
めがね
@matsu_97
1900年1月1日

銀河鉄道の夜 (角川文庫)
宮沢賢治
まだ読んでる
銀河鉄道の夜だけ先に読了
少し昔の言葉遣いとキリスト教など宗教の理解が自分には難しく、解説を読まないと完全な理解には至れないので後ほど見ることにする。
完全に文学的な作品かと思っていたが、化学の要素もかなり多く、それが風景描写をより彩らせていて読んでいて楽しかった。
少しのきっかけでカムパネルラを避けるようになってしまったジョバンニは本当はカムパネルラのことが大好きで、銀河鉄道に乗車してからはふたりの時間がすごく活き活きとしていて微笑ましかった。
色とりどりに光る夜空の中の列車は苦しいことなんてまるでないのに、タイタニック号からの乗客と出会ったところで全てがわかってしまって苦しくなった。「どこまでもどこまでも一緒に行こう。」とふたりで決意していたのに、その言葉から急にカムパネルラだけ進んでいってしまうような感覚が怖かった。ジョバンニの目が覚めてからは自分の心臓もはやるようだった。
かなり余白のある最後だったので、カムパネルラ視点の銀河鉄道も是非読んでみたい。