しゃけ茶漬け "正欲(新潮文庫)" 2026年5月1日

正欲(新潮文庫)
ある事件に関わる複数人からの視点で描かれた欲の正しさについてのお話し。  多数派の価値観が一般的と呼ばれる社会のあり方に疑問をもてた。  他者から理解されることを諦めた性的指向の少数派同士が「つながり」を感じているのに対し、自分の正しさに自信をもつ検事の家族関係が冷えていき、つながりが希薄になる描写が印象的だった。  解説が秀逸で、物語のテーマをわかった気にさせてくれました。再読したい。
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