キリチャン "このクソみたいな社会で“イカ..." 2025年11月13日

このクソみたいな社会で“イカれる”賢い女たち
よんだ よんでよかった〜っっっ わたしはうつ当事者ではなく、韓国の2030でもないのだけど、本当に読んでよかった。 火病という言葉をわたしは知らなくて、そうなんだ……と思った 日本で生まれ育った人間として、朝鮮民族の、とくに女性の、とくに農村部に暮らす人々の抱える怒りについて「そりゃそうだよなあ」と感じた。あと何度も「うつ病は極めてアメリカ的な病気」であるという指摘がされていた。 この本に出てくる女性たちはみな「賢い」から、自分たちの憂うつが社会構造に起因するものだと理解していて、それでよけいにしんどいのだという話 そんなひどいめにあったわけではないけど、わたしもすごくすごく理解できるな〜と思った。「自分のせいだったらどんなにいいか」という語りもあり、ぎゅっとなった。 また、彼女たちがくちぐちに「ソルリの訃報を聞いた日、韓国であなたがあなたらしく生きようとすれば、結局死ぬことになるというお告げのように思えた」、「ク・ハラが死んだときは毎日朝起きると二時間泣いてた。すごく罪悪感があった」と述べていたのがとても印象的だった。 あと、2016年の江南駅事件。2016年のことを韓国のフェミニストたちはみんなで強く強く共有していて、それはわたしが想像しても、とても及ばないのだろうなと思った。だから何もしなくていいということではないのだ。
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