バンブーイン・ブルー "文庫版 狂骨の夢" 2026年5月1日

文庫版 狂骨の夢
2026年5月1日、読了。 初めての京極夏彦作品。 友人が勧めてくれた一冊がこの『狂骨の夢』。 「世の中にはね、不思議なことなど何ひとつないのだよ。」 整理していけば怪現象のようなことも、色んな事象が重なれば現実に起こりうる…。 いくつもの事件や登場人物たちの経験が一つに集約されていく様は本当におもしろかった。 歴史、科学、宗教、その人の生い立ち…実際に同じような事件が起きたらここまで調べ上げることが出来るのか。なかなか途方もないことのように感じました。 だからこそ京極堂の持つ知識と勘、というよりもそれを描く京極夏彦の様々な作品に対する考察や敬意に脱帽…。 「辞書読んでるの?」と聞かれたくらい見た目も分厚い文庫だけど、厚くなる理由がよくわかったし、これがこの人の作品の醍醐味なんだなと思いました。 友人に借りて早2年と少し、二回ほど挫折もありましたが、 とても自分好みの作品で最終的に自分でも購入。 これから姑獲鳥から読んでみようと思います。
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