo
2026年5月1日
華氏451度〔新訳版〕
華氏451度〔新訳版〕
レイ・ブラッドベリ,
伊藤典夫,
小野田和子
帯やあらすじに「現代社会を風刺」などと書くのは、どんでん返しがあることを書くのと同じようにやめてほしいなと思う。 序盤のクラリスと話しているシーンや家庭内の描写(ラウンジ壁や白い道化師など)は本当に意味がわからず投げ出しかけたが、モンターグが行動を起こし始めてからは、フェーバーと過ごしたかけがえのない時間や、一種の重さを持った言葉が響いた。 p.103 "事実"をぎっしり詰め込んでやれ。ただし国民が、自分はなんと輝かしい情報収集能力を持っていることか、と感じるような事実を詰めこむんだ。そうしておけば、みんな、自分の頭で考えている気になる。動かなくても動いているような感覚が得られる。
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