saeko "誰もがデザインする時代のデザ..." 2026年5月2日

saeko
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@saekyh
2026年5月2日
誰もがデザインする時代のデザイン
誰もがデザインする時代のデザイン
エツィオ・マンズィーニ,
中山郁英,
八重樫文,
岡本晋,
森一貴,
石塚理華
そこそこに分厚い鈍器本でまあまあ骨が折れたが、飛ばし読みしつつなんとか読み切った。 デザインと名のつく仕事をしつつも所謂デザイナー的な出自ではない自分にとって、デザインという行為を「現状をよりよくするためにどう行動すべきかを決定する省察と戦略的感覚を必要とする思考と行動」と広範に定義して、デザイン能力は誰もが持っているものであり、デザインの専門家は関係者同士の対話を支援するために能力を発揮すべきだという考え方は示唆的だった。 やはりデザイナーというと、グラフィックデザインやWebデザイン、プロダクトデザイン、ソフトウェアのUIデザインというハードスキル的な能力を持った人々を思い浮かべてしまうが、本書の中ではサービスデザイン、ストラテジックデザイン、コミュニケーションデザインといったより抽象度の高い物事を対象としたデザインに関する話題が出てくる。これらの能力をひとくくりにデザイナーが持っているものとするのはナンセンスな気がする。デザインというひとつの言葉に対して指すものが多様すぎて、ひとつの組織、ひとりの人間だけが担うこととするのは非現実的だなという納得感がある。 ソーシャルイノベーションについて語られる話題を、株式会社における事業活動に読み替えるのは少し情報変換コストが高かったけど、自分の仕事への向き合い方に影響を与えられるような学びがあった。
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